2021年9月21日、8年ぶりに満月となる中秋の名月を撮影してきました。最初、20時30分ごろ外へ出た際には雲が掛かっていて見えなかったのですが、21時10分ごろ改めて外へ出たところ雲が晴れていて、見られました。
満月なのでその明るさを表現しつつ、月の模様も出したいと思い、露出時間を変えながら撮影して、こちらの写真を選びました。中秋の名月という文化的側面が強いイベントなので、ススキなど地上の景色を交えた星景写真にしたかったですが、近所には手軽な場所がなく、月のアップとなりました。
ついでに木星の撮影にも再チャレンジ。露出時間を短くすれば、縞模様がどれくらい映るか試してみました。上記の写真は1/2000秒です。結果は、模様は分からず、でした。目を凝らせば見えるような気もしますが……。装備はマイクロフォーサーズレンズ300mm望遠端で、一応真円のシルエットは捉えられていますが、模様を判別するのはかなり厳しいです。マイクロフォーサーズ400mmの2倍テレコンなら何とか縞模様が分かるまでいけそうですが、費用に対して得られる結果が微妙なので、素直に天体望遠鏡にした方が賢明なのでしょうね。