スキーのワイヤーロック

これまでスキー場で盗難被害にあったことはありませんが、数万円するスキー板を手元から離れた場所に長時間置いておくのは、不安があります。そこでワイヤーロックの購入を検討しました。インターネットで調べてみますと、スキー・スノボ用を謳っているものは巻取り式のため、ワイヤー長の調整機能や携帯性などの点で優れていますが、強度に問題があるという記載を複数箇所で見かけました。ワイヤーの強度ではなく、ワイヤーを接続している根本部分の強度です。

それを踏まえて、根本も金属製の汎用的な3桁ダイヤル式のワイヤーロック(Master Lock)を購入しました。巻取りによる長さの調整機能はないですが、スプリング状になっているのでそちらで対応できます。実際にスキー場で何度か使用しましたが、スキーラックの金属のポールとスキーのビンディングの隙間を通すのに程よい長さです。多少頑張ってスプリングを引き伸ばす必要がありますが、そのおかげで簡単に引き抜くことはできません。巻取り式のように絶対抜けない長さに調整することはできませんが、十分に抑止効果はあると思います。

盗難に対する危機意識は人により違うと思いますが、自分はゲレンデの昼食時などでスキー板を離れた場所に置いておく時に漠然と感じていた不安感が、このワイヤーロックのおかげで払拭されました。それだけで購入したメリットがあると考えています。ひとつ残念な点は、地球ロックできるものがないと使えないという点です。この辺はスキー場に頑張って用意して欲しいなあ、と思っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする