台北の旅2016~最終日

最終日、この日は朝食を取らずにのんびり過ごして、ホテルをチェックアウトしました。

まず向かった先は、国父記念館。MRTで国父記念館駅に行き、そこから数分歩いて到着です。奥には台北101がそびえる姿も見えます。国父像の周りでは、記念写真を撮る人が多かったです。いざ記念館の中へ入ると、ちょうど衛兵交代式が行われていて、すごい人だかりです。何とか隙間を見つけて、そこから見学しました。

衛兵交代式が終わると、人だかりが捌けるので、展示室に入ります。国父である孫文に関する展示が色々あります。詳しく知っているわけではないので、興味深いですね。

その後は反対側の展示室へ移動します。その途中で巨大な国民政府建国大綱の石板を眺めたりしました。こちらの展示室は、順路に沿って、色々細かい展示がされています。

記念館の見学を終えたら、中山公園の池のほとりでひと休みします。のんびりしていて良いですね。記念館の前に伸びる花壇もきれいでした。

それから、MRTで永春駅に移動します。目指す先は、金仙魯肉飯です。魯肉飯で有名なお店ですね。台湾はこれまで2回訪れていますが、毎回食べたいと思いつつ食べ損ねていたのが、この魯肉飯なのです。人気店なので混雑しているかな、と思ったら、開店直後だからか、店内席は数組先客がいただけで、空いていました。けれど、テイクアウトの窓口にはひっきりなしにお客さんがやって来ていて、人気の高さを感じました。

注文は注文票によるオーダー式なので、外国人に優しいです。注文したのは、魯肉飯と海老の春巻き。いやあ、ものすごく美味しかったですね。特に魯肉飯は最高です。とろけるようなお肉とすき焼きのような甘いタレが食欲を掻き立てます。あと2杯は食べたかったです。

大満足でお店を後にして、次に向かった先は、龍山寺。駅を出て龍山寺に向かう途中に広場があるのですが、やたらおじさんたちがたむろしていて、ちょっと異様な雰囲気を感じました。何故ここにこんなにたむろしているんでしょう。

そんな広場を抜けると、龍山寺が見えてきます。境内の入口には電光掲示板が掲げられており、何とも面白い光景です。境内の中に進むと、色鮮やかな巨大提灯や様々な動物の置物があり、賑やかです。それぞれの由来はよく分かりませんが、皆さん列を成して参拝しています。さらに奥へ進むと、本堂らしき建物が見えて、一層たくさんの人々で賑わっています。皆が立てた線香の煙が、もくもくと上がっていました。

そして最後の目的地として向かった先が、西門町。西門紅楼を見たり、街中をてくてく散策します。歩行者天国で且つ道が碁盤状になっている部分が多いので、歩きやすいですね。ついつい日本の街中を歩いている気分になってしまいます。

西門街の散策を終えたら、余裕をもって、空港に向かいます。チェックインを終えて制限エリアに入ったら、出発までそこそこ時間があったので、好饗厨房にてワンタン麺をいただきました。付け合せにそこそこ多めの昆布が付いてきます。北京のファストフード店で食事したときも、似たような昆布の付け合わせが出てきたので、わりとポピュラーなんですかね。日本だと若布のほうが多い気がします。お味はそこそこな感じでした。

帰りの機内では、ここたま!やアイカツ!の曲を聴きつつ、夕焼けに染まる雲海を眺めていました。こうして今回の旅は終了です。台湾は近くていいですね。

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