2023年09月17日、「映画プリキュアオールスターズF」をチネチッタで鑑賞してきました。もともと公開日順に従い「シティーハンター天使の涙」を先に見るつもりでしたが、大人でも貰える入場特典が配布されていると知って、先にプリキュアの方を見る運びとなりました。
短い時間にたくさんの要素を詰め込まなくてはならないので、とにかく展開が速いです。とは言え、さすがに全プリキュアががっつり話に絡むことはなく、最新作に近い順から作品ごとにメンバーが選出されています。ひろプリは全員登場で、直近のデパプリとトロプリは2名ずつ、ヒープリ、スタプリ、ハグプリ、プリアラ、まほプリ、ゴープリからは1名ずつの登場です。これらのメンバが4つのチームを組んで、話は進行します。ソラさんとゆいさんとまなつさんのチームは、動いているのを見るだけでも楽しいです。他のチームでは、はーちゃんが楽しそうに魔法を使っていて、良かったです。今回のキーキャラクターとなるシュプリームとプーカがそれぞれ別々のチームに帯同しているのは、限られた尺を上手く使っているなあ、と思いました。
休日の昼の上映回でしたので、小さい子たちも多く、コメコメが登場したタイミングでは「コメコメだー!」という声が聞こえてきました。小さい子にとっての半年間はとても長いと思うので、久しぶりの再会なんだろうな、と思います。
終盤の戦闘では、オールスターズの名の通り、全プリキュアが総登場します。キュアバタフライとキュアドリームの蝶モチーフコラボや、プリアラとデパプリのスイーツコラボなど、オールスターズならではのネタが楽しいです。
シュプリームの出自や背景はほとんど触れられていませんが、動機こそ違えども純粋に強さを求めている点では、何だか最新作の主人公であるソラさんと対比される部分があるのかな、と感じました。
そして序盤の描写では全然気づかなかったのですが、各プリキュアがお互いのことを忘れていたんですね。オールスターズという設定上、初めましてでも違和感はないので、うっかりしていましたが、ひろプリの新規メンバ以外は面識があるのでした。というか、前述したように展開が速いので、そこに違和感を覚える隙がないのです。
ちなみに作品タイトルに入っている「F」ですが、何の「F」か特に名言はされませんでした。しかしストーリーを追っていると、FRIENDの「F」なのかな、と思いました。
そして入場者特典のFilm Collectionクリアカードは、トロプリデザインでした。トロピカってる~!