2021年02月06日、景信山から高尾山へ縦走してきました。6時ごろ、家を出て南武線で分倍河原まで生き、京王線に乗り換えて北野経由で高尾駅にて下車。高尾駅からバスで小仏まで移動しました。2台運行だったので、バスの中は余裕がありました。
バスを下車したら、とりあえずおにぎり1個で腹ごしらえをして、準備体操。10分程一般道を歩いて景信山登山口に到着。ここからしばらく九十九折の道を登っていきます。一部常緑樹が見られますが、基本冬枯れの景色。ある程度登るとう緩やかな上り道になり、周りも開放的な感じになります。薄茶色一色の冬枯れの山、華やかさはありませんが、この時期ならではですし季節を感じられます。
登山口から歩くこと40分弱、景信山の山頂に着きました。快晴の下、関東平野の町並みや奥多摩や山梨方面の山々を見渡すことができます。西の方を見ると、山越に富士山が圧倒的な存在感でそびえています。
さっそくひと休みして、かげ信小屋にて野草の天ぷらをいただきます。振りかけるお塩をいくつかの種類から選べます。マチュピチュインカ天空塩は、アドバイス通り硫黄の香りが独特でした。野草も、葉、茎、実、と食感のバラエティー豊かでした。
山頂付近の日の当たりにくいところには、雪が残っています。また、鬼滅の刃所縁の地ということで、ポスターが貼られていました。
さて、休憩を終えたら、小仏峠に向かって歩きます。200メートル弱を全体として緩やかに下っていきます。主に左手に眺望を楽しめます。冬の低山は晴れていればとにかく気持ちが良いですね。15分ほど歩いて小仏峠に着きました。
小仏峠にはお地蔵さまが鎮座しています。ここから下山するルートもありますが、時間はあるので城山の方へ向かいます。すると少し歩いたところにベンチスポットがあるので、こちらで小休止。持参したチタンマグカップと魔法瓶でコーヒーを淹れます。そして惣菜パンをモグモグ。茶屋が充実しているルートなので、食べ物携行しなくても良かったのですが、念のために持参しました。多少木に遮られますが、富士山も望めます。
休憩を終えたら、10分程歩いて小仏城山へ登頂。電波塔前あたりが結構ぬかるんでいました。
小仏城山の山頂は想像以上に広く、多くの人で賑わっていました。こちらからも富士山を望めます。手前の蝋梅が良い感じに咲いていたので、蝋梅越しの富士山を撮影しました。それから城山茶屋にてなめこ汁をいただきます。う~ん、温まりますね。
腹ごしらえを終えたら、高尾山に向けて歩きます。まずは下り道。こちらも木の陰になるようなところでは、雪が残っていました。15分弱歩いて、一丁平に着きました。展望台が設置されており、向かって右奥に富士山を望めます。
下り終えたら、今度は上り道になっていきます。20分ほど歩くともみじ台に着きました。結構な人で賑わっています。高尾山側から来た人たちでしょうね。そしてここから最後のひと頑張り。階段による急登を越えて、ついに高尾山山頂に到着です。
想像以上に賑わっています。高尾山には3年前にも訪れているので、大見晴亭でソフトアイスを買って食べたら、下山します。
以前は1号路上りの6号路下りでしたので、未踏の4号路を使います。平坦ですが道が狭いので追い越しが面倒です。1号路に比べたら山道ですが、数箇所注意すれば、基本的には緩い道です。吊り橋がこのコースのハイライトですね。
4号路を抜けると、浄心門前に出ます。ここからは1号路に合流するので、1号路で下山します。途中の展望台でビル群を眺めつつ、スタスタと進みます。舗装路ですが、勾配が急なので地味に足先に堪えます。こんな時にはストックがありがたいです。上手く着地で掛かる体重を分散して、リズミカルに下っていきます。30分ほどで下山完了しました。
茶屋で何度か食事をしていますが、締めとしてきっちり食べたいので、紅葉屋本店にて昼食をいただきます。注文したのは、冷やしとろろ蕎麦と瓶ビール。とろろと蕎麦つゆがムース状になって予め混ざっているのは新鮮でした。蕎麦にバランスよく両者が絡んでくれて良いです。
満腹になった後は、帰途へ。ケーブルカーの駅と電車の駅を間違えて右往左往しましたが、高尾山口から京王線に乗って、後は往路と同じ経路で帰宅しました。なお、帰宅後は休日在宅勤務ですので、エクストリーム在宅勤務となってしまいました。
今回の登山データは、以下の通りです。
距離 | 12.25km |
山行時間 | 05:02:47 |
移動時間 | 03:04:37 |
高度上昇 | 793m |
高度下降 | 847m |
景信山登山口から入り、景信山、小仏城山、高尾山を縦走するコースです。ゴールを電車へのアクセスが良い高尾山側にしました。陣馬山や相模湖方面は、昨年春に登ったので、時間に都合もあり、今回は組み入れませんでした。他にも色々なコースがあり、ルートを組み立てるのが楽しそうです。
分かりやすく3つのピークがありますね。手前の景信山から小仏城山、高尾山と順に標高が下がっていきます。コース上に細かなアップダウンはなく、基本的に下りか上りなので、優しい内容でした。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。