2023年03月07日、関東百名山である石老山を登山してきました。相模湖プレジャーフォレストでアイカツ!のコラボイベントがあったため、近くの石老山も登ってきた形になります。
南武線で立川まで行き、そこから中央線で高尾まで行き、中央本線に乗り換えて相模湖で下車します。若干電車が遅延したことでバスへの接続がぎりぎりとなり焦りましたが、乗車に間に合いました。10分ほどバスに揺られて、石老山入口にて下車します。
ここから石老山橋を渡って登山口に向かいます。登山口まではそこそこ距離があり、街中を歩きます。ちょうど梅が見頃の時期でしたので、道中で白梅や紅梅を楽しみました。天気がよく青空なので、梅の花も映えます。
しばらく歩くと、相模湖病院横の広小路に着きます。ここから本格的な山道となります。日当たりが悪くて地面がぬかるんでいるので、転ばないように注意しながら進みます。少し歩くと、色々な奇岩が現れました。滝不動などの岩の姿を楽しみながら進みます。
すると、階段を登った先に少し拓けた場所が現れました。目の前には蛇木杉が立派にそびえています。お地蔵様に目配せしながら右手に進んでいくと、顕鏡寺の御堂が見えてきます。登山の無事を祈願してお参りしました。
再び登山に戻ります。顕鏡寺とは逆の方向に歩いていくと、右手に登山道の入口があります。若干分かりにくいですが、目立つ案内標識がありますので、見落とすことはないと思います。歩き進めると、土嚢が積まれた工事中っぽいエリアに出ますが、この際に土嚢に沿って歩いていったら、誤った道に入ってしまいました。
正しい道に戻り、しばらく登っていくと、道が二手に分かれます。どちらを通っても山頂に行くようですが、桜山という名前につられて右を選びました。こちらの道は右手の眺望が開けており、道も概ね平坦なので、気持ちよく歩けます。桜山展望台という名前から、桜の時期には美しい光景が広がるのだろうと想像します。今回は時期が早すぎたので枯れ木色でした。
再び上りが始まりますが、途中道幅の広い落葉エリアなどもあり、色々な様相で楽しませてくれます。融合平展望台では、相模湖を見下ろすことができました。手前の木々が視界に被るので、なかなか全景は見えませんが、それでも気持ちいいですね。
それから前衛峰を通り抜け、石老山山頂に到着です。標高702メートル。目の前には富士山が見えますが、残念ながら頭のところに雲が掛かっています。なかなか雲が流れる様子がないので、晴れるのを待つのは諦めました。せっかくの山頂なのでのんびり満喫したいところですが、昼食を買いそびれたこととこの後プレジャーフォレストへ寄ることを鑑みて、休憩もそこそこに登山を再開します。
下山は大明神山経由でプレジャーフォレスト方面へ抜けます。しばらくは歩きやすい道が続いていましたが、やがて岩場の急峻な下り道となります。低山ですがストックを持ってきて正解でした。
下り終えて少し登っていくと、大明神山に到着です。目立つ標識もないのでそのまま通り過ぎるところでしたが、小さな祠と標識の裏にひっそりと大明神山と書かれているのを見て、気づきました。
とはいえ、山頂はあまり広くなく、展望もさほどありません。もう少し進んだところにある大明神展望台は眺望が開けていて、眼前に相模湖を望むことができます。ここが今回の登山のハイライトかもしれません。
この先は鬱蒼とした樹林帯に入って、ひたすら下っていきます。途中に沢のような道を下る箇所があり、足元も滑りやすくて少し怖かったです。
ここを抜けると山道は終わり、舗装路に出ます。相模湖休養村キャンプ場を通り抜けると、やがて一般道に出ます。あとは道なりに進んでプレジャーフォレストを目指します。一般道は歩道がなく路側帯を歩くことになりますが、交通量はさほどないのでのんびり歩けます。プレジャーフォレスト前に着いたところで、今回の登山は終了です。
今回の山行データは以下の通りです。
距離 | 7.77km |
山行時間 | 2:56:17 |
経過時間 | 3:03:32 |
高度上昇 | 621m |
高度下降 | 580m |
石老山入口から登って、顕鏡寺経由で石老山に登頂し、帰りは大明神山経由でプレジャーフォレスト前に抜けるルートでした。大明神山を経由する際に多少縦走ぽくなりますが、基本は下り調子です。山行時間は3時間程度で、サクッと登るのにちょうど良いボリュームです。
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