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安比高原スキー場2日目です。7時ごろ起床して、朝食をたっぷりいただきます。この日は曇天予報ですが、窓の外を見ると青空や日差しが見えます。9時すぎにチェックアウトして、ゲレンデまで送ってもらいました。
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ゲレンデに着いた頃には、予報通り曇天になっていました。リフト券を発券したら、ゴンドラに乗って山頂まで向かいます。そして前日に行けなかったザイラーゲレンデおよびセカンドゲレンデ方面へ向かいます。
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まずはセカンド第1コースとセカンド第2コースを滑りました。前半は中級コースなのでそこそこ斜度があります。後半は緩やかで広めのバーンが広がる初級コースです。ここを滑っている途中で、急にガスが晴れて青空が覗き、麓の様子もばっちり見渡せる瞬間がありました。曇天でも滑ること自体は楽しいのですが、やっぱり晴れた方が気持ちいいですね。夜のうちに降雪があったようで、雪面はふかふかしていました。
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ビスタクワッドで上って、セカンド第1コースを滑り、第2ザイラーCコースに入ります。この辺りで降雪が強くなり、雪が顔に当たって痛かったので、ネックウォーマーを装着しました。純粋に寒いというのもあります。降雪すると雪面はもふもふのモフルンになって嬉しいですが、視界が奪われ気味で雪面の様子が分かりづらくなってしまいます。この時滑っていた場所は、ちょうど両脇を林に囲われたコースで、前後に人が見えず軽く吹雪いていることによる隔絶感がありました。
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コースを滑り終えたら、少し登り返してザイラークワッドのリフト待ちをします。タイミングが悪かったのか、かなりの長蛇の列になっています。リフトでここまで待ったのは、今回のスキー2日間でこの時だけです。
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山頂付近まで上ったら、元のゲレンデ方面へ戻ります。ゲレンデマップを見て薄々気づいていましたが、戻るためには上級コースを下るしかありません。ひえ~、せめて中級コースの迂回路が欲しかったですねえ。右へ行っても左へ行っても上級コース、同じ高低差を若干長い距離で下っているザイラーロングコースを滑ることにしました。
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斜度はありますがコブはほとんどなく、幅もそこそこあるので、何とかパワーでねじ伏せて滑り降りました。コース端まで行っても期待したほど減速しない時はちょっと怖いですね。ターンでの減速に賭けますが、ここで減速しきれないと加速の負債を返せなくてどこかでコケます。幅の狭い上級コースやコブコブの上級コースは滑れる自信がありません。今回の上級コースも一応転ばずに滑りきりましたが、楽しみより疲労感が勝ります。ザイラーロングコースからの分岐路に出合ったら、離脱して初級コースであるセキレイコースに入り、レッドハウスに寄って少し早い昼食タイムです。
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しかし結構長い時間列に並んだので、何だかんだでちょうど良い時間になりました。注文したのは味噌ラーメンと角ハイボールです。窓際に座ったら、隙間から雪が吹き込んできて結構寒く、途中から一度は脱いだスキーウェアを再び着ていました。
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食後はセントラル第2リフトからセントラル第5リフトに乗り継いで、上までのぼります。ここからオオタカコースを滑ってカケスコースに入ります。オオタカコースは上級コースなので、斜度がきついですね。
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その後はリフトも空いてきたので、セントラル第2リフトで6本ほど回します。左右どちらからも滑れるので、バリエーションがあって良いです。コース脇にある木々の間を少しだけ滑って戻ってくるプチツリーランも楽しいです。近くにレッドハウスがあるので、途中トイレ休憩で立ち寄ってコーヒーを一服したりしていました。
最後はマジックフォレストに寄ろうと思っていたら、既にクローズしていて残念。そのままカルガモコースを経由して、安比プラザまで滑り降りました。
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その後は宿に迎えに来ていただき、荷物の片付けを済ませて、スキー板を発送します。それからバスの始発があるANAホリディイン温泉の停留所まで送っていただき、そこからバスで盛岡駅まで戻りました。
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盛岡駅に着いたら、新幹線改札内であるいわてのお弁当で、いわて幕の内やまびこ弁当を購入します。岩手に限らず東北全体のお弁当が置いてあるようです。それから18時50分の東北新幹線はやぶさに乗車しました。ちょうど夕食の時間でしたので、乗車して少し経ったらお弁当をいただいてしまいます。それから仙台までは空いた車内でまったりと過ごしました。
今回の滑走データは以下の通りです。
滑走回数 | 11 |
距離 | 18.96km |
高度下降 | 3,473m |
滑走時間 | 1:18:30 |
経過時間 | 5:54:20 |
平均速度 | 14.5km/h |
最高速度 | 40.5km/h |
スケーティングはなかなか上手くなりません。それでも平地を移動するときは、スケーティングの形で移動するように努めています。とにかく形として身体に覚えさせたいです。全然ぎこちないスケーティングではありますが、ストックと腕の力だけで移動するよりは、幾分楽になっています。
あと片足スキーを試みてみましたが、右足を軸に左足を上げるのは数秒程度といえ出来るのですが、反対の左足を軸に右足を上げるのはまったく出来ません。利き足とか軸足とか何か関係あるんですかねえ。
それから今回スキー場全体を見渡して印象的だったのが、ヘルメット装着率の高さです。何となくボーダーの装着率は高めのイメージがあったのですが、スキーヤーも多くの人が着用していました。よく考えれば最高時速70km/hくらい出る場合もありますし、40km/h程度のロードバイクでもヘルメットを着用しているのですから、スキーでも着用するのが自然に思えてきました。どこかのタイミングで購入しようと思います。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。2日分まとめてのアルバムとなります。