以前にスコア740を取ったので、800を表題にしましたが、その後600台後半を彷徨っています。なので、目標を少し遠く感じていますが、いまさら直すのも何なので、このままで進もうと思います。
さて、最近の学習法は以前に書いた通り、TOEIC公式問題集2の問題演習です。リスニングの内容を、通勤時間に聴いて、何度聴いても聴き取れない部分は、家でスクリプトチェックします。退勤時はボーッとして聴き逃してしまうことも多く、出勤時をメインにしています。流し聞きで頭に入るレベルには遠く、集中して聴かないと頭に入ってきません。
それなりに周回したので、内容をある程度覚えてしまっている部分もありますが、内容から英文を類推できる部分もあり、それがリスニングの助けになっています。一見それは駄目なのでは、と思えますが、音と意味の関連付けを脳に植え付ける点で有用だと考えています。音で理解するのと、文字で理解するのは、完全に同じではないですからね。自分は音声より文字から入ってきたので、文字で見れば理解できても音声で聴くと理解できないことが多く、この辺は鍛えたいところです。
リーディングは、如何に早読みするかに尽きるのですが、知っているようで正確には知らないイディオムや単語があると、つっかかります。TOEICレベルの場合、まるで分からない単語が出てくることは少ないのですが、中途半端に理解しているものが出てくると、変に解釈して文章の意味が通らなくなり、理解を妨げることがあります。単語やイディオム、文構造などの基礎体力は、地道に挙げていかないとですね。
そしてTOEIC用の解答テクニックとして、正解だと確信できる選択肢があったら、それをとっとと選んでしまうことだと思います。自分は慎重に、その他の選択肢がハズレである理由の裏付けも取りたいタイプなのですが、違うものを違うと証明するのは、地味に大変なので止めた方が良いと気付きました。引っ掛け問題への対策としては有用なのですが、その辺は公式問題集を解いて、どのようなタイプの引っ掛けがあるか、あらかじめ把握しておけば、ある程度対応できると思います。引っ掛けと言ってもそんなに嫌らしいものではなく、浅はかな理解だと誤答へ誘導されるようなタイプのものです。
というわけで、最近はTOEICに特化した勉強一辺倒です。以前のように、海外ニュースをソースにした学習も良いかと思いますが、それなりにスラング表現なども入ってくるので、TOEIC向けの勉強とは別に考えた方が効率的だとは感じました。時間が限られる以上、非母国語を勉強するに当たっては、まずは分野を絞っておくのが吉ですね。