イタリア旅行~6日目

起床して、ホテルで朝食をいただきます。それから町の散策に出発。

  

市場の出ている通りを進み、リアルト橋を渡って、サンマルコ広場に到着しました。広場の隅にあるインフォメーションセンターに行き、サンマルコ広場美術館の共通券を買います。

サンマルコ寺院は既に長い行列ができていたので、鐘楼へ登ることにしました。朝早いためか、こちらはまだ比較的空いていました。列に並んでチケットを買い、ゲートを通ってエレベータに乗ります。

 

エレベータの扉が開くと、そこは鐘楼の鐘の真下。眼下にはヴェネツィアの町や干潟が広がります。多少雲が出ていますが、青空も覗いてきて、美しい景色を楽しみます。360度どの方向を見ても絵になりますね。サンマルコ広場を見下ろす景色は、ガイドブックでもお馴染みです。そろそろ降りようかな、と思ったら、ちょうど鐘が鳴り始めてビックリしました。なかなかの大音量です。

続いて、公園でひと休みしたり、溜息の橋を見たり、サンマルコ広場周辺を散策したりして、ドゥカーレ宮殿へ入りました。

中庭を通って館内に入ると、壁や天井に大きな絵画や装飾具が並んで、圧巻です。まさに豪華絢爛と言う言葉が合いますね。

そうした部屋を抜けると、今度は武具を展示するコーナーがあり、さらに進むと牢獄のエリアが現れました。華やかな空間から空気が一変して、まるでRPGのお城にいる気分です。何もない牢獄や冷たい鉄格子、板のベッドなどを見学します。溜息の橋から外を覗いたりもしました。

ドゥカーレ宮殿を出たら、ジェラテリアにてコーンのジェラートを買います。フレーバーは、ピスタチオとコーヒーにしました。

ブラブラと町の中を散策し、次に入ったのはコッレール博物館。中は考古学博物館とマルチャーナ図書館と繋がっており、知らないうちに複数の博物館を移動していました。

 

コッレール博物館では、ヴェネツィアの商人たちのものと思われる彫刻やコイン、肖像画、調理器具など、様々な展示を見ることができます。

考古学博物館では、エジプトのミイラや壺などが展示されていました。マルチャーナ図書館では、大きな地球儀と重厚な書物が壁一面に並んでいました。昔の世界地図を見るのは面白いですね。

続いて、サンザッカリア駅からヴァポレットに乗船します。券売機でICチップ入りのチケットを購入。券売機はクレジットカード決済が楽で良いです。最初、トークン形式なのかな、と思っていたら、普通の紙チケットでその中にICチップが内蔵されているようです。

向かう先はリド島。離島行きですが、路線は主要路線なので、なかなか混み合います。結構な満員船状態です。途中数駅に停船し、15分くらいでリド島に着きました。

リド島は本島に比べて、かなり閑静です。高級リゾート地と言うこともあって、街並みもどことなくお洒落です。駅併設の売店で飲み物を買ったら、まったりと散策します。北の方へ伸びる湾曲した波止場がお気に入り。青い海とリド島の風景が、きれいにフレームに収まります。

居心地は良いのですが、ぼーっと景色を眺める以外にすることがないので、そろそろ本島に戻ります。海の上から眺める鐘楼は新鮮でした。

夕食はどこかオステリアにしようかな、と思いつつ、Self Serviceと言うセルフサービス形式のレストランにしました。気になるものをどんどん載せていったら、かなりのボリュームに。がっつり食べて、少し胃がきついくらいに満腹でした。

日も暮れてきたので、ホテルへ戻ります。ホテルは中心部から離れているので、地味に時間が掛かります。しだいに暗闇が増えていき、ヴェネツィアの町はすっかり夜の色になりました。水路に落ちる家々の明かりが温かくて良いですね。中心部ではないためか、夜になると人通りは少ないので、落ち着いた雰囲気になります。

ホテルに戻ったら、22時30分ごろ、就寝しました。

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