LPICレベル3 300~その3

さて、盆休み前半は、すっかりLPICの勉強漬けです。あずき本やクラムメディアの問題演習を中心にこなしています。全ての知識分野を完璧にカバーすることは難しいので、とにかく問題演習に出てくる部分は押さえておき、勘の精度を少しでも上げておきたいですね。前述の問題集では薄かった分野について、自作の問題集も少し作ってみましたが、存外労力がかかります。自分で調べる分、知識も定着しやすいですが、あまり時間がとれない状況だと、見合いません。

クラムメディアの問題集ですが、あずき本とは視点の違う問題が出てきて、役立ちます。ただ、問題文にtypoなどの誤植があったり、複数回答の正否判定が不十分だったりします。解説もあまり充実していませんね。あと、サポートもクソです。結局問合せの返事は返って来ないままでした。的中率だけが売りならば、これだけで評価することはできませんが、期待に対して少し残念な感じです。

ちなみに出題分野ですが、LPIC202の試験範囲を見ると、slapd.confというキーワードが見られるので、コンフィギュレーションバックエンドは、取り扱っていないんでしょうかね。

最後は、試験勉強から離れて、この知識の使いどころについてです。自分は組込み関連のエンジニアなので、LPIC 300の内容が業務に直結することはありません。ただ、部署内のサーバの認証をLDAPと統合するというボランティア作業があるかもしれないので、そこですかね。個人環境においては、認証を伴うウェブサービスを展開して、そのバックエンドにLDAPを用いることで、諸々取り回しが利くように出来ると、面白いかもしれません。

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