マレーシアの旅~2日目

2日目、6時ごろ起床。2階にあるnookにて朝食をいただきます。ビュッフェ形式で、メニューの数はたくさんあります。ナシレマッを作ったりしました。

10時30分ごろ、ホテルを出て観光に出かけます。天気は曇りがちで、青空はあまり見えません。まずは独立広場エリアに向かうため、セントラル駅からLRTに乗車します。切符は自動券売機にて購入。液晶画面の操作は分かりやすく、特に迷うことはありませんでした。切符はコイン型のトークンになりますので、降車駅まで失くさないようにします。

下車したのは、マスジッド・ジャメ駅。改札を出ようとしたら、ここでトラブル。トークンを入れても改札を通過できません。窓口に助けを求めたところ、機械でトークンの内容を確認し、その後渡されたトークンで通過することができました。原因はよくわかりませんが、クレジットカードなど磁気を帯びているものと同じポケットに入れたのがよくなかったのかもしれません。これ以来、ポケットには入れず、手に握るようにしたら、同様のトラブルは発生しませんでした。ただの偶然の可能性も大きいですが。

マスジッド・ジャメ駅で降りたら、マスジッド・ジャメへ向かいます。方向が分からずしばらくウロチョロしていたのですが、駅前の一画だけやけに臭かったです。うわ~、と思ったのですが、この一画だけでした。

マスジッド・ジャメは川越しに見学しました。久しぶりに見たモスクですね。川沿いに歩いて行くと橋が架かっており、そこからは2つの川の合流地点に建つマスジッド・ジャメを望むことができます。ちなみに「クアラルンプール」は、泥が合流する場所、と言う意味があり、まさにこの川の合流地点を指しているのです。そのため、クアラルンプールの文字の看板が建っています。

続いて独立広場へ向かいます。この周辺には歴史的な建造物などが多く建っており、見応えがあります。I♥KLのオブジェも立っており、撮影待ちの列ができていました。広場には巨大なマレーシア国旗が掲揚されており、その近くには肖像画がたくさん掲げられています。中でもスルタン・アブドゥル・サマド・ビルの時計塔が一番見応えがありました。

その後は川沿いの公園を散策しつつ、スルタン・アブドゥル・サマド・ビルの中庭を見学。幾何学模様のタイルを見て、イスラム建築を感じたりしました。

独立広場の観光を終えたら、チャイナタウンへ向かいます。歩いていける距離なので、そのまま南へ向けて歩きます。程なくして屋台街に突入。プタリン通りまで抜けたら、とりあえず南まで歩いてみました。日本語での呼び込みも時折あります。別にしつこくはないんですけど、こういう呼び込みは苦手だなー。何だか気疲れしちゃいます。

お昼時なので、南香にて昼食をいただきます。Google Mapsで調べた位置が微妙にずれていて、少し彷徨ってしまいました。ちょうどその場所が取り壊しになっていたので、一瞬潰れたのかと思いましたが、少し通りを進んだところで無事発見。

店内は混雑しており、ひとりで行ったら基本相席になります。注文したのはもちろんチキンライス。ドリンクは温かい中国茶と冷たいゼリー入りのジュースを頼みました。ゼリーって書いてあったのでデザートかと思っていたらドリンクでした。注文時に本当に両方頼むのか、と聞かれたけど、なるほどそういうこと。

程なく供されたので、いただきます。これがとにかく美味いです。鶏出汁の効いたライスが絶品ですね。そこにタレで良い感じに味の染みたチキンを合わせていきます。これで500円以下なので、満足度がかなり高いです。

その後は関帝廟を参拝します。線香の匂いが心地いいですね。よく中華圏で見かける廟そのものです。

続いてヒンズー寺院のスリ・マハ・マリアマン寺院へ参拝します。ヒンズー教に触れるのは、カンボジア訪問時以来かもしれません。境内は裸足になる必要があるので、入口にある預かり所で靴と靴下を預けます。お値段は20セントです。預けずにその場に放置することは禁止で、これが拝観料代わりなのかと思います。

