2024年08月15日、好日山荘にて、剱岳のアタックザック用に「メイフライパック22」を購入しました。サブザックとしては既に「ウルトラシルナノデイパック」を持っているのですが、さすがに往復6時間のアタックには使いづらいかな、と思い、新しく買い直しました。「ウルトラシルナノデイパック」自体は収納時に超コンパクトになるという利点があるので、飛行機移動を伴う山行旅行時の機内持ち込み荷物などに活用していきます。
さて今回のアタックザックの要件ですが、調節可能なチェストベルトとウエストベルトがあることです。長時間のアタックとなり、且つ岩場など不安定な地形も歩くので、なるべくザックが振られないように体に密着させたいです。あとは、肩紐が食い込まないように幅広なショルダーハーネスが欲しいです。要件を満たすものは幾つかありましたが、最終的にはフィーリングで決めました。追加で小物などをセパレートできるといいかな、と思ったのですが、アタックザックには基本的に備わっていないようです。後述しますが、そうした場合はスタッフバッグを使って仕分けるのが筋らしいです。
実際に使ってみてその他に気づいた点としては、メインの収納の底部分に型が付いているのがありがたかったです。底がしっかりとするので、荷物を収納しやすいです。あと今回は使わなかったけどサイドポケットも500mlペットボトルを入れるのに便利です。背面のデイジーチェーンも上手く使いこなしたいですね。
なお、こちらを購入した時にはまったく気に留めていなかったのですが、雨天時のザックカバーがありません。ザック自体は薄手で乾きやすいですが、防水機能はありませんので、濡らしたくないものは防水機能を備えたスタッフバッグなどに収納する必要があります。今回は準備できないまま山行に臨み、見事に雨に降られて中身がびしょ濡れになりました。
造りがしっかりしている分、収納時のサイズは「ウルトラシルナノデイパック」よりだいぶ大きくなりますが、それでも十分コンパクトです。これから登るであろう山々では、アタックザックを活用できる山も多くなりそうなので、活躍してもらおうと思います。