TG-5を1年間使ってみて

TG-5を購入してから1年以上経ちました。アクティビティ関連で撮影する時は必ず利用するので、稼働率で言ったらミラーレス一眼(E-PM1)やスマホカメラ(SO-01H)より高いと思います。基本的にかなり満足していますが、長いこと使ってみて気づいた点、分かった点がありますので、つらつらと書き綴ってみます。

画質は、やはりミラーレス一眼に劣ります。E-PM1は10年近く前のエントリー機なので、HDR撮影などTG-5の方が優れている部分も多いのですが、斜陽の中、両カメラで撮影した2枚を比べると、E-PM1のディテールの方が勝ります。超望遠を除いて、TG-5がE-PM1の役割を食ってしまうかもしれないと思っていましたが、そこまでではありませんでした。

操作性で気になるのは、ズームレバーです。何だか時々引っ掛かるような感じになるんですよね。引っ張ったらそのまま戻らなくて、指で押し返して戻すことがたまにあります。軽く検索した範囲では、同様のコメントは見つけられませんでした。個体の問題か、調べ方が良くないのか。

そしてカメラの特性上、ケースには入れずに剥き出しのまま、ポケットに突っ込むことが多いです。そのせいか、液晶画面の保護フィルムが約1年ほどで剥がれてしまいました。後ほど替えを買ってきて、貼り直す予定。1年なら消耗品として割り切れるかな。

そして気づかぬうちに、レンズ前面にも細かい傷がたくさん付いてしまっていて、ちとショックでした。撮影した写真で傷が気になるようなことは現状ないですが、もう少し気を付けようと思います。レンズキャップを付けられるようにする、という選択肢もありますが、撮影までにワンステップ増えてしまうのが難点です。従来のコンデジのように、撮影時だけレンズが露出するようになっていれば良い気もしますが、メカニクルな機構が増えることによるデメリットもありそうで、悩ましいです。

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