あっという間に試験前日です。これまでの勉強の内容をまとめてみました。
- テキスト読み:694分
- 午前2演習:120分
- 午後1演習:699分
- 論文演習:377分
というわけで、合計時間は1890分、31.5時間でした。論文試験の勉強時間としては、標準的な時間数です。続いて、勉強の具体的な内容について、順に書いていきます。
テキスト読みは、情報処理教科書を繰り返し読みました。この本は重要なことが濃縮されている良書です。冗長な部分がないので、読み飽きることがありません。ただ、1冊の書籍で網羅するには限界もあります。PMBOKのより詳細な内容や、プロジェクトマネジメントに関する用語について、ネットを利用して情報を整理しました。プロジェクトマネジメントは、IT業界だけの話ではないので、特に建設業界は情報が多くて、参考になりました。
続いて午前2演習です。解いたのは、H22、H23の問題と、高度共通のプロジェクトマネジメント編の問題。間違えたところだけ、後でやり直す方法で演習しました。なぜか、H21の問題を解くのを、忘れていました。
午後1演習は、ひたすら問題を解きました。1問あたり30分程度でこなせるので、気軽に演習できて良いです。解いたのは、以下の問題です。★印は、不正解が多かったので、2周目も解きました。問題は、新制度以降の過去問を中心に選びました。
- H23-1/2/3★/4
- H22-1★/2/3★
- H21-1★/2★/3/4
- H20-1★、H17-1★/3
午後2は、昨年書いた演習論文の読み直し、論文骨子作成演習、論文フル演習を行ないました。論文骨子作成演習は、30分程度で章立てベースの論文骨子を作成します。実際の試験では、30分も掛かっていてはアウトですが、この演習では時間を気にせずに、満足するまで書きます。一方、論文フル演習は、実際に2時間以内に、手書きで論文を書き上げます。
今回、論文骨子作成演習を初めて本格的に取り入れましたが、効果ありますね(結果は出てないけど)。論文において、与えられた問題から適切なストーリーを構成する力と、実際に文章に落としながら肉付けしていく力は、別物だと感じました。後者の力は、一旦身につけば、なかなか失われないものだと思います。一方、ストーリーを構成する力は、出題される問題に依存するので、随時鍛えていく必要があります。限られた勉強時間を有効に活用するためにも、今後は両者をバランスよく組み合わせた演習をしていきたいです。
以下、解いた問題。
- 論文骨子作成演習:H7-1/2、H8-3、H22-1、H23-2/3
- 論文フル演習:H21-1、H22-3