夏油高原スキー場~2日目

2024年02月24日、前日に続いて夏油高原スキー場で滑ってきました。7時40分発のシャトルバスに乗り、8時30分ごろスキー場に到着しました。前日に預けた荷物はレンタルコーナーから回収します。レンタル客の列に並びますが、途中でスタッフの方がレンタルではなく荷物引き取りの人がいるか訊いてくれるので、別列の場所に誘導されてそこで引き取れます。

準備を終えたらゲレンデへ。第1ゴンドラは結構並んでいたので、第2ゴンドラで上ります。この時ウェアのどこかがビンディングの隙間に絡まってしまい、担いだ板を下ろせない状態になってしまいました。ゴンドラのスタッフの方に助けていただき、何とか解決しました。ちょうど首元に近いところが引っ掛かっていたため、状況をきちんと目視できず、何が引っ掛かっていたのかは分からず終いでした。

第2ゴンドラで上がったら、A6コースで下りつつ、途中にあるツリーランエリアRABBITを様子見します。見たところ急斜面が続いており、転倒する未来しか見えません。RABBITは4段階のレベルのうち、下から2番目のレベル2にグレーディングされているのですが、レベル2の中では最上級という扱いです。合流先のコースがいずれも上級コースということも踏まえて、ひとまず滑るのを止めておきました。見分色の覇気ではありませんが、こういう直感には素直に従うのが吉です。

途中でA6コースの終点で、C3コースへ入ります。結構斜度はありますが、雪がわりとふかふかでコース幅も広めなので制動できます。

下まで降りたらスケーティングで頑張って移動して第1ゴンドラを目指します。しかしスケーティングはなかなか上達できませんねえ。体重を乗せきれていないから上手く滑らないのは分かるのですが、蹴り出しが良くないのか、姿勢が良くないのか、足の置き方が良くないのか、いまいち判然としません。超緩斜面で重力の補助があるときは多少それっぽく滑れるので、何かもう一押しな感じです。

第1ゴンドラで上がったら、ツリーランエリアHEARTに入ります。ここは一番入門レベルとされているツリーランエリアで、唯一のレベル1エリアとなります。傾斜はほとんどないので、気楽に木の間を滑ることを楽しめます。とはいえ木の密度は中程度にあるので、速度は出しすぎない方が安心です。ツリーランエリアを抜けたら、そのままA1コースで下りました。

再び第1ゴンドラで上がります。そして展望台に登って鐘を眺めます。北上は晴れ予報なのですが、山一帯には雲が掛かっているので、遠くの展望は微妙です。ここからツリーランエリアSUMMITに入ります。展望台の上まで登ってそこから滑っている人たちもいましたが、ちょっと怖いので入口表示のある下のところからトレースに従って入ります。しばらくは細い道が続いて多少はみ出す部分もありますが、スキー板の長さで吸収してくれます。ある程度進むと少し開けた場所があるのでそこで小休止しました。その後は木の間を思うままに縫って進んでいき、A4コースに合流しました。抜けるポイントをもう少し手前にすれば、A4コースではなくA1コースに抜けることも可能です。

その後はA4コースを下ってA5コースに合流し、下まで滑りました。A4コースも一度滑ってしまえば何となくの感覚は掴めます。

レストランが混み始める前に昼食をとろうと考えていたのですが、出遅れてしまったようで既に満席状態でした。仕方ないのでコーヒーで一服したら再びゲレンデに向かいます。

第1ゴンドラで上り、A6コースからC4コースのロングクルージングを楽しみます。一面に広がる霧氷のおかげで白銀に染まった世界を味わうことができます。周囲の山々や麓の平野もうっすら見渡せて気持ちいいです。さすがに鳥海山は見えないですね。

続いて第2ゴンドラで上って、C2コースを滑ります。序盤に一部だけアイスバーンな箇所があって横滑りしました。その後少し攻めてコース脇の上を滑っていたのですが、コース上のバーンに戻ろうと段差を降りたところ、予想以上に高さがあって、ブーツに左足親指を強打しました。以前キッカーの着地でやらかしたときの同じような痛みが走ります。うわー、これはやってしまったなー、と思いながら、とりあえず下まで滑り終えました。ちなみに帰宅後確認したら、すっかり爪が変色していました。痛みというか違和感もあり、翌日あたりまでびっこを引く状態でした。スキー板の長さ的には掛かる程度の高さだったので、もう少しゆっくり進入するべきでしたね。

足は負傷しているものの、中級コースのうちまだ滑っていないB1コースを滑っておきたいので、クワッドリフトで上って滑走しました。後半になるにつれて斜度が増してきます。それでもC2コースよりは滑りやすかったです。

13時30分ごろ、レストランで昼食をいただきます。まだ混んでいましたが、何とか席を見つけました。注文したのは豪豪飯の油淋鶏飯です。ご飯ものをがっつり食べたい気分でした。

食後は再びゲレンデへ。足の負傷があるので、第1ペアリフトや第2ペアリフトを使ってA5コース、A1コース、A2コースで回します。少し風が出ていたのですが、雪質は乾雪なので、雪が砂煙のように舞い上がる光景が印象的でした。一方で空を見上げるとだいぶ青空が見えてきて、景色が映えます。この天気で山頂エリアの景色も見たかったですが、足の件と帰りのバスの時刻の都合から諦めました。

15時30分すぎ、ロッカーで片づけを済ませ、スキー板の宅配手続きを済ませます。そして16時30分発のシャトルバスで北上駅に向かいました。リフト券ICカードの返却をすっかり忘れており、保証金500円を預けたままとなりました。

今回の滑走データは以下の通りです。

滑走回数10
距離14.69km
高度下降2,919m
滑走時間1:02:39
経過時間5:47:13
平均速度14.1km/h
最高速度53.0km/h

1日目は正午からナイターまで滑り、2日目は朝から夕方まで滑ったので、大体似たような滑走データとなっています。1日目は細かく回して、2日目は大きく回した感じですね。最高速度が50km/h超えになっていますが、第1ペアリフトへ向かう際にそのまま加速していった方が楽なので、しゃがんで風の抵抗を抑えたりしながら、結構スピードを出していました。そんなに人口密度が高くないので、スピードは出しやすいです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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