竜神大吊橋でバンジージャンプ

2016年3月12日、竜神大吊橋でバンジージャンプしてきました。軽いつもりで友人と話していたのですが、思った以上に友人が乗り気となり、トントン拍子に決まりました。

場所は竜神川に架かる竜神大吊橋。バンジーの高さは国内最高となる100メートルです。茨城県の北側にあり、都心からは結構遠いです。バンジーやる人はそんなにいないだろうと思っていたら、予約枠がわりと埋まっており、当初予定していた枠は空いていませんでした。というわけで、事前にウェブサイトで予約しておきました。ちょっと遅めの時間です。お値段は1回15,000円なので、飛べなかったらかなりもったいないです。

上野駅で友人と合流し、ひたち号で水戸駅へ。座席間も広くて快適ですね~。そこから水郷線に乗り換えて、上菅谷で再び乗り換え。支線に入って常陸太田駅に到着です。およそ3時間の電車の旅でした。

ここからさらにバスに乗るのですが、その待ち時間の間に、駅前のテーブルで、水戸駅で買った牛べんを食べました。北で標高もちょっと高いせいか、わりと寒いですね。

駅前からバスに乗って40分ほどで、竜神大吊橋前の停留所に着きました。ここからわりと急な上り坂を10分くらい進んで、ようやく竜神大吊橋が見えてきます。

山間に青く浮かぶ巨大な吊橋。柱の太さなどのスケールに圧巻ですね。袂からは、バンジージャンプで飛び降りる人の姿が見えます。吊橋だけを観光しに来た人たちの見世物になっています(苦笑)。天気は、時折日が差すものの、全体的に曇り空。大自然のなかのバンジージャンプなので、晴れてくれると嬉しかったですが、天気だけはどうにも出来ませんね。

一旦バンジージャンプの受付に向かうも、予約の時間になったらまた来るように言われたので、ぶらぶらと暇つぶし。とは言え、そんなに時間を潰せる場所もないので、手持ち無沙汰。外は結構寒いので、いちごソフトを食べたりしつつ、主にはレストハウスの中で過ごしていました。

時間が来たので、いざバンジージャンプの準備へ。予定が押しているらしく、予約時刻より遅れています。タブレット端末で、色々必要事項を入力し、それからハーネスの装着。準備が完了したら、橋の上を通ってバンジー台へ向かいます。

橋の中央付近に柵扉があり、その脇に付いた階段を下りて、橋の下に接続したバンジー台に入ります。床は金網状になっており、下が丸見え状態です。何というか、橋の下にくっついているこのバンジー台にいること自体が、若干怖いです。

さて、我々が着いた時、バンジー台では、前のグループが飛んでいました。そのうちの1人が怯んでしまって飛べなくなり、何度かカウントダウンが行われるものの、結局リタイアしていました。一度恐れてしまうと、恐怖が増幅されるので、厳しいですよねー。それを思うと、バラエティ番組のアレは、ガチならすごいなあ、と思いました。飛べなかった彼は、長いことこの件でいじられていくんだろうなあ、と思いました。そんな感じのグループでしたし。ちなみにスタッフの話によると、6人に1人くらいは飛べない人が出るそうです。

さて、続いて我々の番です。自分が唯一のバンジージャンプ経験者だったので、トップバッターです。経験しているとはいえ、待っている時は時折足が震えましたし、怖いものは怖いです。というか恐怖を感じなくなったらむしろ危険ですしね。靴が脱げるのが嫌だったので、靴を脱いで飛ぶことにしました。足を固定する器具を付けられ、装備のチェックを終えたら、ゲートの中へ進みます。ここでバンジーロープとの接続を行います。この辺りで覚悟が固まりますね。

縁に立って、眼下を見下ろすと、遥か下に竜神川の水面が見えます。やはり何回やってもこの瞬間は怖気づきます。カウントダウンが始まったので、バンジー!の掛け声に合わせて、体を前に倒して、その後は重力に引きずり込まれるように落ちていきました。

100メートルバンジーは、さすがに落下時間が少し長くて、落ちている時間を意識することが出来ました。重力加速度から計算すると、3~4秒くらいですかね。極限状態だからか、単にスピードの問題か、視界が狭まって中央部分以外には集中線が走ったみたいに見えました。

その後は何回かバウンドして、揺れが収まったら、ウインチで回収されます。まず足を固定している器具のマジックテープを引き剥がします。その後の、上から降ろされた器具をハーネスと接続する作業は、ニュージーランドでのバンジージャンプと同じ方式です。この宙に吊るされた状態は、飛び降りるときとはまた違う怖さがあるのですが、一応経験があるので、見物客に手を振るくらいの余裕は持てました。

回収後は、友人の飛び降りる番を見守ります。わりと飄々とした感じでしたが、飛び降りる直前に少し表情が変わりました。それでも一発で飛び降りることが出来て、さすがでした。これまでバンジージャンプは1人で挑戦してきましたが、友人と一緒に行くと、後で感想を語り合えて楽しいですね。

その後は受付に戻って証明書を貰って終了、なのですが、バンジージャンプの時の写真が欲しくなってしまったので、購入することにしました。で、料金の支払いが受付の所にある券売機で、受け取りはバンジー台なので、余分に一往復するはめに。結構距離があるので大変です。写真が欲しい人は、最初に購入しておいた方が良いです。

その後は、坂を下りて、バス停から数分ほどの場所にある温泉施設、竜っちゃん乃湯へ向かいました。泉質は単純温泉です。露天風呂があったので、涼しい風と温かいお湯の組合せが最高でした。ちなみに、今回入ったのはさくらの湯でしたが、もみじの湯には露天風呂の代わりにサウナがあるそうです。まあ、バスの出発まであまり時間がなかったので、露天風呂だけで十分満足でした。

バンジージャンプ客にはアイスのサービスがあったので、いただきました。バスに乗る前に食べきりたかったので、ちょっと焦り気味にmogmog。

夕暮れの常陸太田駅に着いたら、水郷線に乗って水戸駅へ。帰りは上菅谷での乗り換えはありません。水戸駅に着いたら、駅ビルでお土産を物色。酒の肴に合いそうな直火あんこうを買いました。

その後は五鐡夢境庵へ向かいます。ちょうど梅の時期なので、駅前には鉢植えの梅があったりして、梅まつり仕様になっています。

少し迷いつつも、お店に到着しました。2階の趣ある個室に通されます。さっそく前菜で様々な味を楽しみます。見ため、味、食感、コース料理の前菜は、本当に食を楽しむ感じがして、良いですね。その後も、お造りや、味噌と合わせた常陸牛のステーキなどを堪能します。それからメインのあんこう鍋。締めは、あんこう鍋の旨味をたっぷりと吸った雑炊をいただきます。最後は甘味で、ご馳走様でした。ちなみにお酒は渡舟。純米吟醸なのでまろやかな感じを想像していたら、結構ぴりっと主張するお酒でした。友人が頼んだ別銘柄のほうが、口当たりは良かったですね。

食事を終えて、水戸駅に戻ります。特急の発車まで余裕があったので、エクセルシオールカフェにて、ブレンドコーヒーにて一服します。21時20分に水戸駅を出発して、上野で友人と別れ、品川まで行きました。それから、東海道線で帰途へ。思ったより寒かったので、風邪を引きそうです。北関東の内地へ行くには、もう少し羽織って行くべきでした。

載せきれなかった写真については、こちらをご覧下さい。

ちなみに、今回が4回目のバンジージャンプです。過去のバンジージャンプはこちら。

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