八丈島旅行2024

2024年05月25日から27日にかけて、八丈島を旅行してきました。前回は2008年なので、16年ぶりです。元々のきっかけはANAのマイルが期限切れを迎えそうだったため、少ないマイルで交換できる近距離の行き先として選んだことです。そして数年前に登録したものの一度も使えずにいた「しまぽ通貨」を、今回活用してみました。宿泊先とダイビングサービスの両方で利用可能でしたので、利用予定金額に合わせて、30,000円分を購入です。30%分が東京都の補助金で賄われるので、30,000円分を21,000円で購入できてお得です。

初日、羽田空港に向かいます。荷物の自動チェックイン機にザックが上手く認識されなくて、有人カウンターでチェックインしました。機械の規定重量を超えていても、比較的軽量な荷物は、上手く認識されないケースが多いように思えます。沖止めなので、バスに乗って機体まで移動します。フライト自体は1時間なので、飛んだと思ったらすぐに降下が始まります。

八丈島空港に着きました。手荷物が出てきたのが最後の方だったので、結構待ちました。ロビーに出ると、名探偵コナン黒鉄の魚影のポスターが出迎えてくれます。もう1年経ちますが、さすがコナン……!ダイビング器材など、登山に不要な荷物はコインロッカーに預けておきます。空港の外へ出たら、さっそく登山の準備を済ませます。空港から直登するあまり一般的ではないルートなので、登山口探しに少し手間取りました。下の方は晴れていますが、上の方がガスが掛かっていて、眺望は厳しそうですね。好転してくれることを願いつつ、山行開始です。

八丈富士登山の様子は、こちらの記事をご覧ください。

登山を終えて空港まで戻ってきたら、コインロッカーに預けた荷物を回収します。それからタクシーを呼んで宿まで移動します。八丈島はあまりタクシーの台数が走っていないそうで、乗車中も次々と予約が入ってきました。今回はタイミングが良かったですが、タイミングが悪いとそこそこ待ち時間が発生することを織り込んでおく必要があります。

今回お世話になる宿は、ロッジオーシャンです。チェックインを済ませたらしばらく寛ぎます。風呂とトイレは共用ですが、朝食付きでリーズナブルな宿です。

それから夕食のため、歩いて護神交差点付近まで移動します。八丈富士登山中の負傷のため、絆創膏を調達したかったので、あめのもりに立ち寄ります。色々とあって、ここで食料調達して夕食でもいいかな、と思いました。

港町食堂にて夕食をいただきます。注文したのは、尾長鯛刺し、鶏唐揚げポン酢、岩海苔の段々めしです。お酒は、生ビールと角ハイボールにしました。島焼酎も気になりましたが、翌日ダイビングなので控えておきました。

21時ごろ宿に戻って、風呂に入ります。怪我をした右膝部分は染みますが、とりあえず大丈夫そうです。その後はお酒が回って軽く寝落ちしていましたが、23時手前に目が覚めたので、ナナニジを見て、そのまま就寝です。

2日目、7時ごろ起きて朝食をいただきます。そして9時からダイビングを楽しみます。

ダイビングの様子は、こちらの記事をご覧ください。

16時45分ごろ、宿に戻ってきました。しばらく休憩したら、お出かけします。護神交差点方面へ向かう前に、底土港方面を軽く散歩しました。

何となく入ろうと思っていた店は、予約満席で入れず。少し離れたところまで歩いて、元気くにまつに入店しました。様々な味を楽しめるお通し5品、お刺身三点盛、いかのうにかにみそ和え、明日葉の天ぷら、そして梅茶漬けで〆です。お刺身は鰹はしょうがで、他の2点は島唐辛子を薬味にいただきました。明日葉は久しぶりに味わった気がします。そして明日は特に予定がないので、島焼酎を堪能します。情け嶋(麦)、黒潮、一本釣りをいただきました。そして島流しは残量が少しだったので、サービスでいただきました。それぞれに味の個性があって面白いですね。

21時20分ごろ、店を出ました。焼酎3杯ちょい飲むとさすがに酔います。半袖でしたが、さすがに夜風は少し冷たいです。空を見上げると、雲はあるものの星が見えたので、宿に戻ってからミラーレス一眼を持ち出して撮影してみました。でも手持ちだと0.5秒が限界ですね。

部屋に戻った後は入浴を済ませ、布団で横になったら転寝していました。鬼滅の放送前にたまたま目が覚めたので、鬼滅を見てから0時手前に就寝しました。

最終日、この日はフリーで、レンタサイクルを借りて島内を巡り、温泉などに寄るつもりでした。しかし南風が強くて飛行機が結構するリスクがあります。一方で確実に帰れそうな手段として、フェリーがありますが、諸々の条件を勘案する必要があります。前日の夕方から色々と考えていました。

  • この日より翌日の方が天候が悪化する可能性が高い
  • 島の天気も、降雨時間帯が多い予報が出ている
  • 帰りの飛行機は期限切れマイルを使って特典航空券で購入しており、通常なら悪天候理由によるキャンセルはマイルが返却されるが、期限切れの場合は返却されない
    • 別の便への振り替えは可能だが、旅程的に現実的ではない
    • 別の特典航空券に変更するという方法は、ディスカウントマイルキャンペーンで購入という事情のため、期間が限定されてしまい、実質不可
  • フェリーなら確実に帰れそうだが、出港時刻が飛行機第1便の出発から40分後であり、空港と港の位置関係上、飛行機の結果を待ってから切り替えるのはリスクが大きい

全ての要素をある程度満足いくように満たせる最適解はなさそうなので、妥協が必要になります。今回は確実に東京へ帰ることを最優先に考えました。航空券の期限切れマイル分は捨てることにして、フェリーの乗船券を前日の段階で購入済です。ちなみに結果としては、飛行機は3便とも通常運航して、雨もあまり降らなかったようです。なので当初の予定通りでも結果だけ見れば問題なかったのですが、リスク判断の良し悪しを、結果ベースで行なってはいけません。翌日は2便目、3便目が欠航となったので、紙一重だったともいえます。

朝食をいただいたら、荷支度を済ませて、チェックアウトしました。

歩いて底土港へ向かいます。フェリーを使うことを計算していたわけではないですが、結果オーライです。底土港船客ターミナルに入って、乗船券と引取ります。こちらにも名探偵コナン黒鉄の魚影のポスターがありました。

しばらくターミナル内で待った後、橘丸に乗船しました。船内は空いています。2等和室でしたが、同室は1名でした。御蔵島、三宅島に寄港し、その後は一路竹芝桟橋へ向かいます。

約10時間の船旅になります。ずっと曇天かと思いましたが、御蔵島手前までは意外と青空が見えて、真っ青な海の色を楽しめました。

船内でのお楽しみイベントである食事は、岩海苔ラーメンと小笠原レモンチューハイをいただきました。自販機では、柿の種やじゃがビーを買ってつまみました。外はだんだん曇天となって景色も微妙になってきたので、部屋に戻ってダイビングのログブックを付けたりしていました。

19時45分ごろ、竹芝桟橋に着きました。これで今回の旅行はお終いです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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