2025年12月30日、加波山と雨引山を縦走してきました。行動ミスによって計画とは異なる行程になりましたが、大きなトラブルなく完了できて良かったです。もともと先週行こうかと考えていたのですが、平日に都心を通りたくないと思って一旦取り止めていました。その計画を年末休みに復活させた形です。この山行が2025年の登り納めとなりました。

6時23分発の宇都宮線直通上野東京ラインに乗って、一路小山駅まで向かいます。快速ラビットなので各駅より少し早いです。小山駅に着いたら、水戸線に乗って岩瀬駅まで移動します。岩瀬駅で下車したら、ここから路線バスのヤマザクラGOに乗って、長岡停留所へ行きます。ぐるりと駅周辺を迂回するルートが組まれているので、直線距離に対して移動時間がそこそこ掛かります。

長岡停留所で降りたら、準備を済ませて加波山の登山口へ向かいます。途中、加波山三枝祇神社や加波山普明神社があるので立ち寄って参拝します。真壁拝殿は豪華絢爛ですね。

その後は登山口へ向けて粛々と登っていきます。舗装路ですが周りに民家はなくなっていき、山中に近づいていることを感じます。道中には加波根不動明王や桜観音などがあります。日が高くなり暑くなってきたので、フリースを脱ぎました。

やがて舗装路が終わり山道へ変わります。ここが加波山の五合目となります。日が差す樹林帯の中を上っていきます。五合目に続き、六合目、七合目と石碑が現れます。途中から日が当たらなくなり、鬱蒼とした雰囲気の登山道が続きます。低山なので当然雪はありませんが、落葉がたくさん積もっているので、これはこれで足元が滑りやすくて注意が必要です。

八合目を越えて少し登ると林道と出合います。ここを渡って最後のひと登りをしていくと、鳥居が見えてきました。加波山神社中宮拝殿がありますので、参拝します。その後は拝殿の右手にある階段を登って、さらに上へ進みます。


山頂エリアに入ると、加波山三枝祇神社親宮本殿、たばこ神社、加波山神社本殿など、多くの神社が登山道に沿って建っています。山頂は木々が茂っていて展望はあまりないのですが、加波山神社本殿付近が展望が開けていて、山麓の様子を一望することができます。しかしさすがに山頂は冷え込みが強く、手水はすっかり凍っていました。

そこから少し歩いていくと、加波山三枝祇神社本宮本殿に到着です。石垣の上に鎮座しております。加波山の山頂に山名標はありませんが、こちらの本殿の傍に三角点があります。半分埋まったような形になっているので、注意深く足元を見ていないと見落とすかもしれません。

風が吹いていることもあり、寒さに耐えかねてフリースとグローブを着用しました。その後は山頂エリアを少し散策して、巨石などを観賞します。

ひとしきり散策したら、加波山を下山します。来た道を戻って加波山神社中宮拝殿まで向かいます。ここから燕山・雨引山方面へ進みます。

しばらく歩きやすい平坦な道が続きます。途中、左へ入る道が見えてきたので、雨引山や岩瀬駅の方面的にこちらのルートだろうと左折しました。

途中から急坂となりますが、落葉が多くて且つ地面が踏み固められていない感触を覚えました。これはバリルートなのでは、と思いながら下っていきます。バリどころかそもそもルートじゃなかったらどうしようと不安になりますが、それとなく整備された後が見られることと直近の踏み跡が見られたことからひとまず安心しました。

急坂を終えたら林道に出合いました。縦走するつもりが遥か下方へ下りてしまいました。ルート間違いに気づいたものの、今下りてきた道を戻る気にはなれません。仕方ないのでそのまま林道を歩きます。木々越しに展望もあるので、そこそこ気持ちいい景色なのですが、どうにも単調で飽きやすいですね。

林道を抜けたら舗装路に出たので、このまま雨引観音を目指します。舗装された道の長時間歩きは、山歩きとは違った疲労感が募りますね。結構疲弊しながら、雨引観音こと雨引山楽法寺に着きました。


