菜の花畑を抜けて関宿城へ

2008年03月22日、自転車で江戸川CRを北上してきました。今回の目的地は、江戸川CRの北端である関宿城です。実は、ここ数日、花粉症がひどくて、この日も出かけるか迷ったのですが、せっかくの快晴なので走りに行きました。

まず、自宅から江戸川CRへ入ります。だいたい海から29km地点です。そこから、ひたすら北を目指して走ります。すると、一面の菜の花が迎えてくれました。こんな身近に菜の花畑があったなんて、数十年間暮らしてきて、気づきませんでした。

それから、玉葉橋を越えて、野田橋まで来ました。このあたりは見慣れた景色です。そこからさらに北を目指します。野田橋から少し進んだところが、これまでの北限なので、いよいよ未知の領域に突入です。ワクワクしますね。

しばらく進むと、東武野田線が見えてきました。東側は南桜井駅です。結構遠くまできたなあ、と感じます。さらに進むと、金野井大橋が見えてきました。このあたりになると、人の数も減ってきて、のんびりとした光景が広がります。そんななか、途中CR上をつむじ風が吹いていて、ビックリしました。そのまま突入しましたが、それほど強くなくて良かったです。


春風に吹かれて、どんどん北に進んでいくと、関宿滑空場が見えてきました。何台ものグライダーが優雅に空を舞っています。やはり、空には憧れますね。いつかスカイスポーツのライセンスも取りたいです。そして、まもなく見えてきた50km地点。実は勘違いをしていて、関宿は海から50km地点だと思っていたのです。なので、もうすぐゴールだ、と意気込んでいたのですが…。まだまだ伸びる道。そう、関宿城は、海から60km地点ですorz

さらに進むと、宝珠花橋が見えてきました。幾たびも現れる菜の花畑を楽しんでいたら、目的地はもうすぐです。ついに見えてきました、関宿城。城内へ行く前に、60km地点の看板を探したのですが、見当たらない…。知らないうちに、利根川CRに入ってしまいました。折り返して、59.5km地点の看板を記念にしました。

さて、駐輪場に自転車を停めたら、関宿城博物館へ。入館料は200円です。1階の展示を見た後、エレベータで4階の展望室まで上り、眺望を楽しみます。江戸川と利根川が一望できます。そこから階段を下りながら、各階の展示を拝見しました。その後は、城下の日本庭園を散策。こぶしの花がきれいに咲いていました。

自販機でペットボトルの補給を済ませると、復路に出発。 関宿橋から右岸へ渡ります。しかし、関宿橋は、信号もなく、迂回路もないので、CR利用者には不便です。ここまで北上してきて、唯一ですね。風は、向かい気味の横風。そこに疲れも加わり、ペダルを漕ぐ脚が重くなります。というか、何も食べてないので、明らかにエネルギー不足です。携帯食を持参すべきでした。途中で下りて、少し探せばコンビニがあると思ったら、全然ありません。

そんな状態なので、巡行速度は16km/hくらい。あんまり余裕がなくなってきましたが、埼玉側はいろいろネタがあります。「らき☆すた」絡みで幸手市や春日部市があったり、3年前に出かけた庄和排水機場が見えたりして、飽きません。

そして、何とか金野井大橋に到着しました。ここにコンビニがあることは確認したので、目指せコンビニ!さっそくスニッカーズとメントスを補給しました。すると、疲れはあるものの、さきほどと比べて、確実に脚が動くようになりました。あと、呼吸も、自然と長く深いものになっていました。少し傾いできた陽を見遣りながら、野田橋を目指します。

野田橋に到着したのは、16時30分ごろ。実は、これから昼食を食べます(ぉ。向かったのは、そば処桂。頼んだのは鴨汁とそばがきぜんざいの2品です。おいしくいただき、満腹になったあとは、夕暮れの江戸川CRをのんびりと走ります。玉葉橋で左岸に戻り、帰宅したのは18時すぎ。

今回は、これまでにないロングランとなりました。実際に走ってみると、食べ物補給のタイミングや、息づかいなど、いろいろ学びました。こうして北端に行ったことですし、次は南端を目指したいですね。ところで、春先なので、走行中に、顔に固めの虫がよくぶつかったのですが、あれはテントウ虫でしょうか。地味に痛いです。

今回の走行データは、以下のとおりです。最初、リセットし忘れた区間があったので、そこは前回差分から計算しています。

走行距離 71.46km
平均速度 18.6km/h
最高速度 35.1km/h
走行時間 03:49:37

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする