CEATEC JAPAN 2009

CEATEC2009を見学してきました。幕張メッセでAKBのイベントも開催しているらしく、道中にはダフ屋や、CEATECのビジネスマン狙いの不動産勧誘やらがいて、カオス。

CEATEC JAPAN 2009 の写真レポートはこちら

さっそく会場へ。二次元バーコードを印刷した用紙を、入り口備え付けのバーコードリーダーで読み取るのですが、上手くいきません。結局手入力。他にもそうした人は多く、読み取り精度は良くないのだと思います。

さっそく会場内を回ってきました。細かい感想は別途述べるとして、一番の印象は3Dテレビですね。初歩的なものは来年くらいから出てくるでしょうから、あとはコンテンツが追いつくことを期待します。

まずは3Dテレビです。うちはSONYブースに10分ほど並び、ゲーム系のコンテンツを見ました。奥行き感がすごいですね。感覚としては、立体視で見るのと同じ見え方です。ぎらつき感が多少あるのは気になりました。長時間見ると疲れそうなので、改善を期待したいですね。ちなみに、一番自然だったのは、NERV NEWS 24でした。今後の進歩としては、見る角度によって見える映像も変わると、より3Dらしくて良いなあと思います。

続いて3Mブース。バックプロジェクションによる人物投影には驚きました。以前のCEATECで見たような気もしますが、すっかり忘れていました。最初見たときの不思議感は、すごいです。

DLNAブースも、以前製品に関わっていたこともあり、ちょこっと見ました。いまひとつメリットが伝わりにくいのが難しいところですね。目新しい技術として売り込むより、基盤技術化していくほうが良いのかもしれません。

東芝ブースでは、CELL REGZA一色でした。ステージでは、モンキーパンチ氏と潮晴男氏のトークイベント。最後にはモンキーパンチ氏直筆のルパンが抽選番号68番の人にプレゼントされました。良いなあ~。CELL REGZAは、圧倒的なスペックが気持ちいいですね。まあ、お値段てきに買うことはないでしょうけど(笑

あとは、タッチパネル関係を良く見かけました。センサネットワークはあまり見かけませんでした。面白いこと出来そうなんですけどね。あとNICTの次世代ネットワークはいろいろ面白そうです。研究段階ですから、実現するにしても当分先でしょうか。

その他には、タイコエレクトロニクスアンプの一人乗りリニアモーターカーや、日産のロボットであるエポロが楽しかったです。特にロボットものは、つい食いついてしまいます。ロボットといえば、HRP-4Cのことをすっかり忘れていて、見られなかったことが唯一心残りでした。

モバイル関連はあまり見ていませんが、進化の方向としては通信網の低コスト化と高品質化でしょうか。コンテンツに関しては、基本的なところではネットに繋がれば何でも出来るので、進化の方向があまり予測できません。多少ずれますが、個人的にはホログラムディスプレイのようなものが実現できれば、モバイル環境の利便性向上に役立つ気がしますが、どうでしょう。

他には、PLCのブースを少し見ました。既存の設備を生かせるお手軽さは良いと思います。その強みを殺さぬように、いかに簡単に導入できるかがポイントだと思います。

といった感じで、今回のCEATECの感想は終りです。もう少し研究系のネタを見て回りたかったですが、いざ現場でパネルを見ても、すぐにはイメージが湧いてこないんですよね。少し時間を置くと、あれやこれや考えられるのですが。普段からアイデアを持っていないと、駄目なんでしょう。

ちなみに、前回の見学は2007年でした。

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