裸足で歩くのは不思議な感覚。タイルのひんやりとした感じが気持ちいいです。寺院内はそれほど広くはありません。ピンクのガネーシャ像など、ヒンズー教ならではの彫刻を楽しみます。総門の上にある塔や御堂の上など、細かな彫刻がそこかしこにあり、目を楽しませてくれます。御堂の中は全体的に薄暗くなっており、貝殻の上で揺らぐ炎がきれいでした。日が当たらないためか、結構涼しくて、裸足と言うこともあり、ついつい寛いでしまいます。

さて、何だか雨が降りそうな雰囲気になってきたので、移動します。歩き回って疲れてきたこともあり、一旦ホテルへ戻ることにしました。バサール・スニ駅からLRTに乗ってセントラル駅に戻り、ホテルに到着。

16時すぎでしたので、部屋のクリーニングは終わっていると思い込んでいたら、ちょうどやって来て少し気まずい時間。

18時すぎ、休憩を終えたので、再びお出かけします。まずは目の前にあるリトルインディアへ向かいます。確かに以前旅行したデリーを思い出す雰囲気があります。向かった先は、レジェンド・クレイポット・ビリヤニ・ハウスです。少し前にビリヤニという言葉を良く聞いていたので、この機に食べてみたいな、と思ったのです。

店内は広くて席もそれなりに空いていたのですが、注文を取りにくるまでの時間など、結構待たされるので、気長に構えておいた方が良いです。自分だけ何かアクションを取り忘れているのかな、と思いましたが、他のお客を見てもそんな感じでした。

注文したのは定番のチキンビリヤニ。最初マトンを頼むつもりでしたが、品切れでした。あとはスイカジュースも注文しました。供されたらさっそくいただきます。炊き込みご飯らしく味が染みてて美味い!……けれど辛い!とても美味しいのですが、自分には辛さの方が勝ってしまいます。美味辛い、と言うより、辛美味い、と言う感じ。スイカジュースがとても甘かったので、助かりました。

食後はモノレールに乗って、ブキッビンタンに向かいます。やけに車両が揺れてちょっと怖いなあ、と思っていたら、途中の駅で全員降車指示がありました。車両不具合のようです。次発に乗りましたが、1本なくなった分、各駅からの乗客数が上積みされるので、車内はなかなかの混雑となりました。

ブキッビンタンは、煌びやかなネオンが輝き、如何にも繁華街と言った街並みです。楽しそうな街ですが、ブキッビンタン自体にはあまり用事はないので、北に向かって歩きます。目指す先はKLCC地区です。

15分ほど歩いてKLCC地区に着きました。まずはペトロナス・ツインタワーを正面から堪能します。真下から見上げると迫力がすごいですね。少し引いたところから全体を眺めてみると、お馴染みの光景が広がります。写真では伝わりにくいですが、圧倒的な存在感を放っています。

ツインタワーの中を抜けて、反対側へ出ます。こちらは噴水のイルミネーションがあって、きれいです。30分に1度くらい音楽を合わせたショーも催されます。こちらだと麓にSURIA KLCCの建物や噴水が入るので、少し雰囲気の違ったペトロナス・ツインタワーの写真を撮れます。

どこかでペトロナス・ツインタワーは昼より夜のほうがお薦め、と言う情報を見たので、夜に合わせて訪問しましたが、これは正解だったと思います。

良い写真を撮るためにもう少し粘りたかったですが、きりがないので後ろ髪を引かれつつ、噴水前を後にしました。その後はSURIA KLCC内にある許留山にて、マンゴーココナッツゼリージュースをいただきました。マンゴーが濃厚で美味しかったです。

この日の目的は全て果たしたので、LRTにてKLCC駅からセントラル駅まで移動し、22時30分ごろホテルへ戻りました。寝たのは1時30分ごろです。

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