Yes!プリキュア5~鏡の国のミラクル大冒険

先々週の土曜日、「Yesプリキュア5~鏡の国のミラクル大冒険」を鑑賞してきました。各所を回っていると、大きなお友達は公開2週目の週末に見た方が多いようでした。うちは、女児たちで大混雑のなかに見に行く”とびっきり勇気の扉”を開けられず、あえて人が少しは減るだろう2週目に行きました。ですが、それは間違いでした。無邪気にプリキュアを応援する子供たちを見て、癒されましょう!何とも微笑ましい空間なので、「大きなお友達向け、プリキュア5映画版の楽しみ方。@たまごまごごはん」でも書かれているとおり、むしろ大入りのときこそ行くべきです。エンディングでは、一緒に歌いだす子もいて、まさに子供向け映画冥利に尽きると思います。

さて、ここから映画の感想です。ネタばれしちゃうので注意してください。あと、劇場パンフレットはもろにネタばれなので、鑑賞予定のかたはご注意ください。

前半は、和気藹々とした展開で、ギャグもあり、各メンバらしさが出ていて良かったです。また冬私服やドレスなど、いろいろな衣装が見られたのもポイント高いですね。

少し気になったのは、ザ・たっちへのフューチャー度合い。正直、ほんの少し参加するぐらいに思っていたので、これは予想外でした。思いきり本人の持ちネタも登場しているし。でも、「ゆうたいりだつ~」は、一番会場の笑いが大きかったと思います。小さい子の笑いのツボは違うんだなあ…

さて、いよいよ物語も佳境に差し掛かり、ドリームコレットが発動するというピンチな状況になってしまいました。ここをどう繰り抜けるのか。皆が注目する中、実はピンキーが1匹足りませんでしたー、って何てオチ。会場から笑いが溢れました。

一方、今回の第2の主役であるダーク組ですが、これは良すぎです。特にダークドリームが良いですね。他のダークプリキュアに比べて、心情がより細やかに書かれ ていたのが大きいと思います。このようになったのは、ダークドリームは唯一、変身前の「夢原のぞみ」をコピーしていたから、という意見を「ゴスロリなダークドリーム@だーくときどきどきどききゅあきゅあ」で見て、すごく納得。

しかし、劇場ではマジに泣きそうになりました。特にダークドリームのところで。もう馬鹿らしいくらいに、ものすごい真っ直ぐにメッセージをぶつけてくるんですね。それをこちらも真っ直ぐに受け取るから、涙が溢れないように、上のほうを向いたりして大変でした。

一方、OPの漫才は、非常に楽しい作りになっていました。飛んだライトがココをかすめるシーンなんかは、最高でした(笑)。最初何でこんな前説があるんだろうと思っていたのですが、今回の映画は「観客参加型映画」と銘打っていたのですね。あとで知りました。

そして、EDはテレビ版とほぼ同じで、前半の衣装に若干アレンジがある程度。これは嬉しいような、映画専用のEDも見たかったような…。そして、最後に第5 作製作決定のアナウンス。これは新たなプリキュアなのか、プリキュア5の続編なのか、気になります。個人的には、プリキュア5であって欲しいなあ。今のプ リキュア5の勢いを考えれば…(追記:「Yes!プリキュア5GOGO!」決定しました!)

その他、いろいろ思ったところを、ざっくばらんに書いてみます。

冒頭、ミルクがのぞみの頭に乗っかっているシーンは良かったですね。ミルクとのぞみは似た者同士通じ合うものがありますが、最近は、保護者かれんとの描写が多かったので、のぞみとこうして密着するのは、案外新鮮です。PFEのとき密着してるじゃん、というツッコミはなしで(ぉ

そして、 最後、スーパープリキュアになったはいいけど、いきなりPFEを繰り出すプリキュアご一行。スーパープリキュアのありがたみが分からないーーー!てか、最 後にクリスタルを戻すさいに、蝶のように飛べたことぐらいでは…。子供向け映画の尺の短さゆえ、しょうがないのですけどね。

と、そんな感じです。もう一度くらい見に行きたいなあ、と思わせる出来なので、プリキュア5好きなら是非!

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