2023年5月20日、慶良間諸島をダイビングしてきました。前日の粟国島と渡名喜島遠征ダイビングに続いてのダイビングとなります。前日より1時間ほど遅くホテルを出発しました。
天気は晴れで、波も前日より穏やかです。ショップは前日と同じくSEASERさんです。3本ともアンカリングとなります。
1本目のポイントは、唐馬No.4です。ウミウシなどマクロ中心に楽しみました。3匹くらい重なったコールマンウミウシや、ミドリリュウグウウミウシを捕食しようとするイシガキリュウグウウミウシなどを観察します。口をぐわっと開けるイシガキリュウグウウミウシは迫力ありますね。ミドリリュウグウウミウシは、ウミウシってこんなに素早く動くのかと思わせるスピードで、見事に逃げ切りました。
他にもシモフリカメサンウミウシやセンテンイロウミウシ、ツバメガイ、トサカリュウグウウミウシなどを見ることができました。
あとは、触るな危険のファイヤーコーラルがたくさん生えていました。見た目はきれいな黄色い枝サンゴですが、その名前の由来通り、刺されると火傷したような痛みに襲われるそうです。他には、ハナビラクマノミやムチカラマツエビなど、魚類や甲殻類も楽しみました。
本数 | 171 |
日付 | 2023/05/20 |
エリア/ポイント | 慶良間諸島/唐馬No.4 |
潜水時刻 | 10:22-11:09 |
水深(平均/最大) | 6.5m/19.8m |
水温(水面/水底) | 26.4℃/24.5℃ |
残圧(開始/終了) | 190/105 |
2本目のポイントは、アリガー&寸崎です。エントリするといきなり岩陰で休むアオウミガメに出合えました。
それからユキヤマウミウシ、ソライロイボウミウシ、チギレフシエラガイなどのマクロを楽しみます。
そして広がる珊瑚礁でワイドも楽しめます。岩陰では、アカマツカサとリュウキュウヤライイシモチの小さな群れを観察しました。そして上を見上げると、ハナミノカサゴが岩の真下に張り付いて休んでいました。
往路は流れに乗っていくので楽々です。帰りは浅場まで流れに逆らって泳いでいくので、少し疲れました。
本数 | 172 |
日付 | 2023/05/20 |
エリア/ポイント | 慶良間諸島/アリガー&寸崎 |
潜水時刻 | 11:43-12:23 |
水深(平均/最大) | 6.5m/11.2m |
水温(水面/水底) | 25.0℃/24.5℃ |
残圧(開始/終了) | 190/100 |
2本目を終えたら、南国らしいエメラルドグリーンの海を望みながら、お弁当をいただきます。
3本目のポイントは、唐馬No.2です。アマミスズメダイの群れを楽しみつつ、砂地へ進むと、セミホウボウが海底を滑空するように泳いでいました。広がる胸ビレと頭のアンテナのような突起物で、かっこいいフォルムですね。フラッシュの光を近くで当てきれずに青被り気味に映りました。
それからキイロイボウミウシや、コーラルの隙間にいる小さなエビや、砂地から吹き上げる砂煙などを観察します。砂煙は恐らく中に何か生き物がいるのでしょうが、姿を捉えることはできませんでした。キイロイボウミウシは、何だか丸まっていて可愛かったです。
そして穴の中に潜んでいるギンポらしき生き物がいましたが、角度的にフラッシュの光を当てられずに撮影できませんでした。こういう時に水中ライトが欲しくなります。
あとは砂地の小さな珊瑚の根に群れるオキナワスズメダイという、南国の海らしい写真を撮影してみました。それから、イソギンチャクの中で卵を守るクマノミなどを楽しみました。
ダイビングの後半は浅場を泳いでいたこともあり、エグジット時点ではダイコンから安全停止の指示は出ませんでした。
本数 | 173 |
日付 | 2023/05/20 |
エリア/ポイント | 慶良間諸島/唐馬No.2 |
潜水時刻 | 13:25-14:13 |
水深(平均/最大) | 7.5m/11.3m |
水温(水面/水底) | 25.8℃/24.4℃ |
残圧(開始/終了) | 190/85 |
この日の反省点は、BCDのインフレーターホースはマジックテープでインフレーターと固定するだけではなく、上部にあるプラスチックの部分でも固定することです。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。