2023年08月26日、富戸でダイビングしてきました。昨年9月に潜る予定でしたが海況不良のため平沢で潜っていたので、2019年以来4年ぶりの富戸ダイビングです。3本目のオプションも付けられるので3本潜りました。ナイトも可能な日だったのですが、手持ちの水中ライトがないので断念です。
6時手前の東海道線に乗って熱海まで移動します。早朝ですが休日のこの電車は10両編成ということもあって結構混むので、グリーン車にしました。熱海駅で伊東線に乗り換え、伊東から伊豆急に乗り換えて富戸で下車しました。
お世話になるショップは、アクオスイズです。駅から港へ直行し、ウェットスーツを着て準備を済ませます。
1本目はヨコバマ右です。砂地でヤシャハゼとネジリンボウを観察します。残念ながらヤシャハゼは上手く見つけることができませんでした。ネジリンボウは写真に収めましたが、ちょっと距離が遠かったですね。一緒に観察している人がいると、あまり積極的に寄って引っ込めるわけにもいかないので、加減が難しいところです。
あと砂地をミノカサゴたちが数匹点々と舞っていたのが面白かったです。他にはウツボと一緒にいたアカシラヒゲエビやマツカサウオ、イシガキダイなどを見ました。
そして白クマ、黒クマと呼ばれるクマドリカエルアンコウの黒と白の個体を共に見られました。
浅場ではソラスズメダイの群れが舞っていてきれいでした。
| 本数 | 182 |
| 日付 | 2023/08/26 |
| エリア/ポイント | 富戸/ヨコバマ右 |
| エントリ方法 | ビーチ |
| 潜水時刻 | 09:27-10:16 |
| 水深(平均/最大) | 9.8m/18.9m |
| 水温(水面/水底) | 29.6℃/24.4℃ |
| 残圧(開始/終了/容量) | 210/60/10L |
2本目まで少し時間があるので、温泉丸に浸かったりしながらのんびり過ごします。好天なので気持ちの良い景色が広がり、海に潜りたくなる陽気です。
2本目はヨコバマテトラです。残念ながらカメラの調子が悪くて撮影ができなかったため、このダイビングの写真はありません。砂地に着底していたモヨウフグ、タテジマキンチャクダイの幼魚、コゲギンポなどを見ました。クマノミは大きめの黒個体2匹と小さい赤個体1匹を見ました。ポイント名が示す通り、途中にテトラポッドが沈められており、その大きさには圧倒されます。
なお、この時点ではカメラ本体の故障を疑っていましたが、その後の追加試行によってSDカード側の問題が高くなったため、当該SDカードの利用を取り止めました。地上なら問題が出た時点でカード交換できますが水中では不可能なので、リスク要素は極力排除します。予備のSDカードも1枚持っていた方がいいかもしれませんね。
| 本数 | 183 |
| 日付 | 2023/08/26 |
| エリア/ポイント | 富戸/ヨコバマテトラ |
| エントリ方法 | ビーチ |
| 潜水時刻 | 11:56-12:47 |
| 水深(平均/最大) | 8.8m/15.8m |
| 水温(水面/水底) | 29.4℃/24.3℃ |
| 残圧(開始/終了/容量) | 210/90/10L |
3本目まではだいぶ時間が空くので、昼食をいただいた後は、カメラの修復にトライしつつ、雑談をしながら過ごします。とりあえずSDカード内の写真を幾つか削除して、SDカードを脱着したらひとまず復旧した様子なので、このまま乗り切ります。カード内部の余裕容量(外見えとは別物)がほとんどない状況かと想像します。
3本目はヨコバマエンドエリアです。暗い潮が入ってきたようで、前2本とは違い水深10メートル付近でだいぶ薄暗くなりました。水温も一気に下がって、前2本より3度ほど低いです。このダイビングは水深30メートル付近にいるボロカサゴを目標に据えた博打ダイブです。斜面に沿って水深を下げていくと、小さな根に赤いボロカサゴがいました。
ボロカサゴを撮影し終えて周りに目を遣ると、隣に黄色いオキゴンべの姿がありました。さらにしばらく周りをウロウロしていると、ウミスズメもやってきました。
浅場へ戻ると、キビナゴやイシモチの大群が乱舞しています。これは圧倒されますね。エグジットする直前の岩場では、たくさんのカニが貼りついていました。
| 本数 | 184 |
| 日付 | 2023/08/26 |
| エリア/ポイント | 富戸/ヨコバマエンドエリア |
| エントリ方法 | ビーチ |
| 潜水時刻 | 15:43-16:29 |
| 水深(平均/最大) | 11.5m/34.1m |
| 水温(水面/水底) | 29.7℃/21.9℃ |
| 残圧(開始/終了/容量) | 205/50/10L |
地上に上がるとすっかり夕暮れです。天気は下り坂ですがこの時点ではまだ晴れており、海中が暗かったのはやはり潮自体が暗かったようです。
その後は精算を済ませて富戸駅まで送っていただき、熱海駅で寄り道します。時間的に多くのお店が締まり始めている中、和食処こばやしに入って夕食をいただきます。注文したのは金目鯛の煮付け、併せて地酒の極純もいただきました。煮汁をご飯に掛けて食べるスタイルいいですね。そして帰りも熱海駅からグリーン車に乗って今回のダイビングは終了です。
久しぶりに富戸に潜りましたが、生き物の種類が多くてポテンシャルの高さを感じますね。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。