購入経緯
これまでE-PM1を使ってきて、大きな不満もなかったのですが、より高性能なカメラも使ってみたいと思うようになりました。良さを知らないと欲しいと思うキッカケもなかなか作れないですしね。
と言うわけで、当初はE-M1を購入するつもりでしたが、markIIIが出るか出ないか微妙なタイミングで、なかなか購入に踏み切れません。E-MXが出たことで、E-M1の後継機がいつ出るかも不確実性が増しました。そんな中で登場したE-M5 markIII。スペックはE-M1 markIIに匹敵します。というわけで、2019年12月07日、購入に踏み切りました。選んだのはシルバーボディ。まあ、この数か月後にE-M1 markIIIが発売されるのですが、欲しいと思ったときが買い時ですし。既にこの時点で、購入を検討してからだいぶ日が経っているので、押さえきれませんでした。
使用感想
大体2ヶ月ほど使ったので感想です。ちなみに製品レビューというより、このクラスのカメラを初めて触った人間の感想になります。主にE-PM1との比較ですね。
まずこれまでE-PM1を使っていたので、大きさの違いを感じますね。でもE-M5が大きいというより、逆にE-PM1が小さすぎるという感想です。E-M5の方が手に馴染む感じが良いです。もともとE-PM1は、パンケーキレンズを付けて、コンデジのように携帯するスタイルも想定していたので、当時としてはこの小ささに大きな意味がありました。けれど、現在はTG-5がその役割を果たしているので、必須ではないです。重さに関しても、特に気になりません。
シーン撮影でHDRが使えるのが嬉しいです。HDRは、TG-5で初めて使って、その便利さに感動しました。完全に期待通りに機能するわけではありませんが、大体の傾向を把握できれば、使いどころを押さえることが出来ます。
バリアングル液晶は、花などの接写撮影で使ってみました。回転のさせ方に慣れが必要ですが、これまで液晶を見られなかったシチュエーションでも液晶を見ながら撮影できるのはうれしいです。
そしてビューファインダーがあるのが、思いのほか嬉しかったです。ついついファインダーの覗いて構えてしまいます。昔銀塩を使っていた頃を思い出しました。ファインダーの中に集中できるので良いです。ちなみに液晶モニタとビューファインダーの切り替えに熱感知を使っているのか、釧路の氷点下環境で撮影した際に、切り替えがおかしくなりました。顔をファインダーから離しても、液晶表示に切り替わらなくなりました。ただ、動作保証温度であるマイナス10度を下回っていたかもしれません。この現象は一時的なもので、その後復活しています。
タッチパネル液晶になっているので、焦点位置の指定操作などが楽です。ただどうしても片手持ちになった際に手ブレするので、微調整はキー操作で補完します。
SDカードとバッテリーの収納場所が別になっているのも、良いです。大した不便があるわけではないのですが、何となくSDカードを換装する際に、バッテリーのある場所を開けるのが好きではなかったからです。
まだまだ使いこなせていないと思うので、これからも色々なシチュエーションでたくさんの写真を撮影していきたいです。
作例
作例というほどのものでもありませんが、門司港にて、E-M5 markIII+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm f3.5-6.3 EZで撮影した写真です。