湖西連峰の座談山登山

2019年10月14日、湖西連峰にある座談山を目指して、登山してきました。もともと伊吹山に行くつもりでしたが、夏期以外は公共交通機関でのアクセスが無理だったので、名古屋から行ける低山を探した結果、座談山へ行くことにしました。

名古屋から東海道線に乗って二川駅まで移動します。名古屋は雨が降っていましたが、二川の方は降っていなくて助かりました。低山ということで雨具も無しの舐めまくりの装備でしたので、雨の状況によっては取りやめる予定でした。

 

二川駅から歩いて伊寶石神社に向かいます。賽銭箱の手前に木の実が可愛らしく並べられていました。登山の無事を祈願したら、いざ二川自然歩道を歩きます。

 

緩やかな上り坂が続きますが、時折急登も現れます。道は基本的に歩きやすいです。20分ほど歩いて、東山(松明峠)に出ました。

   

標高258メートルですが、平野を見渡す光景は気持ちが良いです。少し休憩したら、先へ進みます。道が狭くなりますが、稜線歩きなので眺望を楽しめます。35分歩いて風越峠に着きました。ここから上り坂と平坦な道の分岐がありましたが、せっかくなので上り坂を選んでみました。ただそれほど景色が良いわけではないので、平坦な道を進んだ方が良かったかな。

 

稜線歩きが終わり、周りの木々が高くなって少し鬱蒼とした雰囲気になります。およそ20分ほど歩いて、二川テレビ中継所に出ました。道中ちょっとした岩場登りもありますが、ハギなどの花も楽しめました。

  

二川テレビ中継所のある場所には、花壇やベンチがあり、休憩できるようになっています。花壇にはアキノノゲシなどが咲いていました。

そこから5分ほど歩いたところが、座談山の山頂です。標高309メートル。山頂を示す看板もなく、鉄塔が建っているだけで、少し味気ないですね。眺望は開けているので、浜名湖を含む湖西市の平野を望めます。

座談山の山頂はベンチもないので、早々に下山します。来た道を戻り、葦毛湿原との分岐点まで来たら、葦毛湿原側へ下ります。だんだん日が下りてきて、寂しい雰囲気になっていきます。

   

40分ほど歩いて、葦毛湿原にやってきました。こちらは、ミニ尾瀬とも言われているそうです。だいぶ暗くなっていますが、まだ散策できるので、木道を歩いて湿原の草花を楽しみます。スイラン、イワショウブ、マアザミ、サワヒヨドリ、そしてシラタマホシクサの群生を写真に納めました。

ここから長尾池方面に抜けるのですが、わりとすぐに抜けられると思っていたら結構歩くので、道が正しいのか不安になり、一旦戻ってしまいました。山の中で日が落ちてくると、不安感がかなり増しますね。

その後バス停まで着いた頃には、すっかり真っ暗でした。低山ということで、ガバガバすぎる計画だったことが反省点です。シーズンではないためか、休日でしたが、道中誰にも遭いませんでした。

今回の登山データは、以下の通りです。

距離 7.61km
時間 03:13:37
高度上昇 467m

最初はピストンのつもりでしたが、思いのほか距離があったので、葦毛湿原側に抜けて、バスで豊橋まで帰りました。

今回は低山の縦走みたいな形になったので、高度グラフが面白いです。でも最初と最後以外は、そんなに高低差なかったんですね。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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