日暮れのレナード彗星等

2021年12月19日17時20分から18時すぎに掛けて、日暮れのレナード彗星を観測してきました。前回の観測は明け方でしたが、再接近後は日没後に見られるようになります。高度が低いので見られるか不安でしたが、目印となる金星の高さを見て観測可能だと判断し、近所の公園で観測しました。

ISO-1600/f11/露光時間2.5秒/焦点距離300mm

前述の通り、今回は金星を目印にできるので、比較的探しやすいです。金星から左に移動して、土星の真下あたりを狙って導入します。撮影した画像を確認すると、いて座62番星の左を流れていました。写真の左側にある薄いぼやっとした明かりが、レナード彗星です。

ISO-8000/f6.7/露光時間0.001秒/焦点距離300mm(画像トリミング)

続いて、レナード彗星導入の目印とした金星を撮影してみます。前回はピント合わせを失敗しましたが、今回は無事欠けている様子を撮影できました。

ISO-1000/f6.7/露光時間0.625ミリ秒/焦点距離300mm

最後に月を撮影します。ちょうど12月の満月で、コールドムーンと呼ばれています。月はお手軽に近所の公園でも楽しめて、良い天体コンテンツです。

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