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登山やトレッキング

インナーシーツを買いました

コロナ禍の山小屋泊では、感染対策としてシュラフやインナーシーツを持参する必要があります。夏の槍ヶ岳山行で小屋泊の予定があったので、購入しました。テン泊の予定はないので、お手軽なインナーシーツにします。100%シルクのものと、コットン+シルクのものがありましたが、若干値段の安い後者を選びました。製品は、Sea to Summitの「シルク/コットン トラベルライナー スタンダード」になります。

さっそく槍ヶ岳山行での2泊と、雲取山山行での1泊で利用しました。非常に軽量で、収納時の大きさは拳大です。封筒のような形になっており、布団に敷いて履くような形で入りました。シルクが入っているためか、肌触りがよくて気持ちいいです。コロナ禍が去った後でも役立ちますね。

ちなみに、シルクが配合されているので、普通に洗濯できるのか不安でしたが、公式の説明を見ますと普通に洗濯機で洗ってOKだそうです。シルクとコットンの比率は3:7でした。というわけで、お手入れも簡単で言うことなしです。


雲取山登山

2021年9月11日から12日にかけて、雲取山を登山してきました。山行自体は日帰りも可能な距離ですが、我が家からだと電車とバスの都合で前泊が必要となります。どうせ泊まるなら山小屋に泊まろうと思い、雲取山荘に一泊する計画を立てました。当日の天気予報は芳しくありませんでしたが、荒天ではないので決行しました。

初日、6時45分ごろ家を出て、南武線と青梅線で奥多摩駅まで向かいます。ホリデー快速おくたま号に乗ったので、普通電車より多少早く着きます。9時30分、バスで奥多摩駅を出発して、10時ごろ鴨沢バス停に到着しました。山梨県内に入ったところで、鬼滅の刃コラボで鬼頭明里さんによるアナウンスが流れますが、鴨沢下車だと一瞬でした。

バス停の傍にある登山ポストに登山届を投函して、登山開始です。鬼滅の刃コラボな幟が並ぶ坂道を登っていきます。生活道路になっているので、車が通るときは上手く避ける必要があります。舗装路ですが勾配がなかなか急なので、いきなり疲れます。山道に入ったら林の中を10分ほど登ります。

山道が終わり、駐車場前に出ます。ここから一般道路を少し歩いて、雲取山登山口に入ります。勾配はあまりなく、緩やかに登っていく感じのコースになります。廃屋があったり、水場があったり、祠があったり、平将門迷走ルートがあったりしますが、基本的に林の中を淡々と登っていくので、あまり変わり映えしません。しかし、後半になると徐々に傾斜が増していき、じりじりと体力が削られます。

ちなみに、今回は熊鈴デビューです。ちゃんと音が鳴るようにするには、ザックのどこに付けるか、結構重要ですね。自分の動きと共にチャリンチャリン鳴るのは、それだけで何となく楽しいです。あと、熊と同時に登山者に自分の存在を知らせる点でも役に立つなあ、と思いました。鈴の音は、かなり離れていても届きます。

2時間ほど歩いて、分岐点に着きました。左に行くとブナ坂、右に行くと七ツ石山です。往路で七ツ石山に寄りたいので、右に進みます。少し登ると七ツ石小屋に出ます。こちらの広場を借りて、持参したパンとおにぎりを食べました。こちらは小屋泊はできませんが、テント泊ができるようです。

休憩を終えたら先へ進みます。少しガスが出てきました。うっすら白く幻想的な中を進んでいきます。先の分岐点で、このあたりは分岐が多いので道迷い注意との警告がありましたが、標識が親切なのできちんと確認していれば大丈夫だと思います。30分ほど歩いて七ツ石神社に着きました。短い階段ですが、そこを登る気力はなく、階段下からお参りしました。さらに5分ほど進むと、七ツ石山の山頂です。

ガスっているので、残念ながら眺望はありません。それでも周囲が開けているので、気持ちいいです。もう最盛期は過ぎている感じですが、黄色いマルバダケブキの花がきれいでした。それから七ツ石山を下って先へ進みます。10分ほどでブナ坂との合流地点に着きました。

ここから先は、稜線歩きになります。向かって左手に眺望が開けているのですが、先述の通りガスっているので、ちょっと残念な状況。

時々急なアップダウンがありますが、全体としては長い距離を緩やかに登っていきます。途中、ヘリポートのある大きな広場に出ました。雲取山は全体的に携帯電話の電波が入りづらいですが、このヘリポート周辺は電波状態が良いです。

さらに進んでいくと、小雲取山の山頂に着きます。特に山名を示す看板はないので、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。一旦下って再び登っていきます。道中、オトギリソウなどの花を見かけましたが、全体的に花の最盛期は過ぎてしまった感じで、あまり数は多くありません。やがて雲取避難小屋が見えてきます。

