ITサービスマネージャ~合否発表(その12)

昨日、秋に受けたITサービスマネージャの合否発表がありました。

午前1 免除
午前2 80.00
午後1 69
午後2 D

ひょえー!D評価でした。やはり圧倒的な字数不足でしょうか。前回のSAは殴り書きした部分を入れれば設問ウが残り100字で、設問イは1200字ほど書いていましたが、今回は設問ウが残り200字で、設問イも900字程度でした。出題の題意を大きく外したかなと思い、公式回答を見ましたが、特に外しているとも思えません。

あとは挙げた対策案がITサービスマネージャとして不適であった可能性ですかね。大まかに、性能劣化に伴いストレージ媒体を増強を書きましたが、これはITサービスマネージャによる対策としては不適切だったでしょうか。

いずれにせよ一番の問題点は、字数を充足できなかったことです。原因はプロット作りに時間がかかる点、途中筆が止まったり書き直しが生じる点になります。対策としては、以下を考えています。

  • 演習回数を増やす
  • ある程度割りきって書き進められるようにする
  • サンプル論文を読む量を増やす

これはITサービスマネージャに限ったことではなく、論文式の試験全体に通ずることなので、次回のプロジェクトマネージャで生かしたいと思います。どうせ内容は大したものである必要はないので、当座字数を充足できるようにしないといけませんね。

D評価の説明文が「出題の要求から著しく逸脱している」なので、多少の逸脱(字数不足)は救済されても、著しい逸脱(字数不足)は駄目なんでしょうね。その境目が気になりますが。

午前2と午後1は自己採点通りなので、特にコメントはありません。

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コメント

  1. hok より:

     お久しぶりです。D判定とは残念でしたね。
     私の予想では、題意に沿ってさえいればどんなに字数が不足して
    いても最低が「C」になると見ています。以下はあくまでもD判定と
    いう事実を前提に後付けで考えた理由ですが、参考までに。

     問題文がインシデント管理プロセスで定められた手順があっても
    起こりうる問題を題材としているところ、データ移行時間という
    サービスデリバリ(キャパシティ管理)に起因する問題を挙げている
    点が「題意を外している」とされたのではないかと推測します。
     手順に不慣れだから時間が掛かった等であればインシデント管理
    プロセス内で対策も可能ですが、データ移行時間は手順通り完璧に
    実施してもどうにもならず、インシデント管理以前にサービス設計
    自体に問題がある、というイメージです。

     なお、私の方は設問ウが2行不足でしたがなんとか合格してました。
    お互い残り4つの区分取得に向けて頑張りましょう。

  2. 匿名くん より:

    はじめまして。
    管理人様の論文ですが、テーマが「問題管理」の範疇になっていると思われます。
    下記に、他所で問3のテーマについて意見していたものがあったので転載させていただきます。

    (抜粋ここから)
    問題文4行目「インシデント発生時に想定される問題への対策を事前に検討しておく」とありますが、ここでの「問題」とは、ITILでいう「インシデント管理プロセスで解決できなかった、問題管理へエスカレーションしたインシデントの根本原因」というよりは、「インシデント対応時のサービス提供者側の不手際」を指していると捉えました。
    つまり、「予防措置について(問題管理)」ではなく、「インシデント対応プロセスの整備」を問われていたと考えます。

    問題文でいうと、「主要な業務システムが稼動するサーバに障害が発生した場合を考える(6行目)」ですが、これについて問題管理だったら、「障害そのものが起きないように手を打つ(CPU使用率閾値超えのインシデントが目立つ→状況調査→CPUを占有するプログラムがあった)」という対応になると思いますが、問題文では「回復の手順に不慣れでITサービスの回復が遅れること」が”想定される問題”とあります。
    つまり、対応策(回復の手順)自体は判明しているのに、もたもたしてうまく行動できなかった、ということですよね。
    よって、「発生したインシデントに如何にスムーズに対応できるか、常に検討しなさい」というのが問3の題意だったと思います。

    ちなみに、上記で書いた問題管理の例は、昨年の午後Ⅱ問3の問題文を参考にしました。
    そう、昨年既に「事前予防的な問題管理」は出ているのです。
    (抜粋ここまで)

  3. bokupi より:

    To: hokさん

    SA合格おめでとうございます!
    やはり字数は多少足りなくても良いのですね。

    そしてうちの論文についてコメントありがとうございます。
    確かに題意であるインシデント管理からずれていますね。
    指摘を受けると理解できますが、自分ひとりの視点ではなかなか気づけなかったです。
    設問ウで問われる、対策がうまく機能しなかった場合について、
    うまい内容が浮かばなかった点も、そこを勘違いしたせいかなあ、と今にして思います。

    問題管理とインシデント管理の違いは意識していたつもりでしたが、
    あらかじめ用意した論文ネタがわりと固まっていたので、
    そちらへ合わせる方向へ、無意識のうちに転がってしまったようです。

    次回のPM試験では気をつけたいです。
    論文試験は、入口で題意を間違いなく汲めるかが勝負どころですね。

  4. bokupi より:

    To: 匿名くんさん

    はじめまして。
    論文に関して指摘いただきありがとうございます。
    自分ひとりの視点では気づけないことが多いので、第三者の視点は非常に助かります。

    引用いただいた文章に書いてある通り、
    問題管理→キャパシティ管理のような経路をたどってしまい、題意を取り違えたようです。

    「想定される問題」として、問題文中で例示しているのにも関わらず見落としてしまっているので、
    まだ基本的なサービスマネージャの感覚が身に付いていないのでしょうね。
    次回、出直したいと思います。

  5. hok より:

    ありがとうございます。
    bokupiさんがおっしゃるように、作っておいた論文に合わせようとして題意から逸れてしまった例なんだと思います。
    自分はいつもネタが一致しないので毎回作文してますが、それはそれでラッキーなのかも知れません。難しいところですね。

  6. bokupi より:

    To: hokさん

    一応「枠」だけを用意して、中身の多くは作文するように心がけていますが、
    そもそも「枠」が外れてしまうとどうにもならないですね。

    演習の積み重ねと、それを正しく添削できる眼を養いたいです。