相撲観戦

2014年09月27日、日本の国技である相撲を、初めて観戦してきました。以前に歌舞伎を鑑賞しましたが、それに続く日本伝統文化シリーズです。升席で友人と観戦予定でしたが、仕事の都合がつかずに、贅沢にも1人で観戦となりました。

取り組み自体は朝からやっていますが、幕入り後は15時くらいからなので、その辺から見に来る人が多いそうです。自分は16時くらいに両国国技館に着きました。門のところで検札して敷地内へ進みます。ホールを囲うように廊下があり、そこにお土産屋さんとか並んでいます。そのため、ホール内ではなく、廊下にも結構な数の人の往来があります。

席に近い入口を見つけて、そこからホール内へ入ります。ここでも検札みたいのがありました。席を見つけたら着座。端っこの少し変形した2人用の席。あまり広くなく、1人で使ってちょうどいい余裕がある感じですね。そこそこ前のほうなので、取り組み自体は肉眼で見えますが、表情はわからない程度の距離感です。音もそれほど聞こえないので、本当に迫力を求めるなら、溜まり席まで行かないと味わえない感じでした。

テレビの中継の通り、取り組みから次の取り組みまで、そこそこ時間があるので、観戦する側もわりとゆるゆるっとしてます。雑談してたり、席を立って外へ行ったりとか。自分も先の友人と連絡を取るため、外へ出たりしました。ホール内は建物の作りか、人が多すぎるせいか、全然電波が通りません。

で、席に戻ってきたら、知らない浴衣姿のおっさんが座ってました。追い払って着座。相撲観戦しつつも、最近の相撲は不勉強なので、しこ名を聞いてもなかなかピンと来ません。しかし、終盤になってくると、遠藤とか名前を聞く力士が出てきます。

そしていよいよ結びの一番。白鵬と逸ノ城の取り組みです。破竹の勢いを見せる逸ノ城と絶対的な強さの白鵬、これは純粋に勝負の行方が楽しみでした。ぶつかってから、よく動き、勝負は盛り上がりました。結果は、横綱の貫録を見せた白鵬の勝利でした。

最後に弓取式を見て、退場です。一斉に人が動くので、廊下から駅への道まで、大渋滞。トイレに行きたかったので、この渋滞はつらかった……!建物で済ませておけば良かったです。

こうして、初めての相撲観戦を終えました。何となく雰囲気を楽しめて良かったです。次回見る機会があれば、溜まり席で見たいですね。チケット取れるのか分からないですけど。

ちなみにひとつ気になったのが、汚い野次。たまたま変な奴だったのか、一定数いるのか、今回しか見ていないのでわかりません。とても放送できないような内容でしたが、マイクで拾ってしまったらどうするんでしょう。今ではテレビの中継をあまり見ないので記憶が定かではありませんが、客席からの声も一応入っていた気がします。ということを考えていたら、16時くらいから毎日相撲中継を見ていた大学生時代が懐かしくなりました。

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