沖縄旅行2022年02月~4日目(ホエールスイム)

4日目、5時20分ごろ起床して、朝支度と朝食ビュッフェを済ませて、7時すぎにホテルを出ます。前2日よりも出発時間が早くて忙しないです。

この日はダイビングではなくホエールスイム。外洋で泳ぐことになるため、一定のスノーケリングスキルが求められます。幾つか条件があるのですが、自分はスキューバダイビングのCカードでクリアしました。大概の人がこのパターンかと思います。という事情もあり、スキューバダイビングではありませんが、スキューバダイビングカテゴリに分類しています。

遭えるか否かは運の要素も大きいですが、今回は無事に遭うことができました。かなり近くで見られたこともあり、大満足です。クジラの種類はザトウクジラ。同じ個体の親子クジラを何度も見られて、その様子を楽しみました。

初めて眼前でクジラを見た際は、やはりその大きさに驚きます。大迫力です。とにかく巨大で圧倒される感じですね。以前ジンベエザメを海中で見ましたが、それを優に超える大きさです。まるで大型バスを水中で見ているような、そんな感覚です。大きすぎてスピード感もバグってきます。そして子クジラでも既に人間より数倍大きいです。子クジラは色々動きを変えてクルクルと泳ぎ回っており、親クジラがそれを後ろから見守っていることが多くて、哺乳類感がありました。

何度か見ていくうちにその大きさには慣れてきてしまいますが、最初に水中で見たときの驚きは、大切にしていきたいです。写真で見るのと、実際に眼前で見るのとでは、やはり違います。当然、大きいんだろうな、という気持ちを持って臨みましたが、それでもなお、その大きさに驚かされました。

クジラの観察は、中層に留まっているクジラを見下ろすケースと、水面に上がってきている様子を横から見るケースがあります。クジラの周りには10匹くらいのコバンザメが付いています。

カメラ撮影ですが、巨大すぎて撮影距離が近いと画角に収まりきりません。一方で撮影距離を伸ばすと、水中の浮遊物の影響が増してぼやけてしまいます。なので、全体をきれいに収めるには、ワイコンレンズは必須ですね。水面から背びれがはっきり見える距離でも、水中からはほとんど見えませんでした。ただこれは、水面の波立ちが大きくて、間に空気が挟まっているせいかもしれません。

距離が離れている場合は、写真で撮った場合よりも肉眼の方がはっきり見えるように感じます。恐らくピントが合いづらくて、オートフォーカスが上手く動いていないのかと思います。

そしてスイム以外でも、船上から親子クジラのテールスラップなどの水面パフォーマンスを見られました。子クジラのテールスラップも、既になかなかの大迫力です。

以下、ホエールスイムの覚え書きです。ホエールスイムのルールは地域毎に異なりますが、以下は沖縄本島で体験した内容です。タイミングがシビアで、モタモタしていると他の人に迷惑が掛かるため、一連の流れの把握は大切です。

ホエールスイムはまずクジラを大海原で捜索し、見つけた後はスイムが可能か判断して、入れそうな場合は船を移動させつつスイムの準備をします。そしてフィンまで履いた状態で、ラダーの前に詰めて待機します。これは船を移動させつつエントリしていくので、タイミングのズレがポイントからの位置ズレに大きく繋がり、後方の人がクジラを見られないことを避けるためです。

エントリの際にはクジラを驚かせないように、フィンで水面を叩いて音を出すことは禁止です。なので、ラダーから降りる際は、足を水中に入れた状態になってから、前傾で海に入ります。当然、水面移動時も水面をバシャバシャ叩いてはいけませんので、水中でフィンキックをして、ゆっくりと移動します。先頭をいくガイドの持つ旗を越えてはいけません。

観察し終えたら、水面で集まって、船が接近したら、船に向かって泳ぎ、サイドロープ沿いに先頭から後方へ速やかに移動し、エギジットします。

スイムが可能なタイミングは状況次第になります。前回のスイムから上がった後、すぐに次のスイム準備が始まる場合もあるので、フィンは履きっ放しにしておきます。しばらく間が空きそうな場合は、フィンを脱ぎます。この辺のさじ加減は難しいところですね。間が空きそうな場合は船長が教えてくれますが、その後すぐに見つかる可能性もあるので、基本はいつでもスクランブル発進できるように、備えておく必要があります。

自分は水面での不安なこととして、足腰が浮きがち、ということがあったのですが、何度も水面移動を繰り返しているうちに、足腰が浮く体勢になった場合は、腰を上げてフィンを水中に下げる動きで、腰を沈められることに気づきました。

そしてウエイトは最初2kgでその後3kgにしました。普段は4kgですが、タンク類を背負わない分、軽くしています。フードベスト着用状態です。前述の足腰が浮きがち、のため3kgにしたのですが、実際2kgで足りていたのかもしれません。

16時30分ごろ、ホテルに戻ります。大浴場でさっぱりした後は、ウェットスーツを浴室で乾かし、ラッシュガードや水着などをコインランドリーで洗濯しました。帰宅してから洗っても良いけど、それまでに臭いそうなので、先に洗っておきました。3日間のダイビングやスイムの疲れが溜まってきたようで、少し休みます。

19時ごろ、夕食のためにお出かけ。向かった先は、国際通りから少し路地に入ったところにある琉歌です。まずはグァバビール。ビールだけどフルーティで飲みやすいです。ミミガーとアグーチョリソーを肴にいただきます。そして泡盛の銘柄が豊富なお店なので、泡盛を注文。まず春雨カリー、すっと入ってきて飲みやすいですね。そして次に頼んだ白百合は、癖が効いてて面白いです。肴は、ゆし豆腐、牛カツです。本当はマグロカツのつもりでしたが、入荷の都合で魚系が駄目でしたので、牛カツにしました。〆は石焼タコライス。国際通りから少し奥に入った立地のためか、飲み食いした量に比べて、リーズナブルでした。

食後は、カラオケまねきねこに寄って、1時間ほどヒトカラ。旅先でのカラオケが最近のマイブーム。

22時30分すぎ、ホテルに戻って、コンビニで買ってきたブルーシールのアイスをいただきます。明日はダイビングがないので、アマプラでスタプリの映画を見たりして夜更かし。1時30分すぎに就寝しましたが、疲れているのに早く寝ないで起きていたせいか、却って目が冴えてしまい、なかなか寝付けませんでした。

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