アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!- プロデューサートークショー

2025年11月01日、新宿ピカデリーで開催された舞台挨拶に参加してきました。プロデューサートークショーということで、先日までのキャストが登壇する回とは趣きが少し異なっています。上映後に1時間弱の時間が設けられました。登壇者は、BNP木村大氏、BNP清水良太氏、タツノコプロ依田健氏、バンダイ原田真史氏、タカラトミーアーツ大庭晋一郎氏の5名で、司会をBNP岡安涼氏が務めました。

以下、箇条書きにしていきます。このキセキのコラボレーションがどのように成り立っていったのか、非常に興味深いです。

  • 登壇者であるプロデューサー各位自ら椅子を持って登場。
  • 最初の挨拶。
    • 大庭さん「原田さんとは因縁の仲なので、マイクの投げ合いになったら皆さん止めてください」
  • 各位のプロデューサーとしてのお仕事内容について軽く紹介。
  • 商流の話について。
    • BNP→タツノコプロ→タカラトミーアーツ
    • BNP→バンダイ
    • 原田さん「社内はちょっとザワつきましたけど」
    • 誰かが止めてくれるだろうと、どんどん話を上にあげていったら誰も止めずにすんなり決まってしまった。
  • セトリの決まった過程について。
    • これは別の舞台挨拶で大川監督も知りたがっていたところ。
    • 最初は、アイカツ!とプリパラからそれぞれ10曲ずつ挙げた。キャラクターの人数比も考えて、プリパラは2年目までという制限を設けて、その中から10曲選んだ
    • 「START DASH SENSATION」はすんなり決まった。
    • 「Make it!」は、あまりにプリパラを代表しすぎている曲なので、入れていいか迷った。それなら他の曲を入れたほうが良いのではないかと。最終的にあのシナリオとなったので、外せなくなった。
    • 最終的に6曲なので、漏れた4曲について。言ってもいいのか?という雰囲気になりつつも、明かしてくれました。
      • 「Pretty Pretty」、「ハローハロー」、「薄紅デイトリッパー」、世代は違うけど「フレンド」
      • 「パニックラビリンス」はあじみ先生のイメージが強いけど歌詞はしっかりしてるのでアイカツ!のメンバに歌って欲しかった。他にはドレシの曲。プリパラ側ははっきりと4曲は示されず。
    • 曲の順番は、土屋さんに曲のリストを渡してシナリオを書いてもらって、ほぼそのままの順番になっている。最終的に、2曲だけ最初のものと違っている。
  • ドレスやコーデの交換について。
    • サイリウムチェンジなどお互いのライブのお作法を考え始めてからが大変。まるでパズルのよう。それまではただ楽しいだけだったのだけれども。
    • アイカツ!チームから受け取ったキャラクターのモデルデータを解析するのだけど、最初はとにかく大変だった。
  • セトリを決めるために、3、4ヶ月くらい打合せをしている。シナリオ会議と同じくらいの期間やっている。
  • 時間が少し余ったので客席から質問募集ということで、プライベートでチケットを取ってきていた大川監督にマイクが振られました。
    • 無茶振りに困りつつも、各位が好きなキャラクターについて、との質問。
    • ちなみに大川監督は一般客に振ってと仰ってましたが、あの場は各媒体で既出ではなく皆が興味深い質問をしなければいけないというプレッシャーがあって、地味にハードル高い気がします。
    • プロデューサー陣には、ひびきさん、珠璃さんが人気。劇中では個性的なムーブを見せていた珠璃さんですが、原田さんが「普段はちゃんとしてる」とフォローを入れてました。
  • 最後の挨拶。
    • 最初に、意外とすんなり決まった、と皆さん言っていたけれど、実際には各所色々と苦労しているはず。
    • キセキは、最後に皆さんがこの映画を見てくれるところでようやく完成する。

勝手に通常上映回だと思っていたら、上映前に方々で光る棒の準備を始めていて、実は応援上映回でした。しまった、光る棒を持ってくるべきでした。ライブが多いので、実に応援上映向きですよねえ。応援上映はたまにセンスのある応援があって、今回はあかりちゃんちを通り過ぎるあかりさんに、「合ってるよ!」と声を掛けるのが面白かったです。

劇場入場者プレゼントは第3弾となっており、リバーシブルメモリアルフォトを貰いました。キラキラしててテンション上がりますね。アイカツカードでもキラキラでテンションが上がっていたことを思い出しました。