「耳をすませば」聖地の聖蹟桜ヶ丘を探訪

2018年04月26日、映画「耳をすませば」の舞台モデルとなった、聖蹟桜ヶ丘を探訪してきました。1995年公開の映画ですが、主人公たちの年齢と、当時の自分の年齢がほぼ重なっていたので、将来の夢を抱く部分で色々と感じるところがあって、思い出深い映画です。ラピュタ、魔女宅、耳すま、を好きなジブリ映画3作として、良く挙げてきました。

 

まずは、京王電鉄聖蹟桜ヶ丘駅のプラットホーム。車両のカラーリングとかはそのままですね。雫が出た出口は西口でしたが、実際には西口は見当たらず、恐らくは北口なのだと思います。

 

外に出ると、ちょっぴり曇り空。来る前には晴天だったので少し残念。雫と同じく、駅前の景色を楽しみつつ、左手に進むと、青春のポストがあります。その隣には、町の散策マップ。「耳をすませば」所縁の場所も載っています。

それから、さくら通りを真っ直ぐ進んでいきます。ここの景色も映画とほぼ同じですね。しばらく進むと大栗川に出ます。ここを渡るといろは坂になります。

 

やっぱりあの坂道を登っていくシーンは印象的ですよね。なので、いろは坂は楽しみにしてきました。入口の部分はまさに映画のシーンとうりふたつ。そして坂道を登っていくシーン、実際には谷側に歩道はないのですが、大栗川に掛かる橋の歩道がそれに良く似ており、それらを合わせたのだと思います。

 

そして階段のシーン。実際に目にしたときは、思ったより短いな、と言う印象でした。でも、階段を登り進めていくと、長い階段が現れました。てくてくと登って、頂上に到達。映画と違って、階段の入口からの眺望はあまり開けていません。でもある程度下っていくと、いろは坂の九十九折の道路など、映画と同じ光景が広がります。

眼下に広がる街並みを眺めつつ、雫みたいにわーっと階段を駆け下りてみたかったのですが、前述の通り木々などで眺望が塞がれるので、まったく同じ光景にはなりません。別の箇所にある階段からは街の光景をばーっと見渡せるので、映画ではいろいろと上手く切り取っているんでしょうね。

その後は、杉村が雫に告白した金毘羅神社へ向かいました。街中にある小さな神社で、社殿の周りの光景は、映画のシーンそのものでした。神社には、映画の舞台になったことにちなんで、恋みくじが設置されていました。

「耳をすませば」の聖地巡礼情報は、ネットで検索すればたくさん出てきますし、他の舞台も巡れますが、とりあえず見たかった場所は見られたので、今回の聖地巡礼はここまでとします。実際に映画に出ていないシーンでも、蔦に覆われた家屋など、街の雰囲気を感じる色々なモチーフがあって、楽しかったです。

「耳をすませば」の聖地巡礼は、昔から行ってみたいな~、と思ってきましたが、映画公開から20余年越しの実現となりました。記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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