高尾山に登ってみた

2018年04月26日、高尾山に登ってきました。日帰りで気軽に登れる山を探していたのですが、電車の駅から至近ということで、高尾山に決めました。

登山と言えば朝早いものですが、のんびりとして9時30分ごろ家を出ます。南武線で分倍河原まで行き、そこから京王線で高尾山口まで行って下車しました。天気は快晴で絶好の登山日和。

 

駅から数分歩くと、ケーブルカーやリフトの清滝駅が見える広場に出ます。そこから1号路を探して、登山を始めます。普通の道路を少し行った先に案内があるので、少し迷ってしまいました。

 

1号路は薬王院の参拝路ともなっているようで、道は舗装されており、道のわきには寄進された石像などが並んでいます。花はシャガの花が目立ちますね。白と紫の花弁が、参道を彩っていました。

 

天気が良かったので、新緑がとても眩しく、気持ちいいです。ただ勾配は思ったよりきつくて息が上がります。途中はかなりスローペースで歩きました。ケーブルカーの高尾山山頂駅が見えると、勾配はほぼなくなります。

 

ここからは登山というより、寺社の境内をお参りしている感じですね。たこ杉やひっぱりだこを眺めたり、途中の開けた場所から、平野を見下ろしたりしました。ここは山頂より眺望が良いかもしれません。

また、平日ということもあって、小学生の遠足とよくすれ違います。目を見てちゃんとあいさつしてくれる子はこちらも気持ちいいのですが、ただ「こにちわーこにちわー」と言葉だけ吐き出しているのは、どうにもう~んと言う気持ちになりますね。

   

それから浄心門をくぐり、神変堂を見て、男坂を登ります。やがて山門にたどり着き、御本堂と御本社でお参りしました。そこから少し歩くと、高尾山山頂に到達です。

  

というわけで、高尾山山頂に着きました。標高599.15メートル。山頂はそこそこ広く、大勢の人で賑わっています。平野の方を見渡せば、そこには多くの街が広がりますが、向きを変えると山々が連なり、山のど真ん中にいる気分になります。

ちょうどお昼時でしたので、曙亭にて高尾山名物の冷やしとろろ蕎麦をいただきました。蕎麦にたっぷりととろろを絡めつつ、ひんやりとした汁で口に放り込みます。座った席から正面に山々の姿が見えて、とても気持ちいいです。

お腹を満たしたあとは、ファミリーに写真撮影を頼まれたりしつつ、いよいよ下山開始。帰りは6号路を使います。こちらは所謂山道ですね。木の根や岩などが剥き出しになっている道を下っていきます。

1号路は後半が平坦ですが、その分ケーブルカー区間の勾配がきつくて疲れます。登りは6号路のほうが良かったのかもしれません。

6号路はほとんどが沢の隣を歩く形になるので、涼しくて良いです。この日も若干暑く感じるはずの気温でしたが、6号路を下っている時はまったく暑さを感じませんでした。

だいぶ下りてきたところで、看板を見つけた琵琶滝に寄り道。もう少し大きい滝を想像していましたが、わりと小振りな滝でした。修行にも使うらしく、近くには小さな御堂もありました。

下山した後は、少し一般道を歩きます。お地蔵様が並ぶ姿などを見つつ、5分ほどで元の広場に戻ってきました。近くにある温泉に心惹かれましたが、先の予定があるので断念して、高尾山をあとにしました。ちなみに、往路も復路も所要時間は、1時間程度でした。

登山メインのお出かけは、本当に久しぶりでした。これからもちょくちょく楽しんでいけたらと思います。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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