Embedded / IoT Technology 2017を見学

2017年11月16日、Embedded Technology 2017を見学してきました。前回は2015年に見学していたので、2年ぶりですね。数年前からIoT Technologyも共催していますが、あまりEmbedded Technologyとの違いを感じることはなく、シームレスに楽しめます。また、パシフィコ横浜が会場ということで、自宅や職場から近い立地が気に入っています。

今年は午前半休を取って、駆け足で見てきました。セミナー系を久しく受講していないので、申し込み。特定の技術を詳しく知りたい気持ちはなかったので、幅広く技術的な展望を聞いて刺激を受けたいと思い、坂村健博士の特別講演を聴講することにしました。

9時45分くらいにみなとみらい駅に着いたら、会場へ向かい、事前登録証を来場者バッジと交換します。それからアネックスホール2階に行き、セミナー会場のあるホールへ向かいました。

毎年聴いている人にはお馴染みのことも多いのでしょうが、初めて受講した身としては、色々と新鮮で面白かったです。技術に対する「熱」があって刺激を貰いますね。

  • TRONがIEEEで世界標準になる。OSとしてはPOSIX以来。
  • 中国では、モバイル決済とシェアリングサービスがかなり進んでいる。
  • エッジノードは機能を軽くして、複雑な機能はクラウドに任せる。通信品質の劇的な向上により、こうしたやり方が可能になった。
  • AI自体の開発では、日本はもう出遅れ感が否めない。AIの活用といった応用研究を進めるべき。
  • グローバル化を意識し、オープン化を意識せよ。

あと「ちーがーうーだーろー」がお気に入りのようで、4、5回ほど使われていました。下の句は、会場にハゲがいるので、自粛されていました。

続いて展示会を駆け足で見学です。予想以上に時間がなくなってしまったので、本当に駆け足でめぐって、キーワードなどからトレンドを探るくらいしか出来ませんでした。

見たところ、特別多く見かけたキーワードはなく、例年通り、デジタルサイネージ、AI、検証サービス、アナライザ、電気関連、センサー、フォント、通信規格と言った様々な種別やレイヤの要素技術が並んでいました。そんな中、複数見かけたけど知らなかったキーワードがLoRaです。後で調べたところ、IoTで活用が期待される通信規格でした。

短い時間でしたが、普段の仕事とは違う技術に触れる機会は、刺激的で良かったです。都合が合えば、また来年も見学したいですね。

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