劇場版きんいろモザイク Thank you!!鑑賞+舞台挨拶ライブビューイング

2021年08月21日、チネチッタにて劇場版「きんいろモザイク Thank you!!」を鑑賞してきました。新宿のバルト9で行なわれている舞台挨拶のライブビューイング付きになります。というか、チネチッタでも翌日に舞台挨拶があるのですが、映画自体に気づいたのがチケット発売翌日という体たらくでしたので、完売御礼でした。

舞台挨拶感想

上映前に舞台挨拶があります。なのでネタバレなしのトークになります。上映後はネタバレトークOKの良さがありますし、上映前はトークの内容を踏まえて本編を見れる良さがあります。

キャストの皆さんの仲が良いので、色々エピソードトークも豊富で楽しい舞台挨拶になりました。文章で繋げるのは大変なので、箇条書きで書き連ねます。例によって僅かなメモと記憶ベースなので、間違っている箇所もあると思います。

  • 原作最終回のときには、みんなで集まってチーズフォンデュしたり、ソーセージ作って食べたり。
  • その後連載された「Best wish」。これもアニメ化してほしいねー、という話。
  • 印象的なシーンについて。
    • 夏の海に行く回で、電車のなかでみかんに顔を描いたシーン。
    • “あーやややや”という綾のおばあちゃんのくだり。
  • 8月20日が陽子の誕生日だったので、田中さんがTwitterで内山さん宛にマンガ肉をたくさん載せた激しいツイートを送ったけど、内山さんは気づいていなかった。
    • たぶんこれ。https://twitter.com/Manami__TANAKA/status/1428656015491297284
  • Rhodanthe*のライブの、さつきいろハルジオンの振り付けを自分たちで作ったことについて。
    • 練習していたら、田村ゆかりさんに「がんばってね」と声を掛けてもらった
  • ファンとの距離の近さがきんモザのイベントの特長。
    • ファンの方たちにMVに出演してもらったりした。
    • 撮影が押していたのに、終了後誕生日をお祝いしてもらったりした。
  • 今回の映画のアフレコは、コロナ禍の影響で全員集まらず、グループごとに収録した。
    • その話から、叙々苑のお弁当が出たという話になり、内山さんが自分たちの時は出ていなかったと、食べ物に陽子ばりの反応。
  • キャスト同士の仲の良さについて。
    • 交換日記などをして、距離が縮まっていった
    • 誕生日のメンバに、他のメンバから誕生日プレゼントをするのが恒例になっている
    • クソコラ写真集(当人談)とか、手の込んだオフザケプレゼント系。
    • 西さんは”西明日香のデリケートゾーン”と刺繍された真っ赤なふんどしを受け取った。曰く「職人さん、どんな気持ちで塗ったんだろう……」
  • パンフレットのインタビュー。
    • これまで気丈だった東山さんが、インタビューのとき泣いてしまった
    • 良いことを言って、皆がはっとなったシーンがあったけれど、リクエストした”(一同息を吸う)”の文言は、ライターさんに入れてもらえなかった
  • 終わり間際に、キャストの皆さんがとりあえず回っておく(その場で一回転)くだりがあった
  • 最後は皆さんで、映画タイトルをコール。Thank you!!は「さ~んきゅっ」と可愛く発声する

映画感想

前半は修学旅行をメインに、日常のひとコマを繋ぎながら、卒業に向かって少しずつ時間が流れていく様子を見せてくれます。自分は前作の映画「Pretty Days」以来のきんモザなので、ゆるふわなギャグを見ながら、そういえばこんな雰囲気だったなあ、と作品の空気感を懐かしく覚えていました。思わずクスッと笑ってしまうギャグが多いですよねえ。その中でも陽子の猿ネタは思わず声が出そうになるくらいに、ハマりました。

後半は卒業後の進路に向けて、それぞれが悩み考える展開が軸になります。とは言え、そこまで重苦しい感じではないです。その中で、何組かのメンバー同士の関係にフォーカスしたシーンがあり、時の流れの中でそれぞれの気持ちの変化や心の成長が伺えるのが素敵だなあ、と思いました。綾と陽子、アリスとカレン、シノ……はシノとアリスなのかな、シノの場合は自分自身の変化の色が少し強いかな、と。

今回のダンスといえば、「合格の舞」のインパクトが絶大ですが、きちんと「そわそわダンス」も収まっていて良かったです。

ちなみに本作品は、冒頭でイギリス留学後のシノとアリスのシーンから始まります。最初見た時、状況が飲み込めませんでしたが、ここから時が戻って、高校3年生のシーンへ繋がっていきます。そしてラストに再び冒頭のシーンに帰ってきて、綾、陽子、カレンの3人もイギリスにやって来て、いつもの5人が集合するシーンへと繋がります。

本作はシリーズ最終作品なので、どうしても寂しさを感じてしまうのですが、上記のような構成にしてくれたことで、卒業後もきんモザの世界が続いていくんだ、という安心感を無意識下に持った状態で、高校生活のパートを見ることができたと思います。

物販やポップ等

自動扉に広告がプリントされたり、パネルがあったりしました。

物販の方は、パンフレットとアクリルジオラマを購入しました。

入場者特典のキャラクターボイスCDは、綾さんでした。そういえば「Pretty Days」の特典色紙もウェディングドレス綾さんでしたし、運命を感じます。

最後に

自分は原作を読んでいないので、実に「Pretty Days」以来5年ぶりのきんモザでした。なので、最初はシリーズ集大成の寂しさよりも、久しぶりに見るきんモザの気持ちが大きかったです。ただ、キャストの皆さんの想いを聴いたり、映画を見て、テレビシリーズ第1期、2期の頃を思い出したりしたら、急に懐かしくなり、寂しさが込み上げてきました。思い出は財産ですね。

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