2025年11月26日、平日休みを取って葉山で潜ってきました。最低でも半年に一度は潜りたいと考えており、前回が2025年5月でしたので11月中には潜りたいところです。日帰りならわざわざ休みを取らなくても良いのですが、この先の土日は予定が入ってる日が多く、ずるずると後ろ倒しになりそうでしたので、一念発起しました。
お世話になるのはいつも通りNANAさんです。この時期なのでさすがにドライスーツです。今年はとうとう自前のウェットスーツを使う機会がなかったですね。関東在住だとどうしてもドライスーツの出番が多くなります。ウェットを使う機会として、そろそろ夏のリゾートダイビングも再開したいところです。

1本目はセブンバレーになります。さっそく岩の上にいたアオウミウシを撮影します。今回は顕微鏡モードを積極的に活用してみました。他にもサフランイロウミウシやムラクモキヌヅツミ2個体をじっくり撮影します。同じムラクモキヌヅツミでも模様がそれなりに違っていて個性が出ますね。

そしてムチカラマツを這うガラスハゼを撮影しました。カメラを構えると別の場所で猛スピードで移動されてしまい、収めるのに少し手こずりました。


甲殻類は、定番のオルトマンワラエビ、そしてサンゴに隠れるゼブラガニの幼体を見られました。ゼブラガニは上手く隠れていて、写真もよく見ないと気づけないかもしれません。他には、触手がウニョウニョしているスナイソギンチャク、色合いもあってタコ見紛います。
| 本数 | 224 |
| 日付 | 2025/11/26 |
| エリア/ポイント | 葉山/セブンバレー |
| エントリ方法 | ボート |
| 潜水時刻 | 09:12-09:57 |
| 水深(平均/最大) | 16.9m/20.6m |
| 水温(水面/水底) | 21.1℃/20.5℃ |
| 気温 | 16℃ |
| 残圧(開始/終了/容量) | 205/50/10L |

陸に上がったら港近くの小屋前で休憩します。青空が広がる好天で、やや北風は吹いているものの過ごしやすい気温です。海中も20度近くあってこの時期にしては暖かいと思います。相模湾の向こうに見える富士山を望みつつまったりします。朝一の方がもう少しきれいに見えていました。

2本目は裕次郎灯台沖になります。アカオビハナダイの小さな群れがいたので、ストロボを焚いてシャッターを切りまくりました。素早く泳ぐのでじっくり構えて撮ることはできず、数を打って上手く撮れたものを拾います。

それからゴンズイやイシガキフグ、ミノカサゴ、ホシササノハベラなどを撮影します。

ニシキフウライウオの幼魚はなかなか全体へのピントが上手く合いませんでしたが、何とか1枚良い感じに撮影できました。背景も暗く落とせて、ニシキフウライウオの鮮やかさが際立ちます。

他には岩礁に潜むギンポたちを撮影しました。マツバギンポとイワアナコケギンポの姿を収めることが出来ました。近くに寄ると身体を引っ込めてしまうので、なかなかその姿を際立たせるように映せません。ストロボをもっと強く発光させれば良いのかなあ。岩礁で周りがゴテゴテしてるので、背景に埋もれがちになっちゃうんですよね。

ウミウシはサラサウミウシの撮影を頑張りました。結構寄って撮影したのですが、ちょっとピントが甘いですね。まあ、これはこれでふんわりした感じに映って悪くはないのですけど。
| 本数 | 225 |
| 日付 | 2025/11/26 |
| エリア/ポイント | 葉山/裕次郎灯台沖 |
| エントリ方法 | ボート |
| 潜水時刻 | 11:35-12:27 |
| 水深(平均/最大) | 12.2m/16.0m |
| 水温(水面/水底) | 20.7℃/20.2℃ |
| 気温 | 18℃ |
| 残圧(開始/終了/容量) | 195/35/10L |

2本目を潜り終えたら、ショップに戻って昼食をいただきます。普段はしらす丼を頼むことが多いのですが、今回はよくばりバーグカレーを頼んでみました。海上がりのカレー、良いですね。その後はログ付けを行い、逗子駅まで送っていただきました。平日休日関わらず道路混んでますねえ。
今回はのんびり撮影スタイルでしたので、色々と試しながら撮影できました。過剰と思えるほど撮ると、なかなか良い感じの写真が紛れてきますね。海中で良い感じかなと思っていたら陸で見るといまいちだったり、そして逆のパターンもあったりします。
そうした撮影を楽しむために長らく愛用してきたTG-5に気になる症状が出てきました。カメラ機能自体はまだ全然使えるのですが、充電時に充電されない現象が散発しています。ケーブルの接触の問題なのか、何度か調整すると充電できるのですが、完全に機能しなくなるまでは時間の問題の気もしますね。購入してから7年近くになりますし、買い換え検討時期かもしれません。
ちなみに今回アンクルウエイト0.25kg×2を持参したのですが、すっかり着けることを忘れていました。やや浮き気味に感じるシーンもありましたが、何とかコントロールの範囲内です。今回のようにじっくり撮影スタイルなら、着けた方が良かったですね。うっかりしてました。
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