2020年03月23日にミューザ川崎で行なわれた演奏の様子を収めたBlu-rayの鑑賞をしました。受注生産方式で、購入したのはCD2枚組も付く超豪華版です。本公演は平日開催ということもあり、夜公演のみチケットを購入済みでしたが、コロナの影響を受けて無観客下での映像収録となりました。本来は会場開催するはずのイベントなので、カテゴリはステージイベントとしておきます。
前回のオケカツ!で感じていた主旋律の強さですが、今回は目立つ楽器の種類が増えて、オーケストラらしさが増しているように感じました。特にオンパレードからの新規楽曲となる「君のEntrance」や「アコガレカスタマイズ」は、主旋律が隠れるような部分もあり、その分様々な楽器の音色を楽しめて良かったです。また、聴き比べてはいませんが、前回からの楽曲も多少アレンジが加えられているように感じました。既に元があるので、主旋律の強さは残っていますが、少しまろやかになった気がします。
そして今回の目玉のひとつである歌唱担当とオーケストラのコラボレーション。聞いた当初はどうなんだろう、上手くハマるのかな、と思っていたのですが、オーケストラとの相性が良い楽曲が選曲されたためか、違和感なく楽しめました。ミュージカル調だったり、バラード調だったり、そうした曲が多めです。ライブでノリノリな曲は、やっぱり合わないでしょうねえ。
あと、今回の会場でもうひとつの目玉であった、パイプオルガンによる「チュチュ・バレリーナ」、我が家の貧弱なスピーカー環境で鑑賞しても荘厳さが伝わってきて、なおのこと会場で聴いて、全身で味わいたかったです。
昼夜公演、日を分けてそれぞれ鑑賞しました。歌唱ステージはもちろんですが、通常の楽曲演奏でも、やはり映像つきで鑑賞したほうが臨場感があって良いです。CD2枚組のPC取り込みも行ったので、今後の鑑賞は基本PC経由になるとは思います。
そしてパンフレットも読了しました。パンフレットは鑑賞前後のいずれに読むべきか毎度迷いますが、今回は鑑賞後です。楽曲に関連したエピソード紹介は作品を懐かしく思い出せて、歌唱担当のインタビューはその想いや過去、そして今回の裏話が聞けて面白かったです。最後の企画陣の座談会は、選曲プロセスや編曲の方向性など、色々濃いお話も書かれていて、興味深かったです。上述したような鑑賞中に感じていたことの答えが、パンフレット内の端々に出てきて、答え合わせのような楽しさがありました。あと、キービジュアルに、オンパレードのらきさんや、歌唱担当の登壇するメンバーたちが追加されており、そちらの皆さんのオーケストラコーデも新鮮でした。
こうして1st Stageに比べて如実に進化している2nd Stage。情勢が落ち着いたら、いつか3rd Stageも是非開催してほしいと思います。
昼公演 演奏曲目
- カードもともだち!
- 君のEntrance
- ひとりじゃない!
- アコガレカスタマイズ☆
- 「アイカツフレンズ!」BGMメドレー
- STARDOM!
- 裸足のルネサンス
- ドリームステージ☆(歌唱)
- 「アイカツ!」BGMメドレー
- チュチュ・バレリーナ
- Precious(歌唱)
- 荒野の奇跡
- 絆~シンクロハーモニー
- 硝子ドール
- いばらの女王
- タルト・タタン(歌唱)
- Future jewel
- カレンダーガール
- The only sun light(歌唱)
- SHINING LINE*
- [EN] 「芸能人はカードが命」「SHINING ROAD」「カードもともだち!」メドレー
夜公演 演奏曲目
- カードもともだち!
- 君のEntrance
- ひとりじゃない!
- 新たなるステージへ
- 「アイカツスターズ!」BGMメドレー
- MUSIC of DREAM!!!
- 裸足のルネサンス
- ドリームステージ☆(歌唱)
- 「アイカツ!」BGMメドレー
- チュチュ・バレリーナ
- Moonlight destiny(歌唱)
- Dreaming bird
- 絆~シンクロハーモニー
- 永遠の灯
- いばらの女王
- タルト・タタン(歌唱)
- Future jewel
- カレンダーガール
- Forever Dream(歌唱)
- SHINING LINE*
- [EN] 「芸能人はカードが命」「SHINING ROAD」「カードもともだち!」メドレー