2023年02月11日、池袋サンシャインシティのワールドインポートマートビル4F展示ホールAで開催された全プリキュア展を見学してきました。最初はゆるりと行くつもりでしたが、想像以上の盛況ぶりで、休日のチケットはほぼ売り切れです。会期も長いようでわりとあっという間なので、土曜日の19時台入場回のチケットを買いました。最初は18時台入場のチケットを買うつもりでしたが、もたもたしている間に売り切れました。
会場に向かう途中にあるサンシャインシティ通りには、全プリキュア展フラッグが掲示されています。フラッグ1枚につき、表裏にそれぞれ2名から3名のプリキュアが描かれています。基本的に同系色で組み分けされている感じです。緑チームは貴重……!ちなみにフラッグは別の箇所にもあって、そちらは作品単位になっていたりするようですが、夜遅かったこともあり、そこまで回収する気力はありませんでした。
19時台入場といっても、19時から入れるわけではありません。A/B/Cとグループ分けがあり、それぞれ19時、19時20分、19時40分に入場となります。自分はCグループの30番台でした。なのでどちらかといえば、20時入場に近いですね。ちなみに各グループは200番あたりまであるようです。一旦屋外で入場列を形成させられて、その後入場時間が近づくと屋内に移動となります。雨天時は大変なことになりそうだな、と思いました。
オーディオガイドは列に並ぶ直前に借りる必要があります。ガイドキャラは、なぎさ/ほのか/ソラ/ましろの4名から選べます。自分はましろさんにしました。この後ひろプリを数話見ると、ソラさんのガイドがどんなだったのか気になってきました。
入場口にある20周年記念のモニュメントは、混雑を避けるために、入場時に各グループで撮影してから入場する形式になっていました。そして入場時に貰えるクリアフォトカードは、スイートプリキュア♪でした。
その後は歴代シリーズの年表が横長パネルで掲示されています。しかし、入ったら先へ進むように促されてしまい、ここはじっくり見られませんでした。エリア間は一方通行で逆流禁止なので後で見ることもできません。
次のコーナーは、全プリキュア展のために描き下ろされた歴代プリキュアのイラスト展示コーナーです。ここがとにかく混んでいました。シリーズ単位でワンショットにして、何とか全員撮影しました。声優さんのサインやメッセージが入っているイラストと、そうではないイラストがあります。これは大阪会場までに全員分メッセージが入るんですかね。
次のコーナーは、プリキュアの等身大フィギュアが展示されています。まあ女子中学生なので当然ですが、小さいっ、というのが第一印象でした。頭部が大きいので余計そう感じるのかもしれません。
そして各作品ごとのコーナーが続きます。主な内容は絵コンテの展示であり、併せて玩具の展示もあります。またブースの内装は、それぞれの作品をモチーフにした飾り付けがされていて、こだわりを感じさせます。ハートキャッチプリキュア!の場合はお花が飾られていて、スマイルプリキュア!の場合は本棚になっていて、キラキラ☆プリキュアアラモードの場合はお菓子のセットになっていて、といった感じです。それぞれの作品のテーマやモチーフを思い出せて良いですね。
一方で、プリキュアと対峙してきた悪の組織についても、フィーチャーされています。名前の紹介などはありませんが、黒背景に白線で各作品の組織単位の集合イラストが描かれています。プリキュアと比べて、敵側は結構忘れてしまっていますね。見たことあるけどどの作品が分からないっ……ということも結構ありました。
最後はひろがるスカイ!プリキュアのキュアスカイとキュアプリズムの等身大フィギュアが展示されていて、このエリアの締めとなります。
続いてのエリアは撮影禁止エリアなので写真はありません。原画や設定資料、台本等があったかと思います。壁面に展示物があるので、鑑賞者は壁に沿って歩いて回る形になります。あまり時間もなかったので、後ろの方から流すように見て回りました。やはり1時間強の見学時間では足りません。
次はエリアは、プリキュアの変身シーンをたくさんの画面で同時に見られる巨大スクリーンがあります。これはとにかく圧巻で、SNS上では入場口にあるモニュメントと並んでよく見る画像でした。
続いてグリーティングエリアを抜けて、プリキュアメッセージルームに入っていきます。ここには、プリキュアという作品を生み出すにあたっての思いが綴られています。残念ながら閉場まで時間がなかったので、きちんと内容を読むことはできませんでした。
最後は物販コーナーです。もともと人が多いことに加えて閉場間際のため、商品棚に近づくことも一苦労です。加えてほとんどが品切れなので、売っている商品を探すことが大変です。どうせなら全プリキュア展の商品が欲しいので、色々確認しつつ見つけたのが、キュアブロッサムの陶器コースターでした。図録も興味はありましたが、物販の枯渇の窮状は事前に聞いていたので、はなから諦めていました。
帰りは、往路で見たフラッグの裏側を撮影しました。表裏同じイラストだと思っていたので、裏側が別のイラストだと気づいていませんでした。
というわけで、全プリキュア展楽しみました。TOKYO MXの2枠で歴代作品の再放送を見ているので、まだそこに登場していない中間くらいの作品が、お久しぶりに映りました。また、会場内はかなり混んでいるので、逆流禁止などのレギュレーションは致し方なしかなあ、と思いました。そしてどちらかというと大人をターゲットにした展覧会だと思いますが、小さい子たちも多く見かけてプリキュアという作品の強さを感じました。小さな女の子が母親から「好きなプリキュア何だったっけ?」と訊かれて「ぜんぶー!」と答えていたのが印象的でした。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。かなりたくさんあります。でも絵コンテ展示の写真は、潰れてほとんど見えないですね。オリジナル画像ならそこそこ見えますが、さすがにサーバ容量がきついです。