2026年09月12日から13日にかけて、戸隠を旅行してきました。主目的は高妻山登山ですが、観光地である戸隠の観光も楽しみました。

1日目、北陸新幹線はくたかに乗って長野駅に向かいます。現地でお昼ご飯を食べたいけど、小腹も空きそうなので、東京駅でやきとり弁当を買っていただきました。

長野駅に着いたら、ファミマで買い出しした後、道路を渡って7番乗り場に行きます。こちらから、観光特急戸隠に乗って戸隠まで移動します。事前に予約済みですが、当日でも空席があれば乗車可能です。繁忙期は分かりませんが、この時期でしたら満席になることはなさそうでした。

奥社前で下車したら、すぐ近くにある奥社の茶屋にて昼食をいただきます。ちなみにこちらは、隈研吾氏が設計したそうです。さっそくメニューを見て、数量限定の古流そばを頼もうとしたら、さすがにこの時間帯では品切れでした。というわけで、おろしそばと、蕎麦の実ビール徳善院を注文です。徳善院はきりっとした味わいだけれども、ピルスナーの苦味とは違う感じで、不思議な風味です。苦味はあるけどスッと駆け抜けていくような、そんな舌触りです。おろしそばも、コシの強さとツルツル感を堪能できて美味しかったです。ビールと併せて程よく満腹になりました。

食事を終えたら、参道を通って奥社に向かいます。大鳥居をくぐったら、ひたすら真っ直ぐ歩いていきます。

やがて立派な茅葺屋根を持つ隋神門の姿が見えてきました。屋根には沢山の植物が生えており、自然と人工物の共生を感じさせます。大体この辺りで参道の中間点になります。

隋神門を通り抜けると、杉並木に囲われた参道が続いています。後半は参道に勾配が出てきて、登っていくのが大変になってきます。以前は戸隠山登山の一環として通っていたのでさほどきつく感じませんでしたが、一般観光の中で訪れると結構長い距離を歩かされていると感じます。

ようやく参道の終点が見えてきました。まずは手前にある九頭龍社に参拝し、続いて奥社に参拝します。奥社が祀っているのは、天照大御神が天の岩戸に閉じ籠った際にその岩を開けて投げ飛ばした天手力雄命です。古事記を多少なりとも読んだことで、こうした神社の由緒に対する解像度が上がりますね。

参拝を終えたら参道を戻って隋神門を少し過ぎたところまで行きます。少しガスが出てきて、杉並木の参道が幻想的な雰囲気になっています。分岐に出合ったらここから鏡池へ向かって歩きます。

鏡池へ向かう道はここまで歩いてきた参道と違い、トレッキングルートという雰囲気です。熊出没注意の看板もありますので、ここから熊鈴を付けます。高低差はほとんどありませんが、普通に山道といった感じで、街歩き用の靴だと歩きづらいと思います。曇天だったこともあってか、道中ではバードウォッチングをしている家族1組に会っただけでした。


鏡池へ通じるまでのルート上には、鬼女紅葉石像や天命稲荷がありますので、立ち寄りました。森の中に突然現れる天命稲荷の千本鳥居は、目を惹きますね。

天命稲荷から少し進むと、分岐に出合います。どんぐりハウスへ抜けるコースと鏡池を一周するコースがありますが、せっかくなので後者を選びました。ただ樹林に囲われている箇所が多く、鏡池を望めるスポットは限られるので、一周コースでなくても良かったかなあ、と思いました。道の中央にある朽ちかけた木道は滑りやすいので注意が必要です。

トレッキングコースを抜けると鏡池の正面に出ます。ガスで真っ白になっており、鏡のような景色は望めませんが、これはこれで幻想的です。どんぐりハウスの近くに公衆トイレがあるので、立ち寄りました。

ここから宿へ向かいます。車道を歩いて下ります。県道36号線まで下りたら、そこを渡って先へ進みます。途中にある稚児の塔などを見学しつつ、30分ほど歩いて到着です。


今回お世話になるのは、戸隠小舎さんです。チェックインをしたら少し部屋で寛ぎ、18時から夕食です。南瓜のポタージュ、野菜のチーズがけ、白身魚のパン粉焼き、ジンジャーポークをコース形式でいただきました。お酒は地酒である七笑いをいただきます。まろやかな舌触りです。地酒を飲みたかったので日本酒を頼みましたが、料理の内容的にはワインの方が合っていたかな、とも思います。

食事を終えたら大浴場で入浴しました。奥社付近に温泉はないので、通常のお風呂になります。部屋に戻ったら少しまったりします。部屋の外の雨音が気になりますが、明日の山行に備えて21時ごろ就寝しました。

2日目、4時すぎに起床し、登山準備を済ませます。5時ごろ朝食をいただき、5時45分に戸隠牧場まで送迎してもらいました。

高妻山登山の様子は、「高妻山登山」をご覧ください。

戸隠キャンプ場のバス停まで歩きます。急ぎ足で大体5分くらいの距離です。観光特急戸隠の最終便が16時20分でしたので、わりとギリギリでした。下山時点で既にネット予約はできない状態でしたので、当日乗車しました。

17時20分、長野駅前に到着です。夕食をとろうと駅前の郷土料理店に入るものの、予約満席で入れず。とりあえず駅前周辺をぶらぶらしてみます。そして最終的に駅前に戻ってきて、地下にある地鶏土鍋ご飯こぐれに入店しました。

野沢菜の天ぷら、究極の出汁ポテト、馬刺し赤身といった地の物を中心に頼みつつ、お酒は下山後ということでまずはカシスビールで喉を潤します。それから馬刺しに併せて地酒ということで、岩波をグラスでいただきます。旨口で辛味がなく飲みやすいですね。

19時すぎ、北陸新幹線あさまに乗って東京へ向かいます。長野以北から来る北陸新幹線の方が移動は速いですが、ゆったりした空間で帰りたかったので、長野始発となるあさまを選びました。21時ごろ東京駅に着いて、今回の旅行はこれでお終いです。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。