道を間違えたことで燕山は登れませんでしたが、当初行きたいと思いつつ縦走路から外れるため行程から外していた雨引観音へ行くことが出来ました。これは観音様に呼ばれていたとしか思えません。雨引観音は結構大きな境内を持ち、色々な建屋があるので散策して回ります。境内には山羊や孔雀もいます。そして展望台から麓の様子を望むこともできます。本堂で参拝を終えたら、売店で有平糖の黒ごま味をお土産に買いました。

お寺から雨引山へ通じる登山道への案内がありますので、それに従って登山を再開します。この時間になると登っている人はおらず、下山の方2名とすれ違っただけでした。昼食の時間が予定よりだいぶ遅れていることで小腹が空いているため、先ほど買った有平糖を摘まみます。およそ30分ほど歩いて、雨引山に登頂しました。


標高409メートルで東屋やテーブル、ベンチなどがあり、西方向に展望が開けています。冬の時期は日が低いので、14時40分時点でも眩しくて全体的に白んでしまいます。南の方を見遣ると、筑波山のシルエットが望めました。


山頂には山名標や三角点がありますので、それらを見て回ります。それから持参したフリーズドライの山菜おこわで昼食をいただきました。

続いて今回もコーヒー豆を挽いてコーヒーをドリップします。前回はワンカップ用の使い捨てドリッパーを使いましたが、今回はアウトドア用のドリッパーを使ってみました。最大4人分の容量なので嵩があり、風が吹いても粉が飛び散りにくくて良いと思いました。誰も来ない山頂で景色を眺めながらいただくコーヒーは、やはり格別です。

満足したら下山に向けて山行を再開します。徐々に西日の色合いが強くなってきました。途中、落葉がたくさん積もってルートが分かりにくい箇所がありますが、ピンクテープがしっかり付けられているので安心です。しばらく東斜面に入って日陰の時間帯が続きますが、尾根に出ると再び日が差します。途中にある見晴らし処からは、夕暮れに染まる岩瀬駅方面を望めます。


道なりに進んで御嶽神社に着きました。あれ、御嶽山はどこだったんだろう、と調べたところ、通り過ぎた場所に三角点があったようです。というわけで下ってきた道を登り返して散策して発見しました。特に案内のない右へ入る脇道を進んでいくと、そこにひっそりと御嶽山の三角点があります。山名標はありません。ここがトリッキーなのは、コース上にある御嶽山方面の案内板とは逆方向に存在することですね。おそらく案内板は御嶽神社のことを御嶽山として示しているのだと思います。

だいぶ日が落ちてきたので、そそくさと下山します。途中柄杓の置かれた水場があったので、コーヒー用に水筒に入れて持ち帰りました。使う水によってコーヒーの風合いはだいぶ変わるので、コーヒーのために水を持ち帰ることが登山の目的の1つに加わることとなりそうです。

御嶽山登山口に着いたら、道なりにまっすぐ進んで踏切を渡り、西方向へ進んで岩瀬駅に到着しました。電車は5分後に到着というナイスタイミングです。自販機でミニサイズのコカコーラを買って一服しました。
今回の山行データは、以下の通りです。
| 日程 | 2025/12/30 |
| 距離 | 19.89km |
| 歩行時間 | 5:53:30 |
| 経過時間 | 6:56:38 |
| 高度上昇 | 1,186m |
| 高度下降 | 1,159m |
| 平均心拍数 | 105bpm |
長岡から加波山に登って、そこから岩瀬駅方面に縦走しています。途中道間違えによって燕山を経由せずに、加波山、雨引山、御嶽山を縦走する特殊なコースとなりました。あまり意図的にこのルートを組む人はいないかと思います。縦走路を一旦下りてしまい、その後再び戻っているので、通常の縦走より余分に掛かりました。
今回の反省は、きちんとした地図を用意しなかったことですね。低山の縦走こそ地図が肝要です。GARMINのFenix 5Xの地図で何とかなるかと考えていたのですが、こちらが存外当てになりませんでした。地図に記載があるのに実際のルートは存在しなかったり、実際のルートはあるのに地図に記載がなかったり。
まあ、関東百名山である加波山に登頂することが一番の目的でしたので、そちらは無事に達成できて良かったです。安全に関わる部分ではそうも言えませんが、計画通りに運ばないからこそ面白い部分もあります。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

