天体望遠鏡のファインダー合わせ

天体望遠鏡のファインダー合わせを行なっていなかったので、先ごろ対応しました。自宅から遠方を望める部分があるので、布団をひっくり返して場所を作り、そこから遠くの建物を使って合わせました。ものすごく遠くまで見えるので、最初はどの建物だか分からなくて照準を右往左往させてしまいます。

最初は30倍で合わせて、いまいちだったので次は100倍で合わせました。それでも合わせる際に多少のブレはありますし、望遠鏡側には十字線がないので真ん中のつもりで真ん中になっていないこともあり、ファインダーでど真ん中に入れたつもりが100倍ではさっぱり捉えられなかったりします。

ただきちんとファインダー合わせをしたことで、30倍ならファインダーからある程度導入できるようになりました。とはいえ、ファインダーも9倍50mm(実視界4.8度)なので、35㎜判600mmより視界が狭くて導入が大変です。これより広い視界は肉眼で見ろということなのでしょうが、カメラのズームレンズ撮影に慣れてしまうとやりづらいですね。

手持ちの接眼レンズが30倍と100倍のみなので、これらとファインダーを補間する接眼レンズがあると、ズームレンズ的な取り回しができて、少しは楽に導入できるかもしれません。なお眼鏡を掛けているので、高倍率レンズはSLVじゃないと厳しそうです。SLVはホイホイと買えるお値段ではないので、SLV10mmを1本買うところからかな、と今は考えています。

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