7時ごろ起床。昨日の疲れがまだ残っています。朝食はないので、ぐだぐだした後、9時すぎにホテルを出発しました。
空模様は微妙な感じ。雨雪は降ってないけど、どんより曇っています。ホテルの目の前にあるバンハ教会を軽く見学して、まず向かった先は、エスカプティーナ公園。道路の中洲にある細長い公園です。真っ直ぐ歩いて行くと、マーケット広場のある港へ出ます。この日はマーケットはありませんでしたが。
港に出たら、ちょっぴり休憩。海はどこで見ても、心を落ち着けることが出来て、良いです。晴れてたらもっと良かったのになあ、とつい思ってしまいます。
続いて向かった先は、ヘルシンキ大聖堂。こちらも晴れていたら、白亜がもっと映えていたのになあ、という感じです。元老院広場のベンチに腰かけて、少し休憩。wifiが飛んでいたので、電波をキャッチ。Helshinki City OpenというFree Wifiに何回かお世話になりました。実はレヴィでDoCoMoの海外パケ・ホーダイに加入したのですが、全然接続できなくて困っていたので、助かります。
その後は階段を登って、ヘルシンキ大聖堂の傍まで行ってみます。内部も見学したかったのですが、ミサの時間なので見られませんでした。ミサが終わるのは11時45分だそうで、行程的に見学するのは難しそうです。残念。
次に向かった先は、ウスペンスキー寺院。丘を下って上って到着しました。細かな装飾が色々ときれいなのですが、うるさくなりすぎず、荘厳な感じです。白亜のヘルシンキ大聖堂に対して、こちらは赤茶色でした。建屋の入り口あたりには、寄付を募る物乞いが2人いました。
内部に入ると、こちらもミサ中でした。聖なる感じが良かったのですが、厳粛な雰囲気に耐えかねて、早々に退散しました。
その後も街中をうろうろしていたのですが、ここに来て疲労度が一気に高まってきました。昨日の昼以降何も食べていないせいです。エスカプティーナ公園にあったレストランも気になりましたが、時間がなかったので、来る途中にあったBURGAR KINGに寄りました。ワッパーのセットが7.2ユーロ。う~ん、生き返ります。
置いてきた荷物を回収するため、ホテルに戻ります。ぎりぎりまで、スマホを充電して、12時にチェックアウト。
続いて向かった先は、デザイン博物館。建物の入り口に英語表記がないので、本当にこの建物で良いのか、しばらく迷っていました。館内には、ガラス、陶器、家具、家電、アート作品など、様々なデザインが展示されています。1階が常設展示で、2階が企画展示みたいで、現代アート作品が展示されていました。巨大な装置を使ったものや、おっぱいをテーマにしたモチーフなど。デザインとアートの境界線って何なんだろう、と考えさせられた博物館でした。それほど広くないので、1時間もあれば十分に見学できます。
その後はヘルシンキ中央駅へ向かいました。ターミナル駅ならではの、ホームにずらっと並ぶ電車の姿が楽しいです。ヘルシンキは基本的に治安が良いですが、例に漏れず中央駅付近は少々あれな雰囲気もあります。
飛行機の時間にはまだ余裕がありましたが、荷物を持っていたこともあり、早めに空港へ移動することにしました。Finnair City Busに乗って、15時手前にヘルシンキ空港へ到着です。
自動チェックインを済ませたあとは、休憩。それからお土産屋さんで、ばら撒き用のブルーベリー入りチョコや、自分用のマリメッコのマグカップなどを買いました。さて、そろそろ日本へ出発か……と思っていると、なかなか搭乗のアナウンスが流れません。しばらくかかりそうだったので、自販機で水を買って、まったりと過ごします。出発予定時刻が何回か変わって、結局2時間遅れくらいで、離陸しました。う~ん、疲れました。帰国後は午後出社予定にしていたので、全休の連絡をいれるはめに。
機内ではオーロラ保険として窓側の席に座っていたので、消灯タイムになったら外を覗いてみました。雲の下から謎の光が見えましたが、オーロラは見えませんでした。まあ、地上で2晩も見られたので、問題なしです。
こうして今回の旅は、終わりです。オーロラ鑑賞にスキー、ヘルシンキ観光と、やりたいことが出来て、満足の旅でした。