CEATEC JAPAN 2010

今年も行ってきました。事前に印刷したバーコードをリーダーで読み取るのですが、昨年と同じく上手くいかず。ぱっと見渡しても、まともに入力出来ている人のほうが少ないのでは…?

まずはホーム&パーソナルゾーンを回ります。ここが一番人が多いですね。ソニーブースとか東芝ブースとか、ステージイベントが始まると、ゲームショウばりに通路が混み合います。昨年もこれほど混雑していましたっけ?

最初は、シャープブースのクアトロンテレビ。本当に色鮮やかですね~。自然風景や花の映像が中心だったので、その他の映像はどう映るのか気になります。

それからソニーブース。ソニーは昨年に続き、3Dを特に押していますね。

続いてドコモブースでは、様々なR&Dを出展しており、面白かったです。個人的に一番興味を惹かれたのが、磁力によって3D映像に触れた感覚を再現するものでした。それなりに並んでいたので、体感は諦めました。

NHK/JEITAブースでは、デジタルエコホームということで、車や自転車のディスプレイがあったり、地デジカが並んだりしていました。

東芝ブースでは、テレビとDynabookに関する展示がメインでした。ブース内が混雑していたので、途中で折り返しました。もしかしたら、他にも主要な展示があったかもしれません。それと、噂のスレートPCも参考出展されていました。触ってみたかったですが、案の定たくさん並んでいたので、断念です。

そして、事前にデジタルヘルスケア関連が注目という記事を見たので、少し覗いてきました。コンティニュアヘルスアライアンスという接続規格のようなものがあるのですね。デジタル家電におけるデジタルリビングネットワークアライアンス(DLNA)的なものでしょうか。…そういえばDLNAブースは見てくるのを忘れてしまいました。一応以前に仕事で携わっていたので、経過はウォッチしておきたかったのですが…

ここからは、ビジネス&ソサイエティゾーンへ。

富士通ブースでは、まず全周囲立体モニタシステムやバイオセンサが気になりました。バイオセンサは化学寄りで、内容が掴みきれませんでしたが。スパコン展示は、実物の中身が見られて面白かったです。あと曲面ディスプレイも気になりますね。展示物ではつなぎ目に10~20センチ程度の枠があり、シームレスに360度繋がっていませんでした。説明員の方に聞いたところ、枠の部分にはバッテリー等が入っているので、それを円柱の中心部に持っていけば、シームレスな画面を実現できるそうです。個人的には、円柱のなかに仮想空間があるかのように見せられたら、面白そうだなと思いました。

アルプスでは、空間入力デバイスが気になりました。カメラで手の動きを認識して、テレビの操作をするという内容です。操作感覚は何となく想像できたので、体験しなかったのですが、具体的にどれくらいの精度なのかを知りたくなってきたので、体験しておくべきでした^-^;

そして恒例の村田製作所ブースのステージにて、ムラタセイサク君とムラタセイコちゃんのチャレンジを見学しました。だいぶ賑わっており、肉眼ではほとんど見えませんでした(><)。終了後は、セイサク君とセイコちゃんのストラップつきボールペンをいただきました。ワイヤレス給電絡みの展示を見たかったのですが、どれが対応するのか分からず…orz

その後はぶらぶらとイベントホールに行ってみたり。途中、アニメキャラのタペストリーがあって何だろうと思っていたのですが、ボーカロイドを出しているヤマハでした。

というわけで、今年もCEATECを楽しく見学しました。ホーム&パーソナルゾーンでは、ミーハーに最新家電等を眺め、ビジネス&ソサイエティゾーンでは、近未来の技術要素を先見してきました。上記記事に上げた村田製作所を始め、数点見かけたワイヤレス給電は気になりますね。バッテリーの着脱や、本体への装着忘れ防止など、地味に嬉しいです。

あと、特筆はしていませんが、やはりセンサ類は面白いです。ショックセンサや超音波センサ、その他諸々…。センサは世界とデバイスのインターフェイスですから、それが広がればデバイスで出来ることも格段に広がります。それを考えるのが楽しいです。ろくなアイデアが思い浮かびませんが。

それと、操作できるデモがある場合、実際に触ってその精度を体験するのは、展示会の醍醐味なので、やっておくべきだと思いました。これは、後日ネットなどで調べても、なかなか分からないことですしね。

というわけで、来年もまた行きたいです。

前回の見学レポート

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