2022年5月、微動雲台(Vixen 3562-01)を購入しました。ハンドル操作で、上下と左右の2軸方向の微量な角度移動を行なうことができます。超望遠レンズで天体を撮影する場合、僅かな角度のズレで目的とする天体がフレームの遥か彼方へ移動してしまいます。微動雲台がない頃は、トライ&エラーで狙った位置に収めようと頑張ったり、それでも無理な場合は焦点距離を短くして後でトリミングしてきました。
購入後は天気の都合などもあり、なかなか使う機会がなかったのですが、先日中秋の名月を撮影するため、300mm(35mm判換算600mm)のレンズを微動雲台に装着してみました。手元でハンドルを回転させてもほとんど角度が変わっているようには見えないのですが、レンズを通してみるとしっかり移動しています。いやあ、これは実に便利ですね。なかなか本格的な天体観測に行けていませんが、そろそろ出かけてみたいです。