雲取山の看板もあり、ここが山頂のように思えますが、山頂はここを右手にもう少し進んだ場所にあります。移動中、ふと左を見ると、鹿2匹が目の前にいました。さすがに目の前すぎて思わず後ずさったら、音に驚いて逃げてしまいました。ということで写真撮り損ねです。

ついに雲取山山頂に着きました。東京都最高峰です。他の人はいなくて独り占めです。南の方に青空が見えますが、全体的に曇天であまり眺望はありません。もう少しのんびりしたいところですが、15時30分を過ぎているので、雲取山荘に向けて進みます。

ここの下り道が、これまでの上り道と比べて、結構急勾配です。あと日が当たりにくいのか、ぬかるんでいる箇所も結構ありました。でもそのおかげで、苔が美しかったです。10分ほどで雲取山荘に着きました。

チェックイン手続きを済ませたら、部屋でゴロゴロ。小屋泊は自分を含めて2名だけなので、個室を独り占めです。携帯はドコモですが、電波は繋がったり繋がらなかったりと不安定ですね。

夕食はハンバーグ。ご飯もお代わりして、しっかりといただきました。食後は自販機で買った缶ビールを外のテーブルでいただきます。埼玉県のコロナ対策により、屋内ではアルコールを飲めないからです。思ったより寒かったので、部屋に戻ってダウンジャケットを着込んできました。その後、20時30分ごろ、就寝です。

翌朝、4時50分ごろ、起床。窓から外を眺めると、朝焼けの様子がほのかに分かります。太陽のある方角は木々の陰となってしまうため、朝日は拝めません。朝食をいただいたら、荷支度を済ませて、6時すぎにチェックアウト。

復路は往路と同じピストン山行です。なので、まずは再び雲取山の山頂を目指します。朝の山は特に気持ちがいいですね。この日は基本下り道なので、数少ない上り区間となります。ちなみに山荘のすぐ傍に、田部重治氏のレリーフがあります。

30分ほどで山頂に着きました。天気は曇りですが、昨夕に比べるとガスが出ておらず、西方に富士山のシルエットを望むことができました。日本百名山の看板と共に写真へ収めてみました。

ところで雲取山の山頂には、三角点が2つあります。ひとつは良く見る一等三角点なのですが、もうひとつは明治時代に内務省地理局によって設置された、原三角測點です。現存しているのは、雲取山のものを含めて3つだけというレアものです。

さて、下りとはいえ、道は長いので、先へ進みます。昨夕と比べてガスがないので、その分展望がきいて気持ちの良い景色が広がります。雲取山はかなり山深い場所にあるので、周りを見渡せば様々な山の稜線を楽しめます。

ブナ坂と七ツ石山の分岐点に着いたら、ブナ坂の方へ進みます。七ツ石山方面はアップダウンコースでしたが、こちらは緩やかにトラバースしながら下っていきます。ただし、片側が切れ落ちており、一部に結構痩せた場所があったりするので、それなりに神経を使いました。途中小さな滝も楽しめますが、水しぶき不可避です。

再び鴨沢方面への道が合流したら、後はひたすら林の中を下ります。全体的に急勾配はないので、膝への下山ダメージはあまり来ないのですが、距離が長いのでジワジワと積み上がっていきます。似たような景色が続くので、距離感が掴みにくく、体感よりも時間が掛かりました。写真は、往路であまり撮らなかった花などを撮りました。

鴨沢バス停に着いたのは、10時48分ごろ。バスの出発時刻が10時52分なので、かなりギリギリでした。

今回の山行データは、以下の通りです。

距離26.25km
山行時間9:58:22
移動時間7:34:16
経過時間24:29:05
高度上昇1,936m
高度下降1,958m

七ツ石山とブナ坂のあたりで、往路復路のルートが変わっていますが、それ以外の大部分はピストン山行となります。ちょうど県境の破線がいくつか見えていますが、最初は山梨県側から入っていき、雲取山山頂付近で東京都と埼玉県の境界になります。その後は東京と埼玉を行ったりきたりして、雲取山荘はかろうじて埼玉側になります。

往路は七ツ石山経由で若干アップダウンが増えています。復路はそれなりのペースで下り続けましたが、バスの時刻ギリギリでした。獲得標高だけ見たら、先日の槍ヶ岳山行を上回っていますが、登山道はかなり歩きやすいので、登山後の疲労感は雲取山の方が十分に軽いです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。


登山用のチタンマグカップ

だいぶ前になりますが、登山用にチタンマグカップを購入しました。EPIの「シングル チタンマグ T-8103」になります。主な用途としては、登山先で温かいスープやコーヒーを飲むことです。ガスバーナーは持っていないので、お湯を水筒で持っていくスタイルです。

330mlと見た目より容積があるので、お湯の量は上手く調整しないと、薄味コーヒーになってしまいます。その分、スープなどの食事用途でも十分な量を賄えます。

チタンなので、軽くて保温性が高い点も嬉しいですね。使った後は、軽く拭いてザックに引っ掛けて乾かすことができます。

これを入口に、クッカーセットに手を出すことも考えましたが、登山中の料理は制約が大きいですし、自分が登る山は山小屋で食事を取れるケースが多いので、そちらの沼へ足を踏み入れるのは見送りとしました。今後、山小屋のないルートを数日間かけて縦走するようなことがあれば必要性が出てくるので、検討するだろうと思います。

ただし、一点だけ追加で欲しいアイテムがあります。それはカトラリーです。スープを飲むときに具材を口へ運ぶために、スプーンとフォーク一体型のものが欲しいなあ、と考えています。これから秋冬シーズンになりますし、スープを飲みたくなる季節ですので、購入を検討したいです。


熊鈴を購入しました

ようやく熊鈴を買いました。個体によっては却って熊を呼び寄せる可能性もありますが、それでも現状は熊を遠ざける効果の方が十分に有利だと判断しました。

購入したのは「スター熊よけ鈴 小熊に金棒DX」です。熊の顔の部分をねじると、鈴の本体が下方向にずれ落ちて軸と衝突しなくなり、消音状態になります。あくまで重力に頼っているだけなので、動かし方次第では音が鳴ってしまう可能性があります。消音機能は結構便利で、鈴をザックにつけたまま電車に乗れるのは、地味に楽で良かったです。外してザックの中にしまうよりは、ねじる方が少しだけ手間が少ないです。

先日の雲取山登山で使用しましたが、鈴自体にそこそこ重量感がある分、わりと大きな音が響きます。道中出会った人を見ていますと、熊鈴を付けている人は半分くらいですかね。自分も先日まで付けていない側でしたが。

人の多い山では、熊との遭遇についてあまり不安に感じることはないのですが、冬の低山で人がほとんどいなかったりする場合は、結構不安になります。自分は基本的に単独登山なので、熊鈴は積極的に使っていきたいと思います。


槍ヶ岳登山旅行~まとめ

2021年7月31日から8月3日にかけて、槍ヶ岳登山をしてきました。日本人なら一度は登りたい富士山、登山者なら一度は登りたい槍ヶ岳、ということで、チャレンジを決めました。槍沢ルートが一番登りやすいですが、昨年横尾まで同じルートを通っているので、別のルートで検討してきました。ただ、ルートの難易度や交通の便などを考えると、初手はリスクを取らずに、槍沢ルートにしました。

松本は昨年観光しているので、観光の時間は取らずに、のんびり出発して夕方入りしました。事前の天気予報が不安でしたが、実際には午前は晴れて午後は崩れる、という典型的な夏山天気で、山行の大半は午前でしたので、問題なく楽しめました。樹林帯を抜けた後に広がる景色が最高で、来て良かったです。北アルプスならではの気持ちの良い光景ですね。夏真っ盛りということで、高山植物の花をたくさん見られたことも嬉しかったです。北アルプスにはまだ登りたい山が色々あるので、今後もこのパターンで行くことがあるかな、と思います。

槍ヶ岳登山旅行~初日

  • 移動日
  • 松本駅~松本パルコ~そばきりみよ田~ホテル

槍ヶ岳登山旅行~2日目(登山初日)

  • 登山初日
  • 松本バスターミナル~上高地バスターミナル~上高地~横尾山荘~槍沢ロッヂ

槍ヶ岳登山旅行~3日目(登山2日目)

  • 登山2日目、槍ヶ岳登頂
  • 槍沢ロッヂ~グリーンバンド~槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂~槍ヶ岳山荘

槍ヶ岳登山旅行~最終日(登山3日目)

  • 登山最終日
  • 槍ヶ岳山荘~グリーンバンド~槍沢ロッヂ~横尾山荘~上高地~上高地バスターミナル~新島々駅~榑木野~松本駅

今回の山行データは以下の通りです。

距離44.82km
山行時間17:39:44
移動時間11:27:47
経過時間54:58:17
高度上昇1,779m
高度下降1,780m

寄り道なしの完全なピストンです。この地図を見ていると、穂高にもチャレンジしたくなりますね。

高度はきれいな山型になりました。勾配がある区間の下りはペースが上がっているので、中央右の部分が少しえぐれるようなグラフになっています。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。