スヴァールバル諸島とオスロの旅~5日目

 

5日目、この日はスヴァールバル諸島最後の滞在日。ホテルで朝食をいただきます。ノルウェーの朝食と言えば、タラコのペーストをパンにつけるのが有名ですが、タラコペーストを発見したのでトライ。うーん、これは確かに美味い!最初は合わないイメージでしたが、こんなに合うとは。

  

ホテルをチェックアウトしましたが、飛行機の出発まで時間があるので、街の中を散策します。とは言え、荷物があるので、近場でウロウロ。川辺を歩いていたら、小さな草花が咲いていたので、まだ見ていない草花を探してみたりしました。その後は眼前にそびえる巨大な山肌を眺めてみたり。数日の滞在で多少見慣れましたが、やはり特別な光景だなあ、と感じました。

それから空港行きのシャトルバスに乗って、空港に到着。SASアプリ登録して事前にチェックインを済ませましたが、Baggage Dropで荷物が軽すぎてエラーになってしまいます。でもトレイはないし……。というわけで、結局有人カウンターに並びました。この時別のカウンターにトレイがあったことに気づきましたが、まあ、いいや。

制限エリアへ入ったあとは、売店で水を買って、出発まで待機。30分くらい遅延しました。

 

帰りの便は事前チェックインにより窓側席を確保。理由は行きの便で見たスピッツベルゲンの山々を見下ろしたかったからです。しかし、あいにく雲が多い天気だったことと、そもそも航路が行きとは違うようで、陸の上は長く飛ばずに、すぐに海の上へ出てしまいました。

南へ向かうにつれて、極地特有の低くて重い雲から、見慣れた雲へと変わっていきます。機内サービスはドリンクのみですが、何だかワチャワチャして貰えませんでした。隣の韓国人のおばちゃんが気にしてくれたけど、まあ、いいや。

次第に森と湖が広がる北欧らしい光景が見えてきます。太陽の向きの都合で白飛びしがちなのが、ちと残念。オスロが近づくと街や村が見えてきました。郊外と思われる村の牧歌的風景は、まるで絵本の世界を眺めているようでした。

オスロ空港に着いたら入国手続き。行きはフィンランドで手続きしているので、オスロでの入国審査は初めて。木目調の優しい色遣いが印象的でした。

お昼抜きでお腹が空いたので、空港内にあるセブンイレブンでケバブとコーラを買いました。それぞれ800円と400円。話には聞いていましたが、さっそくノルウェーの物価高の洗礼を受けます。

ここでふとオスロでのプラン概略を考えようと日程を確認したところ、帰国便の航空券の日付が想定より1日先になっています。頭の中が「???」となり、3回くらい確認し直しました。記憶を辿ると、もともと別の日程で金曜復路発にしていたのを、週を変えた際に土曜復路発に変えたのですが、最初の日程の認識のまま、以降のホテル確保等を進めていたようです。というわけで、宿が1日足りません。ネットで調べる限り、予約している宿の延泊は厳しそう。まあ、この規模の街なので、どこかしら宿は確保できるとは思います。

その後は地下へ移動し、flytogetのoslo airport expressに乗車します。券売機でQRコード付きのチケットを購入して、ゲートを通過します。市内は信用乗車方式ですが、空港はゲート式になっています。18時50分に空港を出発して、19時10すぎにオスロ中央駅に着きました。車窓から見えるオスロ近郊は、牧歌的な光景が広がっていました。

19時ごろなので、街は賑わっています。背の高い建物が少なく、空が広いです。まだ明るいこともあり、散策したい気持ちになりますが、滞在期間は丸2日以上あるので、この日はおとなしくホテルへ直行します。

宿泊先は駅前のScandic Oslo Cityです。カウンターで延泊できないか訊ねましたが、当日にならないと分からないとの回答でした。部屋に入ったら、まったりと過ごします。その後シャワーを浴びようと思ったら、お湯がなかなか出ません。タイミングが悪かったのか、他の日はちゃんと出たのですが。23時30分ごろ、就寝しました。

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