マレーシアの旅~3日目

3日目、7時ごろ起床し、朝食を済ませたら、荷物をまとめて11時30分ごろチェックアウト。マレーシアのホテルは12時チェックアウトが基本らしく、のんびりできて良いです。

セントラル駅に着いたら、KTM CommuterにてTBSバスターミナルへ移動することにします。さっそく自動券売機を見つけて、10RMを投入。自動券売機のお釣りは全てコインになりますが、小額に崩しておきたかったので。ところがなんと、トークンは出てきたけど、お釣りが出てこない!これどこへ主張すればいいんだろう、対人ならその場で言えばいいけど、券売機の場合証拠がないもんな……こういうリスクがあることを学びました。

気を取り直してプラットホームへ移動する前に、時刻表の確認。あれ……30分間隔くらいで発車するはずなのに、ちょうどこのタイミングだけ1時間以上空いています。思わず3度ほど時刻表を見直してしまいました。1時間近く待ち時間がありますが、移動して他の場所を観光するには足りないので、おとなしくプラットホームで待つことにしました。時間に合わせてくる人が多いのかな、と思っていたら、同じように地べたに座って待っている人たちが結構いました。

バンダータシックスラタン駅で下車し、陸橋でTBSバスターミナルへ移動します。巨大なバスターミナルで、待合室はまるで空港のようです。以前は各バス会社ごとに窓口が並んでいたそうですが、今は総合窓口形式になっています。行き先を告げると、直近のバスをアレンジしてくれますので、楽です。

自分の行き先はマラッカです。既に乗車場に入れる時間でしたので、改札を済ませて乗車口付近へ移動しました。発車の10分前あたりから乗車ができます。今回利用したのは、METOR社の13時45分発のバスです。車内は特に問題なく快適。超快適とまでいきませんが、2時間程度なら気になりません。マラッカセントラルには15時40分ごろ到着しました。

マラッカセントラルはマラッカ中心部から離れており、バスで移動が必要です。17番バスに乗りますが、乗り場の番号の位置が勘違いしやすい表示になっており、皆間違ったバスに乗ろうとしていました。無事正しいバスに乗って、10分ほどでオランダ広場に到着です。料金は2RMでした。

周囲を見渡すと、ガイドブックで見た赤茶色の建物が青空の下に映えます。さっそく散策したい気分ですが、荷物があるのでまずはホテルへ向かいます。車の通行量がそれなりに多いわりには信号が少ないので、信号の位置を覚えるまでちょっと不便ですね。

 

宿泊先はHattenホテル。中心部から徒歩15分ほどです。荷物を抱えてだと、ちょっと疲れる距離ですね。ただ中心部にある程度の規模のホテルは少ないので、どこもこれくらいの距離があります。

17時ごろチェックインを済ませて、部屋で寛ぎます。部屋は13階で、窓からは11階にあるプールが見えます。こちらのプールはそこそこ広いので泳ぎたいなあ、と思いましたが、一泊なので余裕はなさそうです。

18時30分ごろ、お出かけします。昼間は暑かったですが、日が下りてきたので暑さもだいぶ和らいでいます。夕日を観賞したかったのですが、雲が多くて難しそうなので、諦めました。

  

マラッカ川沿いの景色を楽しみつつ、ジョンカーストリートへ向かいます。既に屋台が出ており、人出も多く賑わっています。しかし、歩くのも大変なほどの人出ではないので、快適に歩けます。群青色に染まる空と、活気を伝える屋台街の賑やかな明かり、とても良い雰囲気です。完全に空が真っ暗になる前のこの時間、好きなんですよね。

  

夕食は、椰子の木がオシャレなGeographer’s Cafeに入りました。カフェですが、レストランみたいに席を案内してもらうスタイルのようです。注文したのは、お薦めされていたカレーラーメンとチキンのサテー、それとタイガービール2杯です。カレーラーメンはカレー味のラクサですね。程よい酸味が東南アジアらしさを感じさせてくれます。肉なのかな、と思っていた塊は、油揚げでした。チキンのサテーは、焼き鳥みたいな感じで、ビールが進みます。観光客向けのお店なので54RMと相場より高めでしたが、満足のいく内容でした。

 

ビール2杯と言う程よい酔い加減で夜道を歩き、夜のマラッカ川を景色を楽しみます。川沿いのすぐそばに建物が建っている光景を見て、ヴェネツィアを思い出しました。マラッカ川のナイトクルーズに参加したかったのですが、そこそこ待ちそうなことと、お酒でトイレが近そうなことから、諦めました。

21時30分ごろ、ホテルに戻り、シャワーを浴びて少し横になったら寝落ちしてしまい、気づいたら1時手前。もうそのまま寝ることにしました。

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