2024年02月23日、北上にある夏油高原スキー場で滑ってきました。東北新幹線で北上駅まで行き、10時10分発の無料シャトルバスでスキー場まで向かいます。バスの移動時間は50分程度となります。
スキー場に着いたらリフト券を購入します。翌日も滑るので2日券を買いました。三連休で且つ到着したのが遅かったためか、ロッカーの空きが少なくて探すのに苦労しました。宅配したスキー板を受け取り、着替えを済ませます。今回ツリーランエリアを滑るのに際してヘルメット着用が義務付けられているので、登山用ヘルメットを被りました。登山用ヘルメットは後頭部や側頭部が保護されないので、今回の使用にはあまり適切ではないのですが、今回はこれで間に合わせます。諸々準備が完了したら、ゲレンデへ出ます。
まずは第2ペアリフトでA5コースを滑って足慣らしです。ここは初級コースで滑りやすいです。夏油高原スキー場はやや辛めの難易度設定ですが、ここが唯一初心者向けに思えます。
続いて第1ペアリフトで、ツリーランエリアGARDENに向かいます。開放時間は14時までなので、早めに滑っておきます。最初は入口が結構急に見えてビビッてしまいましたが、コースを意識しながらスピードを殺していけばやり過ごせました。後半は緩斜面になるので、気楽にコース取りを楽しめます。ある程度トレースがあるので、それに沿っていけば問題なく外へ出られます。一方でまだトレースが付いていないけど通れそうなルートを見つけるのも楽しみです。時間が限られているので、クローズ時刻までひたすらこのエリアを回しました。一度少しスピードを出しすぎて、そのまま木をかわしながら進んだのですが、途中で制動が追い付かなくなり、板の後ろを木に引っ掛けて転倒しました。さほど痛みはなかったのですが、右膝に微妙な違和感が1週間後も残っています。制動できる範囲の速度に収めないと駄目ですね。
14時30分ごろ、レストランで昼食休憩をとります。注文したのは夏油かつカレーライス大盛と温泉たまご、一番搾り500ml缶です。さすがに満腹。
食後は再び滑ります。もともと曇天でしたが、さらに雲の厚みが増した感じです。今度は第1ゴンドラに乗って山頂まで向かいました。上の方は霧氷が出来ていて、木々も真っ白になっています。ゴンドラ下車後は向かって左へ出て、滑走を開始します。せっかくなので中級であるA4コースを滑ります。結構斜度があり、左右に大きくトラバースしながら降りていきます。アイスバーン気味で制動しきれないシーンが時々あって怖いですね。A5コースに合流する直前の落ち込みは、一呼吸入れたくなります。
再び第1ゴンドラで上まで行き、今度はA1コース側で滑りました。初級者コースですが、それなりに斜度があります。何かゲレンデマップで見ると、第1ペアリフトと第1ゴンドラの降り場の間でそれほど距離の差がないように見えますが、遠近法効果なのか実際の距離はかなり違い、山頂から滑る距離は十分に長いです。
ナイター時間は第1ペアリフトで、A1コースとA2コースをひたすら回しました。A2コースは短いですが、斜度のある一枚バーンで気持ちよく滑ることができます。雪面もふかふかで横滑りしないので、安心して滑れます。A1コースののんびりクルージングとA2コースのスピード滑走でバリエーションを付けながら楽しめました。
さらにA1コースの脇にはミニキッカーが用意されており、空中にふわっと浮く感覚を楽しめました。コース端にあるので、縁に突っ込まないように少し着地に気を遣う必要はあります。
そんな感じで久しぶりのナイタースキーを楽しみました。何だかんだで最近はナイターで滑っていなかったので、懐かしい感覚でした。
ロッカーへ戻り、着替えや片付けを済ませたら、スキー板とブーツバッグを預けます。保管サービスはレンタル受付のところで、2点併せて800円となります。
身軽になったところで、スキー場併設の夏油高原温泉兎森の湯で、温泉を堪能します。泉質は弱アルカリ単純泉になります。内湯、露天、サウナと設備も豊富で、色々と楽しめます。露天には寝湯もあり、粉雪が舞う中、天に浮かぶ朧月を湯に浸かりながら見上げるのは、贅沢な時間でした。湯上り後はコーヒー牛乳で一服して、19時40分発のシャトルバスで北上駅まで戻りました。
今回の滑走データは以下の通りです。
滑走回数 | 19 |
距離 | 16.09km |
高度下降 | 2,856m |
滑走時間 | 1:15:23 |
経過時間 | 5:29:31 |
平均速度 | 12.8km/h |
最高速度 | 50.3km/h |
三連休なので混雑覚悟でしたが、ゲレンデ自体は想像より混んでおらず、リフトはほとんど並ばずに滑れました。ナイターになったらさすがに並ぶかと思いきや、そうでもなかったですね。ゴンドラはさすがに並びますが、それでも第2ゴンドラは空いていることが多かったです。一方でレストランはかなり混んでおり、遅い時間でないと席を見つけるのが大変そうでした。
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