スヴァールバル諸島とオスロの旅~2日目

 

2日目、6時すぎに朝食をいただきます。メニュー豊富で美味しいです。朝からバーガーを食べました。その後、ホテルをチェックアウトして、オスロ空港に向かいます。ここから先は、SAS便になります。自動チェックイン機でチェックインを済ませ、バゲージタグを荷物に着けたら、カウンターに並んで預けます。自動チェックイン機を使うのが通常の流れのようです。セキュリティチェックでは、すっかり忘れていた一眼カメラをリュックに入れっ放しで再検査。

搭乗口20から、ロングイェールビエン行きの飛行機に乗り込みます。あくまで国内線なので、無料サービスはドリンクのみ。途中トロムソを経由するので、一旦降機します。フィヨルドの光景が美しくて感動。今回はさらに北へ行きますが、ここが目的地となることも多いですしね。外はひんやりしていて、半袖だと少し肌寒く感じます。そしてスヴァールバル諸島はシェンゲン協定エリア外となるので、出国手続きを行ないます。その後、再び搭乗します。座席は再割り当てされます。

 

トロムソからさらに北へ飛ぶこと約1時間、眼下には雪山や茶色い地表が顔を見せる光景が広がってきました。窓側席ではなかったので、あまり良く見えなかったのですが、何となく南極フライトを思い出させるような光景でした。復路は航路の違いなのか、海上を飛んでいて同様の光景は見られなかったので、見られる時に目に焼き付けておきましょう。

ロングイェールビエンに近づくと、雪がだいぶ減ってきます。海流の関係で、この近辺は周辺に対して比較的温暖なのです。木が1本も生えない巨大な山を真横に見ながら着陸態勢に入っていく様子に、すごいところに来てしまったな……という感動に包まれていました。

沖止めなので、降機したら屋外を歩いてターミナルビルへ向かいます。一旦トロムソで外の空気を体感しているためか、思ったより寒くありません。ただ、この日は天気が良くてわりと温かい日でした。残りの滞在日はこの日よりも寒かったです。

 

ターミナルビルは小さいです。シロクマが佇むターンテーブルを見ながら、預入手荷物を回収しました。ターミナルの外へ出ると、旅行記で何度も見た世界各都市の方向と距離を示した看板がありました。極めて高緯度にあるためか、東京とバンコクの方向関係が理解できませんでした。単純に考えると逆のイメージなのですが。

さて、FlyBusに乗って市内へ向かいます。通常は出発時に運転手が車内を回って料金を徴収する仕組みですが、人が多すぎて車内移動が難しいので、降車時に支払う仕組みになっていました。

 

15分ほどでホテルに着きました。お世話になるのは、Svalbard Hotel The Vaultです。さっそくフロントでチェックイン手続き。スヴァールバルでは、建物に入る際には靴を脱ぐ習慣があります。入口近くに下足箱があるので、靴はそこに置きます。部屋はあまり広くはないですが、清潔で温かくて快適です。

  

この日は何も予定がないので、街の散策に繰り出します。天気は快晴で気持ちがいいです。この後の滞在日は曇天続きでしたので、初日だけでも晴れてくれて良かったです。冷涼な風が吹き付ける感覚にデジャヴを覚えたのですが、いつの記憶だったかはっきり思い出せません。

 

木がまったく生えていない地表やコンテナ風の建物など独特の風景に、最北の地に来たことを実感します。ただ、木は生えていませんが、小さな草花は生えています。草むらを見渡すと、大概ワタスゲが群生しています。ここのワタスゲは綿が大きくて立派ですね。ワタスゲ以外にも、黄色や白、赤などの小さな花も見かけることができます。厳しい自然環境のためか、花は全体的に小さいです。

港に停泊する船を眺めてみたり、北緯78度の太陽を見上げてみたり、目抜き通りに行って無名鉱夫の像を見学したりしました。目に映る光景全てが珍しくて、次々シャッターを切ってしまいます。

 

散策終わりに、世界最北のスーパーで、ポテトチップスとナッツ、コーラ、Hansa2本を購入。シロクマ印のビニールバッグに入れて、ホテルに帰りました。侘しいですが、物価が高いこともあり、本日の夕食はこれで済ませます。Hansaは2本くっついているように見えたのでまとめて買ってしまいましたが、1本だけ抜き取っても良かったみたいです。度数の低いビールなので、アルコール的には大したことなく、お腹に溜まりました。

食後はシャワー等浴びて、就寝しました。外は明るいままなので、遮光カーテンを下ろします。遮光カーテンの効果は絶大で、一気に部屋が夜みたいになりました。

早く寝たこともあり、深夜2時くらいに目が覚めたので、窓の外を覗いてみます。白夜ならではの真夜中の太陽が、空に輝いています。さすがに太陽は低い位置にあり、夕方のような雰囲気です。景色そのものは特別な風景でもないので、白夜を体験するには現地で1日を過ごすしかないですね。

こうして今回の旅の目的の1つである白夜を体験できたので、心置きなく再び就寝しました。

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