2022年10月15日、日光白根山を登山してきました。家を5時すぎに出て、8時30分ごろ東武日光駅に到着し、そこからバスを2本乗り継いで、11時手前にようやく登山口となる日光白根山ロープウェイに到着です。沼田経由でも行けますが掛かる時間に大差はなく、日光経由の方が早い時間に着くので、そちらを選びました。新幹線から距離があるので、お金を積んでもなかなか時間は短縮できません。
まずは日光白根山ロープウェイに乗って山頂駅を目指します。スキー場のゴンドラなので、1組ずつ乗車するスタイルです。ロープウェイからは紅葉する山肌を堪能できました。奥には丸沼の姿も見えます。若干日が陰ってしまったのが残念でした。
山頂駅に着いたら、広場を軽く散策。これから登る日光白根山が、目の前にドンと鎮座しています。二荒山神社の大鳥居をくぐって登山開始です。拝殿手前の右手に登山道への入口があります。しばらくは平坦な道が続いて歩きやすいです。特に登山装備も必要としない遊歩道ですね。この周辺では紅葉はあまり見られません。避難小屋の手前から、上りが始まります。大日如来を拝みつつ、七色平分岐を越えます。
その後はしばらく緩やかなアップダウンを繰り返しながら、樹林帯の中を歩きます。この辺りが一番きれいに紅葉を楽しめます。ただ道は狭いので渋滞しがち。
平坦な道が終わると、徐々に勾配が増してきます。やがて樹林帯を抜けると、一気に視界が開けます。
登り始めは太陽も見えていたのですが、残念ながら今ではすっかり曇天です。それでもここから見渡す山々の紅葉は美しいです。足元は火山性の砂利なので滑りやすく、注意しながら登ります。人がたくさん集まっているピークが見えてきたので、もうすぐ山頂かと思っていたら、ひとつ手前のピークでした。
このピークを一旦下って山頂を目指します。山頂部分は岩登りになります。それほど難しくありませんが、足を踏み外したら危ないので慎重に登ります。山頂は広くないので、列を作って順番待ち。その途中、青く染まる五色沼を望むことができました。山頂では山頂看板と三角点を撮影して下山します。
先ほどの一つ手前のピークに戻って、ゼリー飲料で補給を済ませます。少しまったりしたいところですが、人も多く何より寒いので、早々に下山します。下山する頃にはガスが押し寄せて、すっかり白くなってしまいました。曇天とはいえ、五色沼を見られるタイミングだったのは、ギリギリ運が良かったのかもしれません。
下山中は雲は広がっていたものの、時折日が差して、紅葉を鮮やかに照らしてくれました。下山時に撮影した写真の方がきれいかもしれません。
ロープウェイの帰りの時間に間に合わないことを危惧して往路はややハイペースだったため、だいぶ時間に余裕ができました。3時間程度で若干歩き足りない感じだったので、登山口のひとつ手前にある分岐から自然散策路に入って寄り道します。
何となく平坦な道だろうと思っていたら、予想外の登りが出迎えてくれます。こちらは登山者がほとんどおらず、散策者がメインですね。途中展望台などに立ち寄りつつ、15分ほどの散策を楽しみました。
下山後は二荒山神社に安全下山感謝の参拝して、ロープウェイで山麓駅に下ります。ゲレンデはサマースキーを楽しむ人たちで賑わっています。バスの時刻まで余裕があったので、レストハウスで遅めの昼食をいただきました。牛もつ煮込みうどんと焼きおにぎりのセット。登山後の空腹が満たされます。
その後はバスで日光の宿へ向かいました。事故渋滞に巻き込まれて1時間以上遅延しましたが、無事今回の登山は終了です。
山行データはこちらをご覧ください。
距離 | 7.62km |
山行時間 | 3:11:57 |
経過時間 | 3:15:18 |
高度上昇 | 640m |
上りと下り共に、一定のペースで進めた感じです。前回の蓼科山と比べて、獲得標高が150mほど低いものの、相対的に随分と登りやすく感じました。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。