フレペの滝遊歩道トレッキング

知床五湖のトレッキング後に時間があったので、知床自然センターの裏手にあるフレペの滝遊歩道をトレッキングしてきました。片道20分程度のお手軽コースになります。夕暮れが近いのでヒグマが気になりますが、短いコースですしサクッと回ってくることにします。

知床100平方メートル運動ハウスの隣を道なりに進んでいくと、フレペの滝遊歩道を示す案内標がありますので、左手に進みます。5分ほど樹林帯の中を歩いていくと、やがて辺りが開けてきます。

笹が生い茂る見晴らしの良い平原が広がっています。少し先にはオホーツク海も見えます。しばらく歩くと分岐路に出合いますので、左手に曲がります。

ここを真っすぐ歩いていくと、フレペの滝に到着です。だいたい片道20分くらいですね。フレペの滝は湾の奥にあり、フレペの滝の看板がある場所からはよく見えません。少し先に展望台がありますので、そこから見ることができます。

広大な崖に対して、滝の水量はあまり多くなく、崖を伝う白い筋を探してみると、見つけることができます。ホロホロと流れ落ちる様子から、乙女の涙とも称されています。しばらく景色を堪能しますが、日も落ちてきて且つ海辺ということで風も強く、少し寒さを感じます。

帰りのバスに合わせて、復路につきます。足元を見ると草花も幾つか咲いており、エゾナミキなどを見かけました。先ほどの分岐路まで戻ったら、来た道ではなくもう一方の分岐へ進みます。ぐるっと1周して元の道へ再度合流するコースです。立ち入り禁止である灯台方面との分岐路に出合ったら、右へ曲がります。ずっと真っすぐ伸びる道が気持ちいいです。

その道を真っすぐ進んでいくと、遠くにエゾシカの姿が見えました。途中で逃げるかな、と思ったらこちらへ歩いてくるので、しばらく粘ってみました。近くまで来たら、草むらの中へ入っていきました。首に器具のようなものを掛けていたので、人に馴れているのかもしれません。次の分岐路では間違えて右手に曲がってしまい、2周目を歩いてしまいましたが、GPSの位置情報を見て誤りに気付いて引き返しました。

今回のトレッキングデータは、以下の通りです。

フレペの滝を目指して散策してきました。道は整備されているので、街履きの靴でも大丈夫だと思いますが、未舗装路ではあるのでスニーカー程度が望ましいと思います。ぐるっと1周していますが、元々全体が大した距離ではないので、単純なピストンと比べて大して時間に差はないはずです。海岸へ向かって歩いていくので、高度グラフは徐々に下がっていくすり鉢状になりました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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