しぶんぎ座流星群観測にチャレンジ

2022年01月04日の夜に、しぶんぎ座流星群の観測にチャレンジしました。極大は同日の未明でしたが、実家にいて撮影機材がなかったため、夜にチャレンジしています。極大を外したしぶんぎ座流星群はなかなか厳しい感じがしますが、1枚でも写真で捉えられればという心持ちです。

22時15分から23時30分の間で撮影しました。肉眼で確認できた流星はありません。やはり渋いですね。レンズは単焦点の明るいレンズ(f1.8/17mm)を使い、ポラリエUを用いて、3分間ほどライブコンポジット撮影します。手応えがないのがつらいところですが、南天のオリオン座を中心にして撮影を続けました。

ISO-800/f1.8/露光時間5秒/焦点距離17mm(コンポジット合計約3分)/9分の1程度にトリミング

帰宅後は写真を確認します。結果として、最初の1枚にとても細い流星が1個映っているだけでした。しかも運悪く、天体観測用ライトの赤い光が被ってしまっています。というわけで、赤色を消すべく色調を青色に寄せて、且つ細い流星を視認できるようにした結果が、上記の写真です。本当はオリオン座の横を流れる流星といった構図と狙っていたんですが、オリオン座全体と映せるほどの流星は捉えられませんでした。ベラトリックスだけかろうじて収まっています。

なお、人工衛星はいくつか映っていました。パッと見流星と似た一筋の光として映るので、何度かぬか喜びしました。人工衛星は、破線になったり、一定の太さだったりするので、よく見れば簡単に流星と区別ができます